第6日 9月19日(月) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程 Ashfield House Hotel --- Brimham Rocks --- Pateley Bridge --- Parcevall Hall --- Barden Tower ---
Bolton Abbey --- East Riddlesden Hall --- Wharfe Dale --- Ashfield House Hotel
今日の走行距離 154km
今日の万歩計 15,800歩
出発時点の気温 12℃
アシュフィールド・ハウス・ホテル Ashfield House Hotel
朝食前にホテルのガーデンを巡る。決して広くはないが、良くデザインされ手入れの行き届いたガーデンだ。
スイトピーの花は可愛気がないくらい大きい。写真左のフクシアも次のフロックスも花が大きい。
こちらでは花は大をもって良しとするようだ。日本でもその傾向があるように思われるが、私は余り感心しない。
8時30分、今朝もフルイングリッシュだ。妻はフライドエッグ、私はスクランブルエッグにした。昨夜のディナーは期待外れだったが、
ブレックファストは大変美味しい。ただ、ベーコンが厚くて大き過ぎる。小さなピーチのシェイクも振る舞われたが、写真を撮り忘れた。
昨日書き忘れたが、昨年のエジンバラ近郊で味を占めたホットエアーバルーンに今年も今朝の予約を入れてあったのだ。
昨夜のディナーの席でベスに「今夜23時に確認をして、フライトが決まれば明朝4時には宿を発つので不審に思わないでくれ。朝食はいらない」と
伝えてあったのだ。23時に電話を入れると「フライトキャンセル」の虚しい留守電がながれるのみだった。
ベスから「やはり今日は飛ばなかったのね。天気予報からだめだと思っていたの」と冷やかされる。
昨夜”ドクター・トム”のことで盛り上がったご夫婦は今日アバディーンに帰ると言う。「トムにあったら『あなたの教え通り哲学を持って庭づくりをしている』
と伝えてください」、「トムには来週にも会うだろうからそう伝えるよ」とお別れする。
(その後トムから「あなた達が私の親しい友人と会ったことを嬉しく思う」とのレターが届く またアバディーンで会える日までお元気で)
ホットエアーバルーンのチケットはフライトがキャンセルされた場合は1年有効で改めて予約を入れるシステムで返金はされないのだ。
旅行者には極めて不利なシステムなのだが、それを承知で購入したのだから仕方がない。部屋に戻って、明日か明後日のフライトを問い合わせると
「明日はフライトの予定がない。明後日は満員だ」と素気無い返事だ。「夕方の便への変更手続きは電話では出来ない」と無情な応対だ。
今朝の天気は気温は低いものの雨も霧も風もないだけに何故キャンセルなのか残念だ。昨年のバルーン会社のホームページに
”年間300回のフライトを計画して実際に飛んだのは80回程”と出ていた。安全を優先するとそんな確率になるのだろう。
昨年がラッキーであったと考え、潔く諦めることにしよう。
昨年のホットエアーバルーンの様子はこちら。
ブリマム・ロックス Brimham Rocks
ブリハム・ロックスの情報を”花と英国”のリンクサイト
”迷子さんの旅行ブログ”から見つけた時には小躍りした。奇岩がごろごろしているらしい。これは天気の良い朝に行かなければと決めてきた。
バルーンは飛ばなかったが、お天気は良い。ということで今日の最初の訪問地となった。
地質学的なことは幾つかのサイトを読んだが良く理解出来ない。推測するに、3億2000万年前に出来た"Millstone Grit"というものが、
18,000年前の氷河期に浸食されて出来たものらしい。この途方もない歳月がロマンを呼ぶ。
ナショナルトラスト(NT)の管理だけにパーキングも広い。ペイアンドディスプレイだが、会員はNTのステッカーをダッシュボードに出しておけば無料だ。
パーキングから僅か5分も歩くと早くも大きな岩が見えてくる。高いものは30mもあるという。見る角度によって色々な形に見える。
道順や案内板は一切ない。自由に歩き回り、自由に想像すれば良いのだ。岩に登るのも自由。ロッククライマーもいる。
様々な形の石が次々に現れる。最初は一つひとつ、色々な角度から写真に収めていたが、そんなことをしていたら先に進まない。
途中から大きな岩や面白い形の岩だけに絞る。それでもここに掲載したのは半分以下だ。
この後NTのショップで購入したガイド(Explorer's Guide)によれば下左から2枚目が"Cannon Rock"と名付けられている岩の穴を覗いてみたり、
下中の割れ目を潜ってみたりと童心に返る。上右は"Blacksmith's Anvil"(鍛冶屋の金床)と名付けられている。
CannonもAnvilも日常見慣れていないからそんなものかと思うだけだ。
それに比べると、上左から2枚目を”鯨”、上右を"亀”、下左を”駱駝”と見るのは頷けるかもしれない。
下右から2枚目はここで最も人気の"Dancing Bear"、躍動感が感じられ素晴らしい。上右から2枚目は"Druid's Castle Rocks"と呼ばれる。
ブナの木が岩の割れ目に自生して、こんなに大きく育っている。根性ブナの木だ(写真下左から2枚目)。
写真下右の岩は"The Idol"と呼ばれる。どうしてこれで立っていられるのだろうと不思議でならない。落ち着かない気分だ。
接地面の拡大図をご覧いただくと私の不安が分かっていただけれるだろう(写真はPanoramioより)。
あるサイトに「さすがにこの岩に登る馬鹿はいないが、下に潜る馬鹿はいた」と出ていたが、ここにも一人・・・。私にはとても真似できない。
岩の上に登るとニッダーデール(Nidderdale)の美しいパノラマが見られる。すっかり晴れ上がり絶好のバルーン日和だ。未練がましい。
ビジターセンターでポストカードとガイドを求め、お勧めの岩を尋ねると"Druid's Writing Desk"と"Dancing Bear"、"The Idol"だという。
写真上右が"Druid's Writing Desk"”ドルイド僧(古代ケルト民族のドルイド教の僧)の書き物机”という意味だ。ここからの見晴らしも最高だ。
上述の"Druid's Castle Rocks"にもドルイド僧が出てくるが、ドルイド僧がブリマムに居たことはないのだそうだ。
写真上左は眺めているとあっちこっちに目があり睨まれているような気がしてくる。次は"Watchdog" で異議なし。次は左に亀、右は"Eagle"と出ている。
アップが下右から2枚目だ。止まっている鳥が飛び立ったらバランスが崩れはしないかと心配になる。下左の石は花の短い象のように見えなくもない。
パーキングに戻るとロッククライミングに向かう団体に出合った。こんなに大勢が登って岩が崩れることはないのだろうか。心配になる。
パトリー・ブリッジ Pateley Bridge
パトリー・ブリッジは05年の旅でとても気に入った街だ。今朝もブリマム・ロックスに向けて通過する時に美しい街並みに魅入られた。
05年と同じパーキングに入るが満車だ。しばらく待っているといかつい男性がやってきて「そこが空くよ。良かったらこれを使いなさい」と
駐車券を差し出す。見ればまだ2時間も残っている。ありがたく頂戴し、これをフロントグラスに張り付けて散策開始。
街は前回にも増して花に溢れている。僅か300mほどのハイストリートはところどころ歩道が消滅する狭くて古い通りだが、
様々なショップの軒下にはハンギングバスケットが下がり、店先の少しのスペースにはコンテナが置かれている。
花の街のコンテストで何度も受賞していることが理解できる。今年はシルバーと紫を基調にした抑えめな色遣いで雰囲気が良い。
ここにはイギリスで最も古いお菓子屋さん(The Oldest Sweet Shop in England)がある。
店構えも6年前と少し間変わらない(写真下中3枚)。入口には”1661”の文字が見られるから今年は350周年になるのかと思ったら、
"Established 1827"ということだ。店内のディスプレーもちっとも変っていない。お菓子は今でも量り売りのものが多いからカウンターに立派なメーターが鎮座している。
友人へファッッジ(Fuddge)とランチ代わりのクッキーを求め、とても愛想の良い店員さんグロリア(Gloria)と記念写真を撮らせてもらう。
ポストオフィスで象のぬいぐるみ見つけ孫娘のお土産にする。小さな文房具も幾つか求める。ポストオフィスでこんなものも扱っているのだ。
6年前に絵を求めたギャラリーは今日も店が閉まっていた。ドアーに張られたカードに何やら休みの言い訳を書いてあるが、お客さんを逃がしましたよ。
パーシバル・ホール Parcevall Hall
パーシバル・ホールは05年の旅でB6265を走行中に たまたま小さな標識を見つけて立ち寄ったガーデンだ。今回も訪問予定リストに入っていなかったが、B6265からのヨークシャーデールの光景を眺め思い出した。 強烈に印象に残っているのはB6265からホールまでのローカルロードのアップダウンだ。イギリスの道は自然の起伏を削ったり盛り土したりすることなく、 そのままの場合が多いから、ブラインドサミット(Blind summit)やヒデンディップ(Hidden dip)が多く登場し、私を喜ばせてくれるのだが、 私の経験ではここが最も強烈な思い出だ。今日も期待を裏切ることなくジェットコースターの気分を思いっきり味あわせてくれる。 Blind summitでは先が見えないまま宙に浮く感覚、Hidden dipではズンッと沈み込むような感覚が溜まらない。隣では迷ナビがきゃーきゃー喜んでいる。
パーキングには人っ子ひとりいない。奥の扉から出てきた作業員にオープンしているのか尋ねるとティールームの方を指差す。
ティールームにも客はいないが、店員はいた。10ポンドを支払い入場する。
森を抜け、ホールの南斜面になだらかに広がる4段のテラスガーデンの4段目に到着。各段3つに分かれていて中央はホールに向かって登って行くスロープだ。
スロープの両サイドにボーダーが走る。4段目のボーダーの向こう側は果樹園だ。3段目との石垣の下はアガパンサスのボーダーだ(写真上左)。
3段目に上がり振り返ればワーフェデール(Wharfe Dale)の雄大な景色が展開している(写真上左から2枚目)。3段目には睡蓮の池(Lily Pond)がある。
2段目との石垣のボーダーはフクシアだ。地植えでこんな風に咲いてくれるとはうらやましい(写真下左2枚)。
2段目には丸池(Round Pond)があり中心に女性が水をすくっているようなポーズの像がある(写真下右から2枚目)。
その他の仕切られたスペースも多様な植栽で変化を付けてあり、飽きさせない。
ホールと同じレベルの1段目はホールの壁に沿ってずらりとダリアが並ぶ。好みではないが圧巻だ(写真下左)。 ホールの裏の丘を登るとロックガーデンがあり、小さなアルペン植物が数多く植えられている。その下にフォーマルに仕切られたローズガーデンがある。 秋バラのピークに当たったようだ。優しいピンク色のバラが多い。中央のガゼボのベンチで暫しうっとり。
バーデン・タワー Barden Tower
バーデン・タワーの情報を集めていて美しい橋に魅入られた。
それがバーデン・ブリッジだ。ナビ子ちゃんは超ショートカットのローカルロードドライブを指示してくれた。
川岸に沢山の車が止めてあり、その先に美しい橋が見える。上流から撮影するがアングルが悪い。橋の反対側まで走り納得のアングルを得る(写真下左)。
しかし、この記事を書くためサイトで検索するとちょっと違うバーデン・ブリッジが出てきた
(写真はPanoramioより)。
良く調べてみると2つのバーデン・ブリッジが混在する。グーグルの航空写真で見ると、わずか1km足らずしか離れていない所にある。
私が見た方がバーデン・ブリッジで。もう一方は水道橋(アクアダクト Aqueduct)だったのだ。どちらも美しい。
バーデン・タワーは15世紀の狩猟小屋(Hunting Lodges)を17世紀に改造したものらしい。何の変哲もない廃墟だ(写真下右2枚)。
バーデン・タワーの敷地にレストランがあるのか、
レストランの庭にバーデン・タワーがあるのか、何の仕切りもなく2つが並んでいる。イギリスらしい光景だ。写真下左はパーシバル・ホールのバラ
ボルトン・アビー Bolton Abbey
ボルトン・アビーに遣って来た。正確にいうとアビー=大修道院ではなく、
ボルトン・アビー村にあるボルトン・アビー・エステートが所有するボルトン・プライオリー=小修道(Bolton Priory)の廃墟である。
12世紀に建てられ15世紀まで改修が進められ、16世紀の修道院解散で屋根が外され廃墟となったものだが、実に美しい姿で残っている。
石の色もきれいだ。廃墟には少々食傷気味の私だが、この修道院は素晴らしい。
廃墟のすぐ東側をワーフェ川(River Wharfe)が流れている。上記の2つの橋が架かる川だ。バーデン・ブリッジでは気が付かなかったが、
川の水の色が褐色だ。これはスコットランドの川の色と同じだ。その川を渡る飛び石(Stepping Stones)がある(写真下右)。
石の数は57個という長いものだ。渡ろうと思ったが、水量が多く水没したものもあり、妻が止める。
他に渡っている人もいないので止めておく。1900年に出来たもので実用されたのだ。
ボルトン・アビーからワーフェ川に沿って両岸に散策路(Trail)が上述のバーデン・ブリッジまで約5kmに亘り伸びている。
多くの人が行き来している。全てボルトン・アビー・エステートの所有地だ。
廃墟に隣接して今使われている教会(Bolton Priory Church of St. Mary & St. Cuthbert)
を見せてもらおうと思ったが、黒服の団体が入って行く。これから葬儀が執り行われるようなので遠慮しておく。街のパーキングのハンギングの大きさは何ということか。
イースト・ライドルズデン・ホール East Riddlesden Hall
予定では蒸気機関車に乗る予定だったが、18日に時間切れで諦めた
イースト・ライドルズデン・ホール訪問を急遽決める。
集めた情報から訪問予定リストに”◎”を付けていたのだ。
しかし、結論から言うとちょっとがっかりだ。まず、ホールの前の池の水が汚かった。ホールの黒ずんだ色が不気味な雰囲気だ。
実際に池で亡くなった”青白い女性”や不倫の末幽閉されて餓死した”灰色の女性”が出るとの噂だ。「嵐が丘」の映画の舞台となったのが頷ける。
17世紀のマナーハウスだというが、随分小振りで一部廃墟になっている。正面と裏面両方にバラ窓(Rose Windows)があるのは珍しい。
ガーデンも期待外れだ。17世紀頃のガーデンはこうしたものだったのだろう。キッチンガーデンの案山子は少々メタボだ。
ヨークシャーデール・ドライブ Yorkshire Dale Drive
ヨークシャーデール国立公園(Yorkshire Dale National Park)のドライブに向かう。先ずはリブルヘッド高架橋(Ribblehead Viaduct)とそれを取り囲む三山
(Three Peaks)を見ようとA629、A65、B6480と適当な起伏と適度な蛇行を繰り返しながら牧草地の中を快調に進む。
セトル(Settle)は美しい街だが通過。6年前は可愛いセトル駅に立ち寄ったことを思い出す。あの頃はナビもなしで良く動いたものだ。
ところが、セトルを過ぎたあたりから猛烈な霧が出てきた。徐行を余儀なくされる程だ。リブルヘッド高架橋と三山を断念しスタインフォース(Stainforth)で
ハルトン・ギル(Halton Gill)に目的地を変更しローカルロードに入る。
道端に国立公園の標識(Signpost)を見つけた。ヨークシャーデールのシンボルであるスウェイルデール羊(Swaledale Sheep)をモチーフにしたグッドデザインだ。
霧は益々濃くなり、シングルトラックの細い道は最徐行だ。対向車が少ないのが救いだ。時々フッと霧が晴れたりするが、
左手に見えるはずの三山の一つ"Pen-y-ghent"は姿を現さない。道路の両脇に羊が道路に飛び出さないよう石を積んだフェンスが続く辺りは特に神経を磨り減らしての運転だ。
ハルトン・ギルの村も霧に霞んでいる。ビレッジ・サインは極めてシンプルだが、岩の姿・形と霧に濡れた色合いが良い。国立公園の標識といい、
石のフェンスといい、この辺りには石がごろごろ転がっているのだろう。
この後幾らか霧が晴れてきた。アーンクリフ(Arncliffe)、キルンジー(Kilnsey)とワーフェデールの小さな村々を通過してグラッシントンまで戻る。
イギリスでの霧中のドライブは初めてではないが、ここまで酷かったのは経験がない。今日はバルーンのキャンセルに始まって、
お天気に恵まれない一日になってしまった。晴れ男・女の私達としては不本意極まりない。
グラッシントン・ハウス Grassington House
17時30分、B&Bに帰着。今宵のディナーはベスのお薦めのグラッシントン・ハウス。
ホテルからは歩いて3分の近さだ。
外観からは予想もできない広さと立派な内装の店だ。グランドピアノも置かれている。オーダーを済ませ、待つ間にウェートレスからもらった
パンフレットによれば、ここも部屋数8つの小さなホテルなのだ。同じAA五つ星ながらアシュフィールド・ハウス・ホテルより格上は間違いない。
B&Bで検索してアシュフィールド・ハウスはヒットしたが、グラッシントン・ハウスはそうでなかった。何よりの証拠だ。
メニューは前菜、メイン、デザートそれぞれ3品くらいある中からから2品を選択できる”2コース”にする。
妻はメインのサーモンとデザートのアップル・シナモン・アイスクリーム、私は前菜にコンビーフ、メインは同じくサーモンとする。美味しい。
グラッシントン Grassington
グラッシントンは05年に通過した時は小さな村の印象だったが、
今回訪れてみると意外に賑わいのある村だ。村の中心部は中世の玉石の石畳の道が今でも残っている。
狭いメインストリートにはホテルやB&B、飲食店やショップがひしめき合って並んでいる。食後しばし散策する。
写真下左は食事をしたグラッシントン・ハウス、The Squareの一等地にある。見かけは小さいが奥行きのある大きな建物なのだ。
右は我がアシュフィールド・ハウスの入り口。それでなくとも狭い路地なのに止まっている赤い車はオーナーの車でいつもここにある。
突き当たりの2階屋がホテル、手前左が超狭いパーキング。ここに止めるにはかなりの腕前がないと無理だろう。
左から2枚目はメインストリートに沿った民家の壁のオブジェ。フェスティバルか何かの飾りつけだろうが、かたつむり以外はあまり歓迎したくない虫だ。
右から2枚目は今年のグラッシントンのコンクールでポット・ガーデンの部で賞を取ったガーデンだ。ポットはテラコッタや石、鉛のプランターや
一輪車など工夫を凝らしてある。
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