武蔵野の季節見つけた 2008年

花花

2008年11月11日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

今日は12月中旬の寒さだったという。日中でも12度までしか上がらなかったようだ。
マイガーデンのアメリカハナミズキとバラの落葉が盛んだ。毎朝掃き掃除をするが、午後には気になるほどに落ちている。
今朝はガーデンの手入れの後、市民農園に向かう。市民農園を始めて10年になるが、秋野菜としては今年が最も豊作だ。
青梗菜、水菜、小松菜、春菊、ルッコラ、サニーレタス、ラディッシュ、小かぶ、バジル、イタリアンパセリだ。
大根とブロッコリーも順調に育っている。土曜日に収穫した野菜は娘二人へ宅配した。
その際、大根とブロッコリーに肥料が必要だと感じた。配合肥料は持ったが、液肥が空だった。
市民農園を通り越してホームセンターに向かい、液肥とガーデニング資材を2、3求めた帰り道に写真の紅葉に出合う。
まだそんな季節とは思っていなかったので意表を衝かれた思いだ。冷たい空気の中、辺りが明るくなるような光景だ。
土曜日からたった3日。この寒さの中でも野菜は生長している。息子宅へ送る分が十分に収穫できた。
植物の営みの確かさを感じた2つの出来事だ。

栗山公園の紅葉


2008年10月16日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

6月からソーシャル・ネットワーキング・サービス [mixi(ミクシィ)]に入会し、バラ好きな仲間との交流をしている。
イギリス好きな仲間にも広がりつつあり、輪は広がっている。仲間のことをマイミクさんと呼ぶ。
そのマイミクさんが参加している武蔵野バラ会のバラ展に行ってきた。
場所は神代植物公園だ。と、なれば、ブランチは深大寺蕎麦で決まりだ。早速美味しい店を検索する。
あるサイトには”うまい店は人によって違う”と 記しているサイトもある。それを言っちゃあお仕舞いよ・・・。
別のサイトに”特Aクラス:わざわざ行く価値のある店”として、 2軒がランキングされている。しっかりメモして出掛ける。
マイママチャリで野川沿いのサイクリングロードを走る。野川の流れは以前にも増して豊かで澄んでいる。
水面には水鳥が泳いでいる。それを狙ってカメラの放列を敷くカメラマンがいる。遠足の子供の姿も多く見られる。
爽やかな秋晴れの下、木の香り、草の香、時に金木犀の香りがして、空気が美味い。
35分で到着。1軒目は木曜定休日だが、2軒目は開いていた。店構えも雰囲気がある。本日第1号の客のようだ。
庭先の緋毛氈を敷いたベンチに席を取る。私は”鴨ざる大盛り”、妻は”なめこおろし”を頼む。
手打ちの実演などを眺めながら待つ。二八の割には色が白目のように思う。それにつけても、良い天気だ。
サイト情報は裏切らなかった。こしもしっかりとして、新そばの風味が漂う。つゆの味加減も好みの塩梅だ。
前回神代植物公園を訪れたのは、丁度2年前のバラフェスタの開催時だ。
あの時は「これからは、年間パスポートを買って、度々来よう。」と会話したことを思い出す。
それが、陽だまり遠征が始まって、それ処では無くなってしまったのだ。人生何が起こるか分からないから面白い。

薔薇と蕎麦 薔薇と蕎麦 薔薇と蕎麦 薔薇と蕎麦

公園裏門前のお店から深大寺の墓地の中を公園のフェンス沿いに正門に回る。バラ園の香が漂う。こんなお墓には入れれば幸せだ。
入場料500円なりを支払い入場。ここは都立の施設なのに諸々の料金が高いと感じる。
正門とバラ展開催の展示室の間のテントで”ミニバラ盆栽展”が開かれている。武蔵野バラ会の会長さんの作品だ。
会長さんはミニバラ盆栽の第一人者なのだ。見事に丹精された作品に思わず和む。白雪姫があれば、七人の侍がある。愉快だ。
マイミクさんとお目に掛かるのは2回目だ。1回目はほんのご挨拶程度の会話しかしていないのだが、
日記を拝見して、そのお人柄が分かっているし、コメントの遣り取りもしているので、旧知の仲のように話しが弾む。
2年前も、もっと以前にもこのバラ展は見ているが、バラ栽培に興味もなかったし、マイミクさんもいなかった。
今回は武蔵野バラ会のホームページで前知識を仕込んで来た。 展示には色々な種類があるのに驚いた。
切花だけでも大輪一花、 房咲三枝、ミニバラ三枝、一重花二枝、香り一輪花など等だし、様々な出展規定があるのだ。
他に鉢植えや盛花の部もあり多彩だ。 驚いたことに審査は毎日幾つかの部門に分けて行われるのだ
私の知る菊や蘭の品評会が大会初日に審査が行われ、それが会期中ずっと展示されているのと異にするようだ。
毎日出品するというのも大変なことだろう。審査風景も見られた。意外とあっさり決まっていくものだ。

薔薇と蕎麦 薔薇と蕎麦 薔薇と蕎麦

私の亡き父は菊の大輪三本仕立や懸崖、福助作りなどを趣味にしていた。毎年500鉢も作り、全国大会にも出品していた。
品評会が近づくとダンボールで覆ったり、電照を当てたりして日照時間を調節するわ、風呂場に持ち込み蒸気を当てるわの騒ぎだ。
葉っぱは一枚一枚、丁寧に拭いてやる。トラックで何十鉢も持ち込み、審査直前には塗り箸で花びらを整えて遣る。
冬は落葉を集めての腐葉土作りから始まり、藁灰が良いの、どこそこの粘土を混ぜると良いのと土作りに励んでいた。
そんな苦労を知っているから、ここへ持ち込むまでのバラ愛好家の努力も良く理解できる。
秋バラだから、出品数は少な目だが、素晴らしい作品が並んでいる。花はもちろん、葉も美しく、病気などあろうはずがない。
盛花の華やかさと言ったらない。自宅に持ち帰りたい気分だ。(写真下左がマイミクさんの盛花の作品)
中でもユニークな企画だと感心したのは、マイミクさんが担当された、”マイガーデンの写真展”だ。
ガーデニングとして、如何にバラを楽しんでいらっしゃるのか、その様子が垣間見られて嬉しい限りだ。
マイミクさんのマイミクさんにもご紹介いただく。こうして輪が広がっていくのが嬉しい。
バラ園も一巡りする。売店でピンクのミニバラに出合い一目惚れ、マイママチャリの篭に収まる。

薔薇と蕎麦 薔薇と蕎麦 薔薇と蕎麦


2008年9月20日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

番外続きであったこの項だが、5ヶ月半ぶりの武蔵野の記事だ。
武蔵境駅北口すきっぷ通りで行われた”武蔵境舞祭”を観た。祭の秋だ。
参加している歌の会の会場の申し込みに武蔵野市中央コミセンを訪れた。
2ヶ月前の同日に事務所に直接出向かないといけないのだ。電話かネットで出来るとありがたいのだが、月2回の行事だ。
帰路、武蔵境駅近くの散髪屋に寄る。ここで武蔵境舞祭の情報を仕入れる。
散髪が終る時間を見計らって妻と待ち合わせる。今週はマイガーデンの徹底改造作戦中で、ブランチの後、園芸店に行くのだ。
ブランチはスキップ通りの洋食屋さんだ。11時30分開店だが、11時10分に押しかけ座り込む。
食事をしていると、商店街の役員達も食事に現れた。昼から生ビールなど飲んで気勢が上がっている。
祭は午後から始まり、こども囃子や花笠踊り、ガムランなどのパレードがあり、夕方からはサンバフェスティバルあると言う。
その内に、花笠踊りのメンバーらしき一団も入ってきて、生ビールでカンパイしている。
そんな様子を見ていたら、祭が見たくなってきた。この店は2階にあり、窓からは通りが良く見える。
窓際の席に予約は入っていないというので、予約をする。楽しくなってきた。
この後、ガーデンセンター(1軒は八王子市内)を3軒巡り、沢山の花木の苗と2つのコンテナを仕込む。

武蔵境舞祭 武蔵境舞祭 武蔵境舞祭

ガーデンセンター巡りから帰り、シャワーを浴びて、ビールで景気をつけて祭りに繰り出す。
沿道には彼岸花も見られた。祭の秋だ。近くの広場に自転車を置き、サンバの音楽に導かれてすきっぷ通りへ急ぐ。
予想以上の盛り上がりだ。華やかにサンバの踊りが展開される。音楽も高らかに響いて気持ちも昂ぶる。
楽器は何種類もの太鼓やそろばんのようなタンバリンなど独特のリズムだ。笛のようなものも鳴っている。
近隣のICUや武蔵野美術大学、東京外国語大学などの学生のサークルの出演だという。
若者達はスタイルも素晴らしいが、弾けるような笑顔とノリの良さも素晴らしい。

武蔵境舞祭 武蔵境舞祭 武蔵境舞祭 武蔵境舞祭

武蔵境舞祭 武蔵境舞祭 武蔵境舞祭

店に入り特等席に席を占め、ディナー開始だ。ワインをいただきながら、待つこと暫し、サンバの音楽が鳴り響き、
ダンサーのダイナミックな動きが良く分かる。別の席の人も窓際に来て一緒に見学だ。
1時間余りで最後の一団が過ぎ去った。店を出て群れを追いかける。オット、黒い衣装のダンサーは・・・。
サンバは終わりを惜しむように商店外の出口付近で30分ほど、観客も一体となって盛り上がりる。
しかしながら身勝手なカメラマンの行動が目立つ。サンバの女性を被写体とする目的は別にあるかのような目つきだ。

武蔵境舞祭 武蔵境舞祭 武蔵境舞祭 武蔵境舞祭


番外
2008年8月2・3日  朝霧高原編
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番外編続きとなるが、今回は朝霧高原のガーデンパーティー&ジャズコンサートだ。
本項7月5日の”山中湖オープンガーデン編”で記した、GARDEN SHEDのオーナーAさんからお誘いを受けたパーティーだ。
朝霧高原の1万坪のガーデンにも、お料理持ち寄りのガーデンパーティーにも、ジャズコンサートにも興味を惹かれる。
主催の長塚氏のホームページと奥様の範子さんの ブログを見せていただき、是非出席させいただきたいと感じた。
厚かましく長塚さん宅に電話をいれ、経緯を説明すると、「どうぞお気軽にご参加ください。」との了解を得る。
我が家の定番料理”鶏のソテー・バルサミコソース”を携え、八王子駅前でレンタカーをゲットし、2時間足らずで朝霧高原だ。
範子さんからご紹介いただいたホテルのチェックインタイムには早すぎる。ロビーで時間を潰していると、1組のご夫婦が到着した。
互いに何となく会釈する。「同じパーティーの参加者だな。」とピンと来る。
ガーデンを見せていただくために少し早めに長塚邸を訪れる。奥様の範子さんに続いて長塚氏も歓迎に出てくれる。
お二人ともとても気さくだ。受付を済ませ、料理を盛り付ける。1品持ち寄りのパーティーなのだ。あれこれ考えた末、
猛暑の中でも傷みの心配がなく、冷めても美味しく召し上がっていただけるものとして”鶏のソテー・バルサミコソース”にした。
建物の前に芝生の斜面が広がり、その周囲がナチュラルガーデンだ。屋外ステージの周りにも草花が咲き乱れている。
アナベルほかのアジサイも今が盛りだ。それだけ気候が違うということだ。
ベロニカの青も鮮やかだ。いただいたブーケの中の一枝から増えたというモナルダの赤い花も印象的だ。
バードフィーダーや巣箱、犬小屋などのあるコーナーはメルヘンティックな雰囲気で楽しい。

朝霧高原 朝霧高原 朝霧高原 朝霧高原

範子さんもお忙しい受付の合い間にガーデンの説明をしてくださる。
左はパリの公園でお孫さんと集めた種から咲いた花だという。とても可愛らしい花だ。種を分けていただくことになる。
此所に来た当時、地元の方から分けて頂いたという白とピンクのノコギリソウも美しい。フロックスも背が高い。
林の中を登っていくと、高い木の枝からブランコが下がっていたり、ハンモックが吊ってあったりする。
今夜はここでキャンプをする方もいらっしゃるとのことで、テントが5つ位張られている。
子供たちがシャボン玉を飛ばしたり、網を持って虫を追いかけたりしている。
長塚氏はプロの写真家で、広大な敷地はオープンスタジオになっているのだ。
草原に100mのアスファルトの道路が敷かれている。枕木のステージやレンガのステージがある。
草原の各所に雑木林が広がり高原の雄大な景色を満喫する。吹いてくる風が爽やかで心地良い。
広いスタジオを一巡りすると汗もにじみ、喉も渇く。続々とゲストが集まり、ドリンクのサービスも始まったようだ。
ビールをいただき、周りを見ると、ホテルで会釈したご夫妻がいらっしゃった。挨拶して相席をお願いする。
三重県の四日市市からいらっしゃったYさんだ。三重県には5年間住んだことがあり因縁浅からぬ土地だ。会話は弾む。
山中湖のガーデンのTさんご夫妻、GARDEN SHEDのAさんも到着し、ご挨拶する。
Yさんは範子さんのブログからTさん・Aさんのブログも見ているとのことで、それぞれにご紹介する。

朝霧高原 朝霧高原 朝霧高原 朝霧高原

コンサートが始まる。ギター奏者が遅れてくるということで、ピアノとフルートのデュオで始まる。
正直なところジャズが分かるわけではない。でも、最近になって心地良く感じるようにはなったのだ。
1ステージ終ったところで食事となる。ゲストは100人に達するというから、持ち寄ったお料理の種類も多種多様だ。
和・洋・中、何でも御座れだ。スイートも豊富。Tさんからのお薦めはAさんのご主人M氏のビーフシチューだ。
捜し求めてようやく見つける。カセットコンロ持参で温めてサービスしてくれる。ボールも貸していただいた。
このパーティーは皿やカップも各自持参の決まりなのだ。そのため平らな皿しか用意していなかったのだ。
かつてはディスポーザブルの皿やカップを用意したが、ごみを減らすための発案だという。ナイスアイディアだ。
ギターも加わって一層盛り上がる。お酒も会話も盛り上がる。ホストの長塚さんご夫妻の心遣いも嬉しい。
コンサートが終ると次はフラダンスが始まるという。少し遠慮して後の方のベンチに座っていたのだが、
直ぐ隣のステージで踊ってくれるのだという。ラッキーにも正にかぶりつきでフラダンスを楽しませていただく。
長塚邸ではこのような催しを年数回開いているという。お二人のお人柄に因るところだが、ご苦労も多いことだろう。深謝。

朝霧高原 朝霧高原 朝霧高原 朝霧高原

一夜明けて、今朝は朝霧高原でもさすがに暑い。あの暑い東京に帰るのかと思うとうんざりだ。
Yご夫妻と再会を約して別れる。(お嬢さんが東京で学生生活をしており、上京の機会は多いという。)
レンタカーは24時間だから10時30分に朝霧を発てば間に合う。昨夜のパーティーで案内があった乗馬教室に寄る。
乗馬クラブ ”エクイン・ホリック”だ。馬中毒とはマニアックだ。K大学の乗馬部の学生が合宿中だ。
H夫妻の指導で体験レッスンを受ける。イギリスでの体験があるので鞍上での怖さはなくなった。
乗り方・たずなの持ち方・発進・停止・方向転換などを習った後、トロットの練習だ。これがなかなか難しい。
思うようには行かないが、怖さがなくなったのが収穫だろう。来年の英国旅行では、またトレッキングに挑戦しよう。
長塚邸で忘れ物をしたので撮りに行く途中で見つけたBBQ炉だ。陽だまりのBBQ炉がいま一つ不納得で気にしていたのだ。
このデザインは参考になる。創作意欲を駆り立てられる。涼しくなったら取り掛かろう。
長塚邸での忘れ物はこれだ。長塚氏の傑作”冬は温室になるトイレ”なのだ。広さ8u、写真で見るよりずっと広い。
昨夜は暗くて良い写真が撮れないと思い、出直したのだ。長塚さんご夫妻も気が付いて出てきてくれた。
100名のパーティーとなると、トイレが2つは必要になる。レンタルトイレは気持ちの良いものではないので、
ご自分で造ったのだという。このライフスタイルが素晴らしい。次の機会もご案内をいただく約束をし辞す。
八王子着、11時30分。事の発端である山中湖のTさんご夫妻をご紹介してくれたAさんお薦めの蕎麦屋に寄る。
西八王子の座忘だ。鴨せいろを粗挽きでいただく。 久々に美味しいそばに出合った。多くの出会いに感謝・感謝。

朝霧高原 朝霧高原 朝霧高原 朝霧高原


番外
2008年7月5日  山中湖オープンガーデン編
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またしても、番外編となる。今度は山中湖だ。
またしても、前回の軽井沢のローズ・パーティーにお誘いいただいた、あけさんが発端だ。
5月の上旬のことだ。「あけさんのお庭のバラを見せてください。」と声をかけたら、
「うちのバラは今年は遅そうだからから、その前にT邸のローズ・パーティーにご一緒しません。」とのお誘いだ。
5月24日、国分寺のT邸のバラは満開だ。バラ好き十数名が集まり、バラの香漂うガーデンでアフターヌーンティーを楽しむ。
あけさんのご配慮で山中湖に広大なガーデンを造っていらっしゃる同年輩のTさんご夫妻と同席させていただいた。
そのTさんご夫妻のオープンガーデンを訪れた。
一般に公開した前週の3日間には多い日は200名を超えるゲストがあったという。
今週はネットのお付き合いなど個人的な知人だけにオープンしていただけるのだ。
朝起きてから「今日と明日、どちらが天気が良さそうか?」と天気予報を見比べ、「今日だ!」ということになる。
八王子駅前でレンタカーを借り、八王子インターから中央高速に乗り1時間余り、山中湖畔の緑深き丘のT邸に到着。
木製のゲイトをくぐり、玄関前で受付を済ませる。お忙しいTさんご夫妻も歓迎してくれた。

山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン

建物の左手のスロープを下っていく。山法師をはじめ落葉樹の足元は宿根草が彩る。大きなパーゴラがフォーカルポイントだ。
パーゴラを過ぎると素敵なデザインのハウスの前の緩やかな斜面に素晴らしいガーデンが広がっている。
この時期の主役はバラだ。ガーデンの中央に色とりどりのバラが咲き誇っている。
しかし、それも圧倒的な緑の中にあってこそ一段と冴えるのだろう。
斜面の一番下の大きなパーゴラの下のベンチでのんびりと高原の空気を吸う。ご主人から庭造りの経緯なども伺い、参考になる。
ガーデンファーニチャーやオーナメント、コンテナなども素敵だ。天然の素材を使ったものが多く植物に融け込んでいる。
幾つかのアーチをくぐりながらスロープを登っていく。ガーデンに高低差があるということは素晴らしいと再認識する。
各所に配置されたギボウシの大きいこと。庭を見下ろせるテラスに上がり、お茶とクッキーをいただく。
爽やかな風の中、熱い紅茶が美味しい。残念ながら今日は見られなかったが、ここからの富士山が素晴らしいのだという。
これだけの規模のお庭をオープンガーデンとして長期間公開するのは、多くのご苦労があったろう。
多くのボランティアに助けられたとおっしゃるが、ご夫妻のご苦労に心から感謝したい。
奥様から山中湖周辺の見所などご紹介いただき、再会を約して失礼する。 Tさんのブログはこちら

山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン

T邸近くにもう1軒のオープンガーデンがあった。N邸だ。入り口付近はバラを中心に宿根草のガーデンがある。
その奥にハウスを囲んだ美しい芝のガーデンにホワイトガーデンやシェードガーデン、ウッドテラスなどを配し、
ゆったりとした空間を造っている。こちらもファーニチャーやオーナメントが効果的だ。
大きな庭木には巣箱がかけられている。かと思えば、鹿避けのネットが張られていたりする。自然との調和も大変なのだ。

山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン

紹介いただいた森の巣ギャラリーでランチにする。
アジアンな香のする品揃えのギャラリーだが、ランチはキッシュだ。ここの小さな庭もオープンだ。(写真左)
続いてT邸のゲイトを造ってくれたと紹介されたGARDEN SHEDに寄る。 お洒落な建物だ。
風通しの良い清潔な雰囲気のショップにはアンティークやテーブルウェアー、洋服などが並んでいる。
アンティークの買い付けにイギリスのカントリーサイドに何度も足を運んでいるオーナーのAさんと話しが弾む。
我々のガーデン好きを知って、朝霧高原で1万坪という広大な敷地にガーデンを造っているお宅の、
ジャズコンサートへのお誘いを受ける。お料理持ち寄りのプライベートパーティーも開かれるという。心動く。
さて、まだ時間は早い。朝霧高原が話題になったところでもあるし、 富士花鳥園まで、ひとっ走りだ。 目的はフクシアだ。展示のフクシアの大きさに出るのはため息ばかり。今日は一鉢だけと決め、悩んだ末、
ヒドコート・ビュ−ティー(Hidcote Beauty)という白いガクに薄い朱色の花弁の可憐な品種を求める。
好みではないが、ここの宿根ベゴニアのコレクションも素晴らしい。写真はベゴニア・ピラミッドという展示だ。
今日も新しい出会いがあり、良い出会いがあった。ありがたく嬉しいことだ。

山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン 山中湖オープンガーデン


番外
2008年6月29・30日  軽井沢編 その2
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最初は自宅近くでレンタカーを借りて軽井沢に向かう予定であったが、
到着当日にパーティーがあり、アルコールが入る。となれば、車は邪魔となる。
陽だまり造りで月2回は浜松往復を続けているから、新幹線の旅の楽しみ方を覚え、車より楽と感じるようになった。
そんな訳で初めて”トレン太くん”を利用したが、割引率は結構高いしバリエーションも豊富でズバリお得だ。

軽井沢駅で車をゲットし向かったのはメアリーローズ英国庭園だ。
「レイクガーデンを見たらメアリーローズは薦められない。」との声も聞いたが、”英国庭園”を名乗る庭園をパスできない。
残念ながら雨脚は朝から衰えない中到着したが、R142からの取り付け道路が寂れた雰囲気で通過してしまう。
ホームページによれば入園料1000円だが、割引券をプリントアウトとして持っていくと200円引きとなる。
受付でプリントを渡すと「今日は雨だから600円に値下げしている。」と言う。嬉しいと言うより何だか胡散臭く感じる。
案の定、入園して直ぐに後悔した。人の忠告には従うべきだと。メンテナンスが全くされていない。
ガーデンとしての構成は素晴らしいし、立派なオーナメントやファーニチャーが置かれている。
しかし、肝心の植物は伸び放題、荒れ放題、雑草も伸び放題だ。お金を取って見せる代物ではない。悲しくなる。
シシングハースト・キャッスル・ガーデンをモデルにしていると謳うが、ナショナルトラストからお叱りを受けそうだ。
雨の中、靴の中まで水が沁み込むが、どこか良いところを見つけようと一巡りしてしまった。
かろうじてタワーの上から見たコニファーガーデンやポンドガーデンがそれらしい雰囲気を見せてくれる。
それも遠くからであらが見えないというだけのことなのだ。本当に勿体無いガーデンだ。しっかりメンテナンスして欲しい。

メアリーローズガーデン メアリーローズガーデン メアリーローズガーデン メアリーローズガーデン メアリーローズガーデン メアリーローズガーデン

信州を訪れたら昼はそばだろう。検索すると色々出たが、今日のルートから考え”佐久の草笛”を選んだ。
12時前だが、大きなパーキングに車が沢山止まっている。期待できそうだ。豊富なメニューから海老てんぷらせいろを注文する。
佐久だけに鯉のあらいや煮付けもある。ここのホームパージでは1人前が400gあるから”小盛り”も可能と書いてあった。
メニューには”中盛り”も”大盛り”もある。隣に座ったかなりの年配の男性が”せいろ大盛り”を注文した。
店員が「内の大盛りは約1kgありますが良いですか?」と訊き直している。これは見物だと待つこと暫し、
ここはせいろと言っても桶のようなもので出されるが、桶の縁を越えて山と盛られている。
猪口を置くこともなく食べていたおじいさん曰く「食っても食っても減らねーや。」 愉快だ。

そばは期待したほどではなかったが、満腹となった。次も検索で見つけた小諸の 夢ハーベスト農場を目指す。
ログハウスの壁をクライミングするバラが迎えてくれる。受付の女性が妻に自分の長靴で良ければと貸してくれる。
私の靴の中はもう水浸しだ。傘もお借りして”オールドローズガーデン”から回る。
そんなに広くはないがぐるりをラティスで囲み、そこにクライミングのバラが這い登る。
大きくなりすぎてラティスが継ぎ足してあるのがご愛嬌だ。各所に手造り感が感じられる。
中央のアンジェラのオベリスクは4mを超えるだろう。見事な咲きっぷりだ。
ハーブガーデンは花が少なく、種類多く並べてあるだけで工夫が感じられない。
ラベンダー園はようやく咲き出したところだ。一人30本の摘み取りが出来るとハサミとリボンを渡された。
色の良さ、香の良さなど確かめて3種類のラベンダーを摘む。この後のドライブ中、車内は良い香で充満していた。
(このラベンダーは自宅に持ち帰り、乾燥させてポプリにして楽しんでいる。)

夢ハーベスト農場 夢ハーベスト農場 夢ハーベスト農場 夢ハーベスト農場 夢ハーベスト農場 夢ハーベスト農場

雨は降りしきる。いただいた観光マップから白糸ハイランドウェイを通って旧軽井沢に出るルートをドライブすることにした。
18号を東進し中軽井沢で146号を北上する。道路はかなりのスラロームがありドライブを楽しませてくれる。
白糸ハイランドウェイはほとんど全線が林の中を走る。 見晴らしは良いとは言えないが、落葉樹の緑は目に優しく嬉しい。
白糸の滝周辺は観光バスも止まっており混雑している。足元も悪いことだから見学はパスする。
有料道路が切れた先の左手に旧三笠ホテルの重厚な木造西洋建築が見える。白い窓枠が印象的だ。
旧軽井沢を散策。木のストラップや軽井沢特産の豆を求めヨーグルトとソフトクリームをいただく。
和美峠まで足を伸ばし、濃い霧の中をドライブし、軽井沢72ゴルフ場付近でチークガーデンファーニチャーの看板が目に留まる。
Uターンして訪れる。うっど ぴあ はミャンマーやタイの最高級のチーク材を使ったテーブルやチェアーが沢山並んでる。
伸縮自在のテーブルが気に入った。いずれは陽だまりにもこんなものを置きたいと、カタログをいただく。
レンタカーを返し、ペンションに戻る。ビールで疲れを癒していると、ディナーの用意が出来たとの声が掛かる。
他には若い女性の二人組みが1組だけだ。食事の後は日帰り温泉に行きたいとママさんから情報を得ている。
食事は期待以上に本格的でパンも美味しい。ライスも出てきたところがペンションらしい。
最も印象に残ったのが付け合せの野菜だ。”軽井沢菜”だという。しゃきしゃきとした歯応えがたまらない。
ママさんにどこで売っているのか訊ねると、旧軽井沢の農協にあると言う。スーパーにはないらしい。

さて、一夜明けて雨は上がったようだが、今日の予定は白紙だ。軽井沢タリアセンもメアリーローズ同様お薦めではないと聞いた。
朝食の際、ママさんから「バラが好きならタリアセンには行った? 良いわよ。」とのお薦めだ。行ってみるか・・・。
支払いを済ませると、ママさんがお土産だといって軽井沢菜をどっさりくださる。何と嬉しいことだろう。

軽井沢タリアセンは丁度 ”イングリッシュローズ 薔薇の祭典”の開催中であったが、物足りない感はぬぐえない。
しかし、爽やかな高原の散策路や湖に浮かぶボートや白樺の湖畔など旅情を誘う風景に溢れている。
久方ぶりにボートに乗る。手漕ぎは肘が痛むのでペダルボートにした。水面を渡る風が心地よい。
湖から見えた良く整備された丘に登ると、パターゴルフ場がある。18ホールに興ずる。
次にアーチェリーに初挑戦する。最初の10射は1本しか中らなかったが、次の10射は7本が命中だ。すっかり童心だ。
シャトルバスの運転手が正田家の別荘前を経由して軽井沢駅まで送ってくれた。

軽井沢タリアセン 軽井沢タリアセン 軽井沢タリアセン 軽井沢タリアセン 軽井沢タリアセン

軽井沢プリンスショッピングプラザ の”軽井沢高原コロッケと地ビールの店”の地ビールに惹かれてランチをする。
ビールもコロッケも美味い。ショップを一巡りし帰路に着く。軽井沢駅のプラットホームの風は涼しさを超えて寒いくらいだ。
豊かな3日間であった。多くの素晴らしい出会いがあった。明日からの日々に新しい喜びが加わることだろう。


番外
2008年6月28日  軽井沢編 その1
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今回は大幅に番外の軽井沢編だ。
”ブラウズ(BROWSE)”という花のセレクトショップの主催による ”ローズ・パーティー”に参加した。
この項の3月23日で述べた”あけの秘密の花園”の管理人あけさんのバザールを訪れた際、このパーティーにお誘いを受けた。
初対面なのに「ご一緒したら楽しいだろうな。」と感じさせるあけさんのお人柄に惹かれて直ぐに申し込んだ。
5月にはブラウズでこのパーティーを担当しているTさんのお宅で開かれたガーデン・パーティーにも参加し、
そこで知り合った方や、本サイトのリンクサイトの管理人さんも参加されると聞き、心待ちにしてきた。
最初にお断りしておくが、この旅をアップする積もりは全くなかったが、突如として旅日記にしたいと思いたった。
マイカメラは通常、フレームのどこかに妻の姿が入っていないとシャッターが切れない仕組みだ。
ホームページ仕様に設定していなかったので、多くの写真に妻が写っているが、悪しからずお付き合いいただきたい。

前夜遅くに浜松から戻り、マイガーデンの草花に挨拶の間もなく出発だ。
10時32分軽井沢駅着、タクシーでペンションに荷物を預け、 ”軽井沢レイクガーデン”に向かう。
タクシーを降りると素晴らしいガーデンが迎えてくれる。ピンクの山法師と数々のバラが咲き誇っている。
しかし、ここは別荘地レイクニュータウンの管理事務所だという。ガーデンは向かいのお洒落なレンガ塀の中でした。
東京では終ったバラもプロローグから期待以上の花盛りだ。
会場となるレストラン”ブラッセリー ナカガワ”で受付を済ませ ガーデンに向かう。
レストランとガーデンの間のガゼボの花籠を持つ娘像はマイガーデンと同じだ。でも、うちのフローラの方が断然可愛い。

レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン

ガーデンの受付前の噴水は水面にバラの花を浮かべてある。
壁にはクライミングローズやクレマチスがが這い登り、その裾を宿根草が彩る。
受付前のブルーのフウロウソウが爽やかな高原にマッチして涼しげだ。
右手に進むとローズガーデンとボーダーガーデンが並行して伸びる。ボーダーの植栽が素晴らしい。見習いたい。
アスチルベの透けるような輝き、ホスタのリズミカルでおおらかな広がり。潅木・樹木も豊富だ。

レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン

”ローズ・パーティー”に参加しておいて「バラは余り好きではない。」と言ったら、叱られるだろうか。
バラは素晴らしいと思うし、バラは良いなとも思う。では、何故「バラは余り好きではない。」のだろう。
バラ愛好家にありがちなのが、ただただ品種を揃え、数を競い、プラスチックのポットを並べるスタイル。
また、品評会での賞を恃みとし腐心するスタイルが好きでないのだろう。ガーデニングとは違うように思う。
バラ園でもただバラを植え、名札を出しているだけのものは好まない。ボーダーガーデンで草花と融け合うバラが良い。
ウォールドガーデンの壁を彩るバラが良い。オベリスクを立ち上がりフォーカルポイントとなるバラが良い。

レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン

このガーデンには立派なパーゴラが多用されている。どこかの古民家の梁を移築したかのようなものもあった。
左上下はボーダーに並行するローズガーデンのパーゴラだ。
まだ、オープン2年と言うことで、バラもクレマチスも伸び足りないが、今後を期待させるに十分だ。
上の中2枚は湖の中の島に造られたもう一つのローズガーデンのパーゴラだ。半円形の大きなものだ。
上右はガーデンマップでラビリンスガーデンと記されているガーデン入り口のパーゴラだ。下中2枚がラビリンスガーデンだ。
ラビリンスとは迷宮・迷路を表すらしいがそれにしては整然としている。サンクンガーデンと呼ぶ方がふさわしく見える。

レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン

散策でお腹が空いたところでランチタイムだ。ビュッフェスタイルのイタリアンだ。
少し時間が短かったこともあり。お話したかった方との交流が叶わなかったのがとても残念だ。初対面だから仕方がない。
引き続き講演会だ。講師はバラの貴公子こと大野耕生氏とローズファーマーこと後藤みどり氏だ。
「私の愛したバラたち」と題し、司会の玉置氏を交え、鼎談の形で進められる。
最初はぎこちなかったお二人だが、話が進むうちに熱を帯びてきてバラへの愛情が伝わってくる。
お二人の前のグラスに活けられたお花は、愛するバラをイメージしてレイクガーデンから切ってきたものだ。
実はその姿を目撃していたのだ。こんな企画があったら、少々お値段がはっても先を争って参加することだろう。
今をときめく講師のお話に静かだった会場もプレゼントタイムには大騒ぎだ。
講師や主催者からの素敵なプレゼントの抽選に小躍りする人、溜息の人。我が家は妻が貴公子のプレゼントをゲット。めでたし。
続いて講師とガーデン散策とサイン会、写真撮影のプログラムだが、パスして妻と二人湖の外周園路を巡る。
宿根草の多様さに羨望の溜息だ。カンパニュラ、ルピナス、ジギタリスなどなど、やはり気候の所為だろう。

レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン

第2部は”ディナーとチェロの夕べ”だ。ディナーはブラッセリー ナカガワのフレンチコースだ。
総勢32名、鼎談のお三方もご一緒だ。私達のテーブルはあけさんとUさんの4人だ。
07年の旅の奇しくも6月28日の項で紹介した”DreamGarden”の管理人のUさんだ。サイトつながりは話が早い。
イギリスのこと、バラのこと、ガーデニングのことと話題は尽きない。楽しい時間は瞬く間に過ぎていく。
ただ残念なことは、着席スタイルだから、ここでも他の席の皆さんとの交流は叶わなかったことだ。
席をクラブハウスに移してチェロの演奏会だ。チェロは有泉芳史氏、ピアノが奥様の悠子さんで、エルガーの愛の挨拶から始まる。
全10曲、1曲ごとに有泉氏が曲の解説をしてくださる。開放されたドアーからバラの香りがほのかに漂う。
優雅に豊かな時がながれる。最後にシューベルトの野ばらを全員で合唱して閉会。
何人かの方のガーデン訪問を約束しお別れする。皆さん楽しい時間をありがとう。またお会いしましょう。

レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン レイクガーデン

このパーティーの開催裏話などはあけさんのブログ”あけの秘密の花園” に詳しく掲載されています。
とっても楽しいブログです。ご覧あれ。


2008年4月4日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

私にとっての今年の桜は終ってしまった。
29日には浜松から戻り、30日に花見の予定であったが、陽だまりの作業が山積で一日延期した。
31日はカタクリの花を見るハイキングを申し込んであった。大雨であったが、決行するというので参加した。
4月に入り1日は強風が吹き荒れた。桜は気掛かりだが、六日ぶりのマイガーデンの手入れに没頭した。
2日も風が強かった。市民農園の手入れの後、ようやく小金井公園に足を運ぶ時間が出来た。
この三日の悪天候にもかかわらず染井吉野は踏ん張ってくれていた。しかし、色が薄く、輝きに欠けている。
曇天の所為だけではないように思える。多分満開は31日頃だったのだろう。
しかし、その後の低温で花はもっているものの、大雨と強風に傷めつけられたのだろう。
3日も4日も予定があって外出したので花見らしいことはせず仕舞いだ。
桜の下で杯を傾けないで終ってしまったのは何十年振りのことだろうか、少し損した気分だ。(写真は4月2日撮影)

小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園


番外
2008年3月31日
 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

「カタクリの花観賞と山林道散策」なるイベントに参加した。例のJASSクラブの行事だ。
昨夜からの猛烈な雨が朝になっても止む気配はない。運営委員さんからの連絡がないということは決行するのだろう。
急遽、合羽やらタオルやら替えの靴下などリュックに収めJR横浜線の橋本駅に向かう。
集合したのは26名、この雨でも5名のキャンセルしかなかったという。セカンドライフ協会だから、
当然のことながら高齢者ばかりである。中には80歳を超えたかと見受けられるご夫婦もいる。皆さんお元気だ。
城山かたくりの里まで直通バスで20分、雨の中ありがたいことだが、こんなに簡単にカタクリに出会えると有難味が薄れそうだ。
個人の裏山を造成した観光園だが、カタクリだけでなく早春の山野草や花木を集めた見応えのあるものだ。
写真左から、カタクリの群生の先に色とりどりの花木が、手前の白い花はヒカゲツツジ、手前の赤い花はミツマタ、
中央は女王様の宝石のように見えるキブシ、葉が金魚の形をしたキンギョツバキ、鮮やかなアカヤシオ、素敵な小径。

城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里

雨の降りしきる中での撮影は骨が折れる。ましてや、小さな山野草を撮ろうとすれば尚更だ。滑って転んでしまった仲間もいた。
左から雨の所為で花弁が反り返らないカタクリ、久し振りに見たショウジョウバカマ、珍しい白花カタクリ、
大岩ウチワ(岩ウチワもあった)、黄花カタクリ、シラネアオイだ。どの花も日照がなく低温のため花弁を閉じているのが残念だ。

城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里 城山かたくりの里

カタクリを楽しみ終わった頃には雨も上がった。ぬかるむ山道を城山湖に向かう。ここでも転んで洋服を泥だらけにした方がいた。
テンナンショウ(マムシ草)やスミレなどが至る所に見られる。途中、コミュニティー広場でお弁当をいただく。
そこから少し登ったところが城山湖だ。湖畔の桜はまだ3分咲きだ。(写真右から2枚目)
ここは揚水発電のためのダム湖だ。夜間の余剰電力を利用して津久井湖の水を城山湖に汲み上げ貯留し、
電力需要の多い時間に地下230メートルの地下発電所に落として発電する仕組みだ。
ここから「関東ふれあいの道」を通って津久井湖を目指す。すっかり雨も上がり快晴だ。先ほどまでの雨傘が日傘に代わる。
途中の「峰の薬師」辺りから津久井湖を一望できる。(写真右)湖畔に白く霞む桜が期待感を煽る。
山道では鶯の初音だろうか、稚拙な鳴き声に心和らぐ。

小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園

津久井湖の手前の「城山鶏園」でゆで卵2個のサービスが用意されていた。オランダ産のニワトリの卵だという。
産み主の鳴き声と臭いを他所に頬張る。烏骨鶏も飼育されていた。
津久井湖の「水の苑地」に到着し、現地解散だ。芝生広場の先、湖畔の染井吉野が満開だ。
花壇の菜の花も満開で日に輝いている。薄いピンク色の雪柳を始めてみた。「ベニバナユキヤナギ」と呼ぶらしい。
しかし、雪柳は白が良い。  楽しい一日を過ごせた。

小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園


2008年3月25日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

小金井公園の桜が開花した。昨日は未明から冷たい雨が降った。今日は4月中旬の気温になるとの予報だ。
期待をこめて小金井公園に向かうが、朝の気温はまだ肌寒い。風が冷たい。
たてもの園前の染井吉野の開花はばらつきが多いようだ。定点の木は少し遅いほうだが、開花と宣言しても良いだろう。
やっぱり染井吉野の花は良い。この後も暖かい日が続きそうだから、週末には見頃となることだろう。
八幡神社の枝垂桜は満開だ。この3年小金井公園の染井吉野の開花と八幡神社の枝垂桜の満開は同日だ。

小金井公園 小金井公園 小金井公園 八幡神社 八幡神社


2008年3月23日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

昨22日の武蔵野散策はいつもと違った散歩になった。本サイトのリンクサイトの管理人のバザールと個展を訪ねた。
先ずは立川の高島屋で開催の”手づくり作家バザール”だ。
”あけの秘密の花園”の管理人あけさんのポーセリングの作品を見せていただいた。
あけさんは初対面だが、想像した通りの気さくな方でイギリスのガーデンの話で盛り上がる。
お互いのガーデン訪問を約し、小さな作品2点を求め、おまけもいただいてサヨナラ。お邪魔しました。

次はこちらもリンクしている立川のガーデンセンターを2軒巡る。目的としたハンギングバスケットは見つからなかったが、
素敵なバラの蛇口をゲットする。いずれは陽だまりの立ちあがり水栓に取り付けたい。
こういったものは見つけたときにゲットしておかないと、なかなか手に入らないものなのだ。これ経験則。

続いて荻窪へ回る。リンクサイト”コッツウォルズ花景色”の管理人宇藤カザンさんの個展だ。
こちらも初対面だが、その作品はサイトで見て良いナと感じていた。ここでもイギリスのガーデンの話題だ。
イギリスに長く在住し、今はバラの季節をイギリスで過ごすという方の情報は貴重だ。オリジナルや大作には手が出ない。
小さな作品を求め、帰路、画材店で額に入れてもらうと、マイリビングにピタリのものになった。
画題はズバリ”シシングハースト”だ。気に入らない訳がない。

小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園 八幡神社

変り種武蔵野散策から戻って知った。都心で桜の開花宣言が出たと。隣家の染井吉野は21日開花したと。
19日のお天気から寒が戻ったかと思ったが勘違であった。
今日、焦る思いで小金井公園を訪れた。幸いにも定点の桜は開花宣言にはいたっていなかった。
大木の隅々まで探したが、かすかに開花しているのが2、3輪だ。開花日の判断は5、6輪が咲いた日だというから。安堵。
いずれにしろ、明日、明後日には開花することだろう。随分早い開花となりそうだ。
いつものパンジーとチューリップの花壇はパンジーが美しく咲き誇る。八幡神社の枝垂桜は5分咲きだ。


2008年3月19日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

一週間ほど続いたポカポカ陽気も昨日まで、今日は少し寒く感じられるが身が引き締まって良い。
マイガーデンを少し楽しんだ後、市民農園へ。2ヶ所借りているのだが、多忙で手が回り兼ねる。
一ヶ所はジャガイモだけにして手を抜くことにした。種芋を植えてから2週間、そろそろ芽が出ているかと見回る。
所々土が盛り上がって地割れが起きているから間もなくだろう。
隣で野菜の手入れしている女性に挨拶して帰ろうとすると、「ほうれん草は食べないかね?」と抜いてくれる。
「田舎から送ってきた白葱を畑に埋めて置いた。」と掘り出して分けてくれる。ありがたく頂戴する。心温かくなる

小金井公園に向かう。”寒桜”のプレートのついたピンクの桜が曇り空に霞んで見える。”寒緋桜”も5分咲き程度に開いた。
染井吉野もここの温かさでしっかり膨らんでいる。この後寒さが戻るらしいことが気になる。
梅園ではサンシュウと梅が満開で黄、紅、白の饗宴だ。

小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園

毎年楽しみにしている立派な枝振りの木蓮も満開だ。曇り空が残念だ。辛夷も負けじと開き始めている。
事務所前の花壇のパンジーやクロッカスも色鮮やかに咲いている。キブシの花も今年は一段と長く感じられる。

小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園


2008年3月8日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

最近所用があって毎月上旬に府中市を訪れる。今月は3日に訪れた。
府中市の花が梅だけあって街路にも民家の庭にも満開の梅の花が見られ、ふくいくとした香りが漂っている。
ましてや訪れた街は分梅町だ。閑静な住宅街のそぞろ歩きを楽しむ。民家の庭先のミモザが早くも開花し始めている。
ひるがえって、わが街小金井市の花・桜は如何だろうかと気になり翌日小金井公園を訪れる。
”都立小金井公園の桜 開花情報”の定点観測に使う染井吉野の蕾は寒さに震えていた。
では、早咲き桜の園の桜に期待してやってきたが、こちらもかすかに色づき始めた程度で期待外れだ。

府中市内 府中市内 小金井公園 小金井公園

小金井公園の梅園の梅は今が盛りだ。アマチュアカメラマンが群がっている。めじろも盛んに蜜を吸っている。
公園の一隅にこもを巻かれた樹木が立ち並ぶコーナーを見つける。冬の風情がして良いのだが、何故ここだけ?
多目的コーナー設置工事のために移植されたものと判明。樹木にとってははなはだ迷惑な開発だろう。

小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園


番外
2008年2月20日
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社のOB会の歩け歩け同好会に久し振りに参加した。いつもは木曜日に開催されるのだが今回は水曜日に開かれた。
木曜日は歌の会や陽だまり造りの訪浜などが優先されるので昨年は参加できなかった。嬉しい計らいである。
今回の企画は”懐かしのちんちん電車に乗って沿線の名所・旧跡を探訪”というものだ。
JR王子駅に10時集合。音無親水公園を通り抜け、最初の訪問地は飛鳥山公園だ。
飛鳥山公園は1720年に八代将軍吉宗が1270本の桜の植栽をさせ、後に江戸庶民に開放した桜の名所だ。
渋沢栄一にまつわる建物や資料館、旧王子製紙にまつわる紙の博物館、北区の自然・歴史・文化を紹介する飛鳥山博物館がある。
飛鳥山博物館の入場がセットされていたが、パスして公園内を散策する。写真は左から音無親水公園、飛鳥山公園の桜、
渋沢栄一の80歳と子爵昇爵を祝い門下生が贈った青淵文庫、児童公園の象の滑り台と都電、青空に映える冬木立だ。

音無親水公園 飛鳥山公園 飛鳥山公園 飛鳥山公園 飛鳥山公園

飛鳥山駅から都内に唯一残った都電荒川線に乗り込む。
平均時速12km超というゆったりとしたスピードで軒を寄せ合った民家の庭先を抜け、商店街を横切り進む。
4つ目の庚申塚駅で降り”おばあちゃんの原宿”と称される巣鴨地蔵通商店街を歩き”とげぬき地蔵”こと高岩寺を目指す。
お年寄り対象の一風変わった品揃えの店が多く並ぶが”日本一の赤パンツ”には驚いた。真っ赤な下着類が山積みだ。
水をかけ自分の痛いところを洗うと治るといわれる”洗い観音”の前はおばあちゃんの行列だ。
昔はたわしで洗っていたが観音様が磨り減ってしまったため、今は新しい観音様にして布で洗うのだという。
”とげぬき地蔵尊”として有名な延命地蔵菩薩は秘仏で公開されていないのだとか、同じものだと思っていた。
私も肘や肩が痛いのだが、並んでまでの信心はない。それより”幸福だんご”をいただいて幸福になる方を選ぶ。

巣鴨とげぬき地蔵 巣鴨とげぬき地蔵 巣鴨とげぬき地蔵 巣鴨とげぬき地蔵 巣鴨とげぬき地蔵

再び商店街をぶらつき庚申塚駅へ。平日の午前というのに多くの人出だ。縁日にはさぞかしと思われる。
都電に乗り雑司ヶ谷駅で下車。都立雑司が谷霊園で有名人のお墓を見て歩くという企画だ。
余り趣味ではないが”埋葬著名人一覧”と”案内図”まで用意してくれた。確かに政治家・作家・俳優など知った名が目白押しだ。
霜柱が立った道は靴底に土がくっ付いて始末が悪い。一つだけ夏目漱石の墓を見学する。立派な墓だ。
一駅歩いて大島神社・鬼子母神堂を訪ねる。鬼子母神の参道のケヤキ並木は樹齢400年と聞くが無残に切り詰められている。
境内には樹齢600年という大公孫樹(おおいちょう)がある。こちらは元気に枝を伸ばしている。
鬼子母神脇の割烹で昼食。久方ぶりに再会の友等と大いに飲みかつ語り時の過ぎるのを忘れる。
現地解散となり、みたび都電に乗り大塚駅経由で帰路に着く。これで一日乗車券の元が取れた

都電荒川線 夏目漱石の墓 鬼子母神大公孫樹 都電荒川線


2008年2月5日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

立春の昨日、そして今日と穏やかな晴天に恵まれた。まだ日陰に残る雪をざくざくと踏みしめ小金井公園を訪れる。
桜の園の木陰にはまだ雪だるまが残っている。貴婦人C57の客車の屋根もまだ真っ白だ。
桜開花情報の定点観測の桜から見た、たてもの園前の広場では雪だるまの残骸が無残だ。桜の蕾はまだ硬いが春の期待を誘う。
隣の梅園では既に見頃の木が1、2本見られるが、全体としてはまだまだだ。16日からの”うめまつり”がドンピシャリか。
アカバナマンサクの蕾がかすかに開き始めた。深紅に春の予感がする。

小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園 小金井公園


2008年1月16日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

我が家の玄関を出て60歩のところに小さな雑木林がある。”亀久保緑地”という。
ここで先週の歩こう会で見たマユミ(真弓)の実が見られた。武蔵野の雑木林に良く見られる落葉樹らしい。
昔、この材で弓を作ったことからこの名があるという。
歩いていると、散歩の途中ガーデンを見せていただきに寄り、マイガーデンにもお越しいただいているガーデン仲間に出会う。
我が家のクリスマスイルミネーションもご覧いただいたようだ。ウッドデッキの塗り直しの資材を求めに行くところだという。
着々と手入れをされているのだ。我が身を反省。春のガーデン訪問を約し別れる。
更に歩いていると、民家の庭に赤い実がたわわに垂れ下がる木を見つけた。早速1枚と思い近づくと、女性がカメラを構えている。
花の名前を聞くと”イイギリ”だと言う。昔、この葉っぱで握り飯を包んだので”飯桐”となったのだそうだ。
見事な光景だが、その女性に言わせると、「先日通った時はもっと輝くように綺麗だった。
そのときはカメラを持っていなかったので、その光景を求めて何度も来ているがあの美しさに出合えない」と。
話の中に「栗山公園で珍しい木ササゲの実が見られる。」と聞く。”木ササゲ”は初耳だ。早速訪ねる。
最初に”栴檀(センダン)”の実を見つける。春先の美しい藤色の花が好きだ。センダンの実で竹鉄砲を作った思い出が蘇る。
あの頃は春には”杉の実鉄砲”、秋には”センダン鉄砲”と遊び分けたものだ。なんでも手作りの時代だった。
”栴檀は双葉より芳し”のセンダンとは種類が違うらしいが、この諺も好きな言葉だ。

真弓(マユミ) 飯桐(イイギリ) 栴檀(センダン)

さて、さほど広くない公園を2周したが見つからない。ここでも素芯狼狽は芳香を放っている、公園内の運動センターで訊ねてみる。
公園は市役所の公園課の管轄で、運動センターでは分からないと言いながら、親切に公園課に問い合わせてくれたり、
インターネットで調べたりしてくれる。最初はコピーを見せてくれたが、そのうち事務所に入れてくれて画面を見せてくれる。
公園課からの回答があったら、教えてくれると言う。何となく”木ササゲ”が分かってきた。再び探索に掛かる。
また一回りした運動センターの直ぐ脇でそれらしきものを発見。名札が裏返っていて見えない。棒を拾って表返すと正にそれだ。
予想外のの大木だ。高い所に隠元豆に似たササゲ(大角豆)のように実がぶら下がっている。長いものは30cmにもなるそうだ。
運動センターの方に見つけた旨報告すると、後学のためにと言って出てきて眺めている。花も綺麗なようだ。6月のお楽しみだ。

素芯蝋梅(ソシンロウバイ) 木ササゲ 木ササゲ


2008年1月10日  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

5ヶ月ぶりの”武蔵野の季節見つけた”の更新だ。季節の変化は折々に見つけてはいたのだが、更新の暇がなかったのだ。
”忙”という字は”心を亡ぼす”と書く。もっとゆとりある生活を送りたいものだ。

久々に日本セカンドライフ協会(JASS)のイベントに参加した。三鷹駅から東大和市駅まで玉川上水を歩くというものだ。
正に地元中の地元だ。何度も通ったお馴染みのコースだが、多くの仲間と歩くのは新鮮な思いがするものだ。
三鷹駅北口を西へ100mも進めば玉川上水だ。上水の水は近年益々綺麗になってきた。嬉しいことだ。
水路の両岸の植栽も場所によって微妙に違っている(左が下流、右が上流)。鯉も水鳥も沢山見られる。
最初の休憩はマイグランド・小金井公園だ。枯木立の姿も樹木によって変わるものだ。ケヤキとユリノキだ。

サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう

ここは案内を買って出る。先ずは梅林へ。残念ながら、梅の蕾はまだ硬いが、蝋梅が満開だ。甘い香りが漂っている。
次は冬桜を案内する。老木なので高い所にポツポツと花を付けているだけだが、それなりに感動していただけただろう。
玉川上水に戻り上流を目指す。隣接地の農家の庭の柚子が陽に映えている。
上水の雑木の中でマユミの可愛いピンクの実が随所で見られた。すっかりこなれた落ち葉の絨毯をサクサクと音を立て歩く

サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう

総勢25名、ともすれば行列は長くなるが、会名通り構わずサッサと歩く。
ヤツデの葉っぱが大きくて艶やかだ。実も白く輝いている。丁度今が花期のようだ。
日陰を好む植物なので雑木の下で繁殖するのだろう。あちこちに数多く見られる。
いよいよ本日の終点、東大和市に到着。ここで思い掛けない事実を知る。玉川上水の清流復活の事業についてだ。
昭和40年から途絶えていた玉川上水の流れを、下水処理場の再生水を戻すことにより、昭和61年から復活させたというのだ。
しっかりとしたヴィジョンによる事業だ。鯉も元気だが私も元気を貰った。
最後のお楽しみは昼食だ。歩き疲れた身体にビールが浸透する。初対面の会員とも話が弾む。良い時間を過ごせた。

サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう サッサと歩こう


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