第8日 9月21日(水) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程 Ashfield House Hotel --- Skipton --- York --- Newby Hall --- Ashfield House Hotel
今日の走行距離 168km
今日の万歩計 19,300歩
出発時点の気温 11℃
アシュフィールド・ハウス・ホテル Ashfield House Hotel
今日もひんやりした涼しい朝だ。今日の朝食は昨日妻が食べて美味しそうに見えたスモークトサーモンとスクランブルエッグにする。
サーモンの香り、塩加減がすこぶるスクランブルに合い美味しい。
妻はキッパーにチャレンジする。これがまた量が多すぎる。臭いも塩加減も強いらしい。結局半分ほどでギブアップだ。
今日のシェイクはバナナ。冷たくてのど越しが良い。
昨日頼んでおいたランドリーがどうなったか確認する。明日はチェックアウトだから、今日中に仕上げるよう念押しする。
スキプトン Skipton
スキプトンの名物にマーケットがある。月・水・金・土の9時から17時まで開かれる。
スキプトン城の城下町として栄え中世から続くマーケットだ。
城を訪れた時と同じハイストリートの路上に駐車スペースを見つける。ラウンドアバウトの中に戦没者記念碑(War Memorial Monument)が聳えている。
1922年に出来たもので6mの高さの柱の上にはとても美しい女神像が、足元には剣を折る男性像がある。
その先の丘に教会がある。"Holy Trinity Church"だ。城もそうだったが、石の色が黒ずんでいるので沈んだ感じがする。
マーケットを冷やかして歩く。200m程のハイストリートの両側にずらっとテントが並ぶ様は壮観だ。お菓子や洋品店、どの店も極めてリーズナブルな価格だ。
1ポンド均一の雑貨屋があった。孫が喜びそうなおもちゃ2点と、台所用品1点を求める。
おもちゃの箱はぼろぼろだが、中身は新品だ。思惑通り「こんなの日本にはない」と喜ばれた。
この街には"Leeds & Liverpool Canal"が通っており、カナルボート・トリップが出ている情報だ。午前中に乗れる便があればと思い乗り場に遣ってきたが、
午後の便しかないようだ。船溜まりはまだ眠りの中だ。アイスクリーム船のアイスクリームを食べてみたかった。水鳥が餌を漁っている辺りだけが賑やかだ。
再び街に戻る。靴下専門店のショーウインドーに面白い柄の靴下が並んでいる。孫が喜びそうなキャラクターや動物のついた靴下を求める。
マーケットで目を惹くのはカラフルな花屋だ。球根が沢山並んでいる。アリウムの球根が日本の4分の1の値段で置いてある。
1球100gとして10個で1kg、また荷物が重くなりそうだが、安さに負けて陽だまり用に10球求める。
フリチラリアはマイガーデン用に20球選ぶ。球根は全てバラ売りでパッケージされたものはない。八百屋の店先も見ていて楽しい。
グリーティング・カード専門の屋台があった。バースデーカード、結婚記念日カードとクリスマス用の小さなメッセージカードが付いたタグを求める。
帽子の専門屋台もある。ニットで動物の形をした耳まで隠れる帽子があった。北風の強い陽だまりでの作業に良さそうなので、
妻はコアラ、私はライオンの形のものを購入する。他にも雑貨を幾つか探し出す。ショッピングセンターも覘いてみるがお気に入りは見つからない。
マークスアンドスペンサー(Marks & Spencer)でトイレを借りようと店員に訊くと「ここにはトイレがないの。そこのパーキングに公衆トイレがあるわ」と
玄関を出てトイレが見える場所まで案内してくれる。ご親切恐れ入ります。£0.2で綺麗なトイレが使えればありがたいことだ。
ヨーク York
スキプトンの街歩きを2時間楽しみ、次も州都ヨークの街歩きだ。パーキング情報は沢山仕入れてあり、街歩きに最も近いパーキングを
ナビ子ちゃんに指示してあったのだが、立派な城門(バー Bar)の前を右折したところのパーキングが空いていたので思わずハンドルを切る。
しかし、4つの城門の内、ヨークミンスターから最も遠いミックルゲイト・バー(Micklegate Bar 写真下左)だったのだ。これが後のトラブルを呼ぶことになる。
街を走る路線バスがトレーラーバスあり2階建てバスありと多彩だ(写真下中2枚)。
少し雑然とした古い街並みのミックルゲイト通りを500mほど登って行き、ウーズ川(River Ouse 写真下左から2枚目)を越えると急に賑やかになった。
コッパーゲート通り(Coppergate)の標識が目に入る。この辺りに”今、ヨークで最も人気のアトラクション”との情報の
ヨーヴィック・ヴァイキングセンター(JORVIK Viking Centre)があったはずだ。
探すと直ぐに見つかった(写真下右から2枚目)。この場所で10世紀頃のヨークを支配していたバイキングの住居跡が発見されたことから、
そこから発掘したバイキングの埋蔵物の展示とタイムカプセルに乗って当時のバイキングの生活振りを見て回れるアトラクションがある博物館だ。
2人で£15支払って乗ってみたが、歴史を学ぶ真面目なアトラクションで面白みに欠ける。ましてやリアリティーを出すためだろうが、
色々な臭いがする。決して良い臭いではない。
ミンスターへ向かう途中、ガイドブックに必ず乗っているシャンブルス通り
(Shambles)を通る(写真上右、下左)。狭く曲がりくねった石畳の小路は行き交う人で溢れている。15世紀の木造の建物は上階に行くほど迫り出している。
写真下右のショーウインドーはミリーズ・クッキーズ(Millie's Cookies)の"Celebration Cookies"だ。
直径12インチ(30cm)という巨大なクッキーでプレゼント用にメッセージを入れてくれるようだ。イギリスに80店ものチェーンを展開しているというが、
初めてお目に掛かった。Church Streetのギフトショップで小さなフェアリーを見つけ、連れ帰る。
ヨーク大聖堂(York Minster)に遣って来た。姿形、石の色合いともに美しい大聖堂だ。
入場してビックリ。チケット売り場のバリアーができている。シニア(Senior (60+))でも£8だ。ガーデンであれば£10でもいとわないが、
大聖堂にはそこまでの興味もないし、信心心は皆無の私だ。05年に見ているので、ここはパスする。
前回はタワーに登らなかったので上ることにする。こちらはシニアで£4.5だ。大聖堂の維持費が日に£2万掛かるのだということだが、結構な料金だ。
「待ち時間は15分、275段の階段があるが大丈夫か?」と念を押される。その程度の脚力はまだまだ健在だ。
待ち時間を南翼廊(South Transept)で過ごす。南北の翼廊は13世紀の建築だが、バラ窓(Rose Window)のステンドグラスは16世紀に造られたものだ。 位置が高過ぎて首が疲れる(写真上右から2枚目)。北翼廊の"Five Sisters Window"は高さ16mと巨大だ。13世紀のもので10万枚のグラスで造られているという(写真上右)。 写真下左は"St Michael 's Chapel"だ。大司教Walter de Grayの棺が収められている。
時間が来てタワーに上り始める。前の若者に負けじと螺旋階段を上がるが、狭い上に螺旋も急激でかなり厳しい階段だ(写真下左)。
この狭さゆえタワーに上るのは完全入れ替え制となっているのだ。1時間30分置きだいうから15分待ちで済んだのはラッキーだったのだ。
ようやく屋外に出た。細く狭い通路から西方面が見渡せる(写真上右3枚)。屋根や窓の美しい装飾が間近で見られる。
写真上右から2枚目は"St Michael le Belfrey"。しかしここはまだ屋上ではなかった。
再び階段を上り、ようやく屋上だ。タワーの周囲を1周する。素晴らしい眺め広がっているが、猛烈な風が吹き抜けている(写真上中2枚、下左から2枚目)。
余りの強風に屋上で撮った写真の妻の顔は引き攣っていてとてものことアップできない。
15世紀に建てられたタワーは高さ70mだが、回りにこれより高い建物がないのだから見晴らしが良い。
写真上右から2枚目にはクリフォード・タワー(Cliffords Tower)もはっきり見える。
狭い螺旋階段は下りの方が怖い。下り切って笑う膝を騙しながら大聖堂の周囲を見学する。写真上右は"Constantine"のブロンズ像、1998年に建てられたものだ。
写真下左3枚は西正面(West Front)と身廊(Nave)、右は西正面、美しいフォルムに何度もシャッターを押してしまう。
モンク・バー(Monk Bar 写真下左)から城壁(シティ・ウォール City Wall 写真下左から2枚目)に上がる。05年と同じコースだ。
観光客の往来が盛んだ。通学の学生や犬の散歩など市民と思われる通行人も多い。擦れ違う人々との軽い会釈も嬉しい。
木々の間から素晴らしいエバーグリーンの庭のあるお屋敷が見える(写真下右から2枚目)。大聖堂の司教の住まいかもしれない。
先程上ったタワーの美しい姿も見られる(写真下右)。
ブーサム・バー(Bootham Bar 写真下左)で城壁を下り、パーキングに向かう。Bettys Tea Roomsの前を通り、
このまま真っ直ぐ行けばコッパーゲート通りに至るはずだったが、何とモンク・バーの近くに戻ってしまったのだ。
それからが本格的迷子に陥る。通行人に尋ねても旅行者ばかりで分からない。ペイア&ディスプレイのパーキングの制限時間が迫っている。
04年に反則切符を切られた経験が頭をよぎる。思い余って店内で暇そうに立ち話をしているように見えた床屋さんに飛び込む。
「ああ分かるよ」とあれこれ説明してくれるが良く理解出来ない。紙に書いてくれるようお願いすると、メモ用紙に丁寧に書いて渡してくれた。
お蔭で制限時間5分遅れでパーキングに到着、切符も切られずに済んだ。予定外のパーキングに止めたことがトラブルの原因だ。床屋のおじさんありがとう。
立ち話をしていたのは、これから髪を刈ってもらうお客さんだったのだ。お客さんとは思わなかったのです。お二人にごめんなさい。
ニュービー・ホール Newby Hall
ニュービー・ホールは05年の旅では時間切れでゲートの前まで行って引き返した。
今年こそはと思って来ただけに何とか間に合いたい。ナビ子ちゃんの到着予定時間は16時50分と出ている。ガーデンのオープン時間は17時30分までだ。
ラストアドミッション時間は設定されていないはずだから何とか入場できるだろう。それにつけても、迷子の30分ほどの時間ロスは痛い。
霧雨そぼ降る中を飛ばしに飛ばして40分に到着した。やれやれ間に合ったと急いでエントランスに行くと係員のおばちゃんが
「これから入場するの?」と胡散臭い顔をする。「ガーデンオンリー」と伝えると。「まあ良いわ、入りなさい。でも5時半までよ」とノーチケットで入れてくれた。
Concessionでも一人£7.7のはずだ。戸惑いながらも遠慮なく入れていただく。
ガーデンに入り、写真を撮ろうとしたらカメラがない。慌てて車の中に忘れてきた。走って車に戻る。エントランスのおばちゃんが睨んでいる。
「アイ レフト カメラ イン マイ カー」で通じたろうか? 冷や汗だ。
紅葉が始まった木々が少し込み過ぎると思われる程植栽された整形式の"Autumn Garden"を通り過ぎ、ホールの南面のテラスにに出る(写真上左)。
円形のプールの真ん中に躍動感のある女性像が立っている(写真下中)。Autumn Gardenにも下左2枚の像が立っていたが、
このガーデンはスタチューやオーナメントが程良く配されている。
ホールはコンプトン家(Compton Family)の居宅として1697年に建てられたものだ。家の設計、内装デザイン、家具のデザイン、
それぞれが有名な人によるものなのだそうだ。現在のガーデンは1930年にコンプトン 少佐(Major Compton)によって設計されたものが基礎となっている。
ホールの西側に"Sylvia's Garden" がある(写真上右3枚)。コンプトン 少佐が妻のシルビア(Sylvia)のために設計したフォーマルガーデンだ。
フォーマルだが植栽の色合いをソフトにすることで静かな落ち着いた雰囲気のガーデンになっている。葉色の豊富さも素晴らしいものがある。
また、そのソフトな色合いを引き立たせるため、周囲の生け垣のイチイは色の濃いものを選んでいるのだという。参考にしたい。
写真上右のスタンダード仕立てのバラはバレリーナ(Ballerina)だ。古代の石製粉ひき器のオーナメント(写真上右から2枚目)を中心に4ヶ所に植えられている。
南面のテラスから真っすぐ南に延びているのがボーダーガーデン(Herbaceous Border)だ。"Europe's longest double herbaceous borders"と謳われる。
ホームページでは長さ140mとあるが、別のサイトでは220mとも記されている。"Google"の”衛星・航空写真”で見ると170mはありそうだ(写真下右2枚)。
ホールから南を流れる川(River Ure)まで緩やかに下る幅5、6mの芝の通路の両脇に幅4mの宿根ボーダーが整然と連なる。
繊細な色の配色からビビッドな配色まで「カラースキムの見本市や〜〜〜!」と彦丸風に叫んでみたくなる。朝から断続的に降った雨にも、乱れた部分が少しもない。
雨は上がったものの水を含んだ芝から靴に水が滲みこむのも忘れて夢中で歩く。
ボーダーガーデンを挟んで東のAutumn Gardenと対照をなす位置にローズガーデン(Rose Garden)がある(写真上左2枚、下左)。Autumn Garden同様、整形式ガーデンだ。
コンプトン 少佐の設計コンセプトが"Background is so important for Roses. At Newby we tried the experiment of a sunken garden with flagstones
and a surrounding hedge of copper beech"だという。”背景が最も重要”ということで板石を敷いたサンクン(沈床式)ガーデンにし、
周りのヘッジを銅葉色のブナの木にする試みは70年経過した今、見事に花開いている。ガーデンが締まって見える。
中央の円形プールの石製壺型噴水(Stone Urn Fountain)から滴り落ちる水が清々しい。バラだけでなく灌木や宿根草とのバランスが良い。
オベリスクなどのファーニチャーも垂涎ものだ。
写真下は昨日のハーロウ・カーの項で紹介した"Willow Weaving"のオーナメントの数々だ。力作だ。
静かなガーデンに「キャーキャー」騒がしい母と娘のカップルがいる。私が持っていたガーデンマップを指さして
「出口はどこ? もう閉まる時間でしょう?」と喧しい。「そんなに慌てなくても、まだ大丈夫。私達もこれから向かうから着いていらっしゃい」
と日本語とゼスチャーで通じるものだ。他にも沢山のガーデンがあるのだが、今回はここまで、残りは次の楽しみにしよう。母娘を引き連れ出口に向かう。
ショップで男の孫2人に木製の工作キットを求め支払いを済ませたら17時25分、最後のゲストとなった。おばちゃんありがとう。
ヨークシャーデール・ドライブ Yorkshire Dale Drive
ニュービー・ホールを発って3km余りローカルロードを突き走るとB6265に当たる。左折すると間もなくニュービー・ホールのガーデンを流れていた
River Ureを渡る。この川に架かっている橋が美しい。例により交互通行の橋だ。渡り切った所にパーキングがあり、絶好のフォトポイントだ。
B6265はリポンの街を通り抜け、ファウンテンズ・アビーの脇を通り、ブリマム・ロックスへの入口、パトリー・ブリッジの街とすっかり馴染みとなった場所を走る。
パーシバル・ホールへの取り付き道路のジェットコースターのようなアップダウンをもう一度走りたい。でも、雨に濡れた道路は危険だ。運転しながら心の中で葛藤だ。
分岐直前でもう一度が勝つ。急減速をして左折、ジェットコースター気分を満喫する。心晴れ晴れ、東の空に虹も立った。
B&B予約に関するトラブル Trouble
アシュフィールド・ハウスには18時45分到着。リズの明るい笑顔が迎えてくれる。夕食の支度で忙しい所だが、宿の手配をお願いする。
というのは、出発前夜、念のために全ての宿泊予定先に確認の電話を入れた(リカンファームはもっと以前にしてある)。
すると、この旅の最後の宿泊予定のウェールズのレクサム(Wrexham)近郊のアービストック(Erbistock)という村のガーデンがとても美しいそうな、
その名もザ・ガーデン・ハウス(The Garden House )というB&Bで不具合が生じていたのだ。
応対した女性は「今日は主人がいないので明日電話をしてくれ」と言うのだ。明日と言っても我々は明日の今頃は空の上だ。
慌てて次候補を3つばかりリストアップしては来た。15日に電話をすると、主人が出て「ダブルブッキングをしてしまった。こちらのミスだ」とは言うが、
詫びる訳でもない。「あなた方をその日にちに泊めることはできない」の一点張りだ。「そちらのミスなのだから、責任をもってどこか紹介するべきだろう」
と詰め寄ると「後から電話をする」と言う。しばらく後に入った電話はザ・ガーデン・ハウスからではなく、紹介されたB&Bの人間からだ。
どんな紹介をしたのか分からないが、埒が明かない。その内、電話が切れてしまい、それっきりだ。ザ・ガーデン・ハウスの主人の無責任ぶりに腹が立つ。
こちらはもっと以前にリカンファームを入れているのだ。ダブルブッキングが分かった時点で連絡をよこし、自分が推薦できるB&Bを紹介するなりの対応が求められるだろう。
11年目の個人旅行にして最悪のB&Bだ。(会話力不足は認めるが、余りにも誠実さを欠く対応に抗議の意味を込め記述した)
リストしてきた次候補は2軒が「ノー ベイカンシー」、1軒は電話が繋がらない。そんな訳で、ベスを頼ったのだ。
事情を話すとベスは「それは困ったわね、今夜探しておくわ」と快諾してくれた。
グラッシントン・ハウス Grassington House
さて、時間も時間だ。この街のパブに行ってみたいとは思うが、ディナーのスタートが近付いたベスにこれ以上手間を掛ける訳にはいかない。
一昨日のグラッシントン・ハウスで何の不足もない。ということで、再びグラッシントン・ハウスに遣って来た。
19時を過ぎているから、今日は混雑している。何とか席が取れて、オーダーに入る。私はメニューにヨークシャー産の黒豚(Black Pig)を見つける。
妻はシーバス(Seabass)にする。黒豚にはホタテもついている。シーバスにはリゾットが添えられる。妻は私が米料理をオーダーすると
「軟弱だ」と非難するが、自分のオーダーに米料理が付いていてもそれはそれなのである。多くを語るまい。
これにワインとパン、グラッシントン最後の夜は豊かに暮れて行く。
写真たっぷりの旅行記をご覧ください
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