第5日 5月25日(火) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程 Firwood --- Bamburgh Castle --- Mellerstain House --- Kelso Abbey ---
Traquair --- Kailzie Gardens --- Alba Ballooning --- Belsyde Country House
今日の走行距離 328km
今日の万歩計 12,400歩
Firwood ファーウッド
昨夜部屋に戻るときちんと折りたたんだ洗濯物がベッドの上に置いてあった。
今日も快晴だが気温は9度と低い。それでも窓から見えるウサギの親子に誘われ、朝食前にガーデンを散歩する。キジの夫婦も朝の挨拶に出てきた。
勿論フルイングリッシュをいただく。ここは少しおねえっぽい感じのMikeが料理担当で、物静かなBethがサービス担当だ。そのBethも3日目で打ち解けてきた。
「ウサギに3匹の子供が生まれたが見たか?」とか「いつの間にか居ついたあのキジの夫婦には名前が付けてある」とか話が弾む。
洗濯物のお礼を言い、チェックアウトを済ませ(勿論4日分を支払う)、記念の写真を撮ってお別れする。お土産の風呂敷がとても気に入ったと改めてお礼の言葉をいただく。
イングランドを離れ、いよいよスコットランド周遊が始まる。
Countryside カントリーサイド
今日の最初の目的地バンバラ(Bamburgh)まではウーラー(Wooler)から東へ20km余り、Bロードばかり6348、6349、1342と繋いで行く。
ナビ子ちゃんも「○○km道なりです」と言ったきり黙りこんでいる。車の往来も少なく、快適な高速ドライブを楽しむこと30分余だ。
イギリスを走っていれば至る所でムーアに出合う。B6349沿いにも小さいがLyham MoorやBelford Moor広がっている。
ムーアと言っても標高は200m足らずの丘陵地で羊の放牧はされている。
この辺りのハリエニシダは開花が早いようだ。すでに満開で楽しませてくれる。
Bamburgh Castle バンバラ城
前半のノーザンバーランド最後の訪問地はバンバラ城。
北海の美しいビーチから立ち上がる45mの断崖の上に建っている大きな城だ。見た目、いかにも堅牢強固な城だ。その潜ってきた歴史が偲ばれる。
快速ドライブでオープン10分前に到着。バンバラ城を背景に先客の赤い車とこの旅の相棒黒のプジョーの図だ。パーキングは写真の右手にある。
後続も次々到着し、オープン時には10台を超えた。
ゲートハウス(Gatehouse 写真下左)は12世紀に建てられたもので、当時は跳ね橋で守られていたという。ゲートハウスを潜り。狭い谷間のような通路を抜けると
右手の北海に向けて大砲が3門並んでいる。今日の海は静かで平和だ。
18世紀に建設された風車(Windmill 写真上右から2枚目)と時計台(Clock Tower 写真下中)、本丸(The Keep 写真下右から2枚目)は12世紀に始まったという。
どれも良く復元され重厚感にあふれる。ここは一昨日訪れたクレイグサイド・ハウス(Cragside House)の主アームストロング卿が買収し復元したもので、今もその子孫が所有しているという。
The King's Hallの壁に沢山の紋章が見られる(写真上右)。チャペルは復元されていないようでベルだけが展示されている(写真下右から2枚目)。
厩舎(The Stables 写真下左から2枚目)の壁の馬の彫刻は現代のものだろう。アームストロング卿が発明した消防車も格納されているらしい。
城の中も見学したが、歴代の主が使用した食器や家具、絵画など良く整備されていて楽しく見学できた。
Countryside カントリーサイド
スコティッシュボーダーのケルソ(Kelso)を目指して、A1からB6353を西進しA697に突き当たった先の景色がイギリスとは思えない雰囲気で実に良い。
昨日もボーダーに向かう時「良い眺めだな」と思いつつも、高速で通り過ぎてしまった場所だ。
クロッカム(Crookham)の村を外れたあたり、小川沿いに植えられた落葉樹の並木が爽やかな新緑に萌え、その先は柔らかな牧草の丘が広がり、
緩やかなカーブを描いた小径が丘の上に消える。山はないが、角笛でも聞こえ、アルプスの少女でも駆け下りてきそうな雰囲気だ。
後続車がないのを良いことに、路上にて撮影。しばしこの景色を楽しむ。
Mellerstain House メラースタイン・ハウス
昨日クローズドだったメラースタイン・ハウスにやってきたが、またしてもクローズドだ。
昨日はLast Admissionの関係があるかとも思ったが、今日は12時40分、確かにオープンの時間のはずだが・・・。当たりに人気はなく確かめようもない。
05年の旅でとても明るく広々としたテラスガーデンとしっとりとしたコテージガーデンが記憶に残っていて、楽しみにしてきたのだが、諦めるしかない。残念。
(帰国後調査ミスと判明、水・日曜日のみのオープンだった)
ケルソの街に戻りThe Squareのパーキングに車を置き、通りのベンチに座ってAlba Ballooningに電話をする。この旅のお楽しみの一つの熱気球のフライトの確認のためだ。
こちらの携帯を登録してあったので、直ぐに認識してくれて「今日は飛ぶよ」とのことだ。お天気次第、風次第の熱気球だけに心配していたが、これで一安心だ。
Kelso Abbey ケルソ・アビー
スコティッシュボーダーには4つの大きなアビーの遺跡がある。昨日訪れたドライバラ・アビー、メルローズ・アビー 、ジェドバラ・アビーと
ケルソ・アビーだ。
4つともヒストリック・スコットランドの管理だ。05年の旅では何故かケルソ・アビーを外してしまった。今回は是非訪れておこう。
ケルソ・アビーは通りから建物の間を抜けた裏通りに静かに佇んでいた。大通りの喧騒が嘘のようだ。見えてきたのが北翼部分(写真下左)とみられる。堂々たる塔だ。
1128年の設立というから4つのアビーでは一番古いものになる。受付もなく入場フリーだ。残っているのは北翼、南翼、西廊の部分だけだ。
写真下左から2枚目が東から見た西廊の壁だ。左手に伸びているのが東廊の一部だろう。写真下右から2枚目に南翼が写っている。
Traquair House トラクエアー・ハウス
トラクエアー・ハウスはその歴史を1107年まで遡る。
当初はスコットランド王と女王の狩猟小屋(hunting lodge)であったようだ。現在の建物は18世紀のものだという。
白い水仙の先に白い端正な姿の建物とゲートがロマンチックな香りだ。
ここのガーデンもメインは100エーカー(40万坪)を越すウッドランド(woodland)だが、私たちの興味はフラワー・ガーデン。建物の周りを一回りする。
一面芝の敷地に様々な樹木・灌木が配されている中、大きな迷路(Maze)が現れた。1981年に造られたが、異常低温で大部分が枯れたりの紆余曲折があったという。
面白いエピソードを仕入れた。この迷路の中心に辿り着いた時、ガールフレンドにプロポーズし、"Yes"の返事をもらえた瞬間に花火を打ち上げ、
シルバートレーに載せたシャンパンを運ばせるというパフォーマンスをした青年がいたという。スコティッシュ青年もやるものだ。
キューピッド・ガーデン(Cupid's Garden)は芝の広場にマスコットのキューピッドの像が立っているだけのことだ。植栽はシルバーとグレーに統一されている。
"1745 Cottage Restaurant"という名のレストランがある。名前の通り1745年に建てられたコテージを改装したものだ。
Countryside カントリーサイド
ツィード川(River Tweed)に沿ってB7602を北西に進む。ツィード川のとうとうたる流れに惹かれ車を停める。黒く澄んだ水の流れは心わざわつかせる。
川の流れの中で釣りをする人がいる。サーモンでも釣れるのだろうか?
この流れがトラクエアー・ハウスの脇を流れ、メルローズの街を抜け、リーダーフット・ビアダクトの下を通り、ドライバラ・アビーを巡り、ケルソの街を抜け、
22日に訪れたベリック・アポン・ツィードで北海にそそぐのだ。
Kailzie Gardens
Kailzie Gardensは1812年にできたというウォールド・ガーデン(Walled Garden)が素晴らしい。
案内に従い、18フィートの高さがあるという壁に沿って歩いて行くと噴水がある。樹木の葉色も多彩だ。お洒落な鉄製門扉を開けてウォールド・ガーデンに入る。
壁に這わせたリンゴの木の白い花が満開だ。柘植のトピアリーも色鮮やかだ。
右手にイチイの木で囲われたローズガーデン(Formal Rose Garden)がある。バラはまだ蕾も固いが、さまざまな灌木や多年草が見られる。アーチの白い花は何だったろう?
(スコットランドの固有名詞は日本語表記が難しいことが多い。Kailzieもその一つだ。そういう場合は日本語表記を省くことにする。)
左からシュラブローズと鯛釣草。メギの大木。満開のブルンネラ。バラのアーチ、足元にホスタ、そして像が躍動的で心弾む。
もう一方のアーチにはクレマチス、中央にはニューサイランのコンテナ。反対側の出口からウォールド・ガーデンに戻る。ブルーポピーが多用されている。 中心には1811年作のサンダイアルが古色を帯びる。薄い藤色のベロニカ(veronica gentianoides)が爽やかだ。シルバーの木はオリーブか? ベンチが素朴で良い。 女性の彫像もこんな風に縁どると一幅の絵画のようだ。彫像やオーナメントが効果的に使われている。
ウォールド・ガーデンを見通す。手前から円形花壇、サンダイアル、両面に多年草のボーダー、アイアンゲート、噴水と続く。左の生け垣の中がローズガーデンだ。
ブルンネラ、ブルーポピー、ユーフォルビアなどの円形花壇。サンダイアルから別の方向を見通す。右の生け垣がローズガーデン。更に別の方向を見通す。
ここは内陸になるので春が遅いのかもしれない。早春の花が多く残っている。
心はすでに熱気球(Hot Air Ballooning)
案内図ではまだまだ見どころはあるようだが、お楽しみの熱気球の集合時間には遅れる訳に行かない。少し余裕をもって行動するため、この辺で今宵から4泊の宿に向かう。
高所恐怖症の私だが、熱気球にはかねがね、一度は乗って見たいと願っていた。07年にはイングランド南部のボーンマス(Bournemouth)の"Bournemouth Eye"という
係留された熱気球に乗る計画を立て、2日に亘ってチャレンジしたが、天候が悪くて飛ばなかった経験がある。
この旅の計画の中で熱気球に乗せてくれるサイトを3つ見つけた。乏しい英語力ながら、安全性、経済性、日程などを比較検討し1社に絞った。
そこのホームページによれば、メインシーズンの大気が安定している朝夕に、年間300回のフライトを計画して実際に飛んだのは80回程だと出ている。
それなのに、飛ばなかった場合は単純に料金を返すのではなく、1年以内の代替日に乗ることができるとある。海外からの旅行者に代替日なんてありえない。
安くない料金を無にする可能性75%というリスクを冒すべきかどうか? 散々迷ったが、飛びたい気持ちが勝った。早々に予約を入れる。この旅一番の楽しみだ。
Alba Ballooning アルバ・バルーニング
私が選んだバルーン会社はアルバ・バルーニングだ。
ホームページに謳っていた18年の経験を誇るプロ・ライセンスを持つパイロットPete Forsterとその奥さんと父親らしき方の3人でお世話をしてくれるらしい。意外に少ない。
最後の一人も到着してオリエンテーションが始まる。南のピーブルス州(Peebieshire)の打ち上げサイト(launch sites)から風任せで1時間飛び、着陸し気球を片づけて、
ここに戻るまで3時間掛る。トイレはどこにもないが大丈夫か? などと言われて、先ほどのビールが気になる。
乗客は4組のカップルと1人の女性の9名だ。余り大きくもないワゴン車に詰め込まれ出発する。Peteの父親は乗用車で、一人女性の夫と息子夫婦と孫2人もマイカーで後を追う。
南下すること20分、A703沿いの牧草地に車を乗り入れる。Eddlestonの打ち上げサイトのようだ。
ここで再びオリエンテーションだ。乗客皆で協力してバルーンを膨らませる手順が説明される。続いて乗り込み方の説明や上空での注意事項などがあり、
最も熱を帯びて説明されたのが着陸時の体勢だ。着陸時はかなりの衝撃があるようだ。緊迫感が伝わる。
乗客全員で力を合わせて重いバスケットを下し、こんな小さな袋にバルーンが収まっているのと
思うほど小さいが、結構重い袋を下す。その袋からバルーンを引き出し広げると、これまた、こんなに大きいのと思うほど広がる。
続いて大きな扇風機で風を送りバルーンを膨らませ、ある程度膨らんだところで、バスケットに備えてあるガスバーナーから熱を送る。すごい轟音がする。
炎がバルーンをかすめて燃え出しはしないか心配になるが、そんな心配をよそにバルーンは順調に膨らみ30分程でバスケットが立ちあがる。
バスケットはロープでワゴン車に係留されているが、バスケットが浮くか浮かない程度にPeteがバーナーを調節している。
オリエンテーションで指示された通り、全員がバスケットの所定の位置につく。バスケットは5つのコンパートメントに分かれている。中央にPeteと一人女性、
両サイドの4つに4組のカップルが乗り込む手はずだ。それぞれのカップルの体型を見比べて、どのコンパートメントに乗るかあらかじめPeteの指示があったのだ。
(因みに1人115kg、カップルで190kg以内と規定がある)
Peteの合図で一斉にバスケットに乗り込む。と言っても、梯子や脚立があるわけではない。110cmの高さのバスケットをよじ登るのだ。
全員無事乗り込むと、改めて着陸時の訓練だ。Peteの掛け声に合わせ、進行方向を背にバスケットの中にしゃがみ込み取っ手に捕まり、
背中をバスケットに押し付ける動作を何回も繰り返し練習する。掛け声は"Down! Hold! Gon, Gon, Gon!"といった感じだ。特に"Gon, Gon, Gon!"が印象に残っている。
さあ、いよいよフライトだ。Peteがバーナーを勢い良く噴かすと、ゆらりともしないで浮き上がる。地上のPeteの父親が係留していたロープを外すと、ゆっくりと上昇する。
Peteの奥さんや一人女性の家族や通行人の野次馬などの見送りに手を振りながら風任せで北の方向に揺られていく。
丘の斜面に映った気球の姿に感動する。地上で見送る人の姿もだんだん小さくなる。時折噴かすバーナーの轟音以外は音もなく、風も感じない。風に乗っているからだろう。
極めて静かだ。思わず”雲にのりたい やわらかな雲に”と口ずさむ。(昭和44年、黛ジュンのヒット曲だ。古!)
スコティッシュボーダーのなだらかに折り重なる丘陵地帯の様子が良く分かる。丘の向こうに真っ白な風車が沢山見えてきた(写真上中2枚 気球の陰も入って良い写真と自負)。
Bowbeat Wind Farmだ。Wind Farmという呼び方が新鮮に感じる。
大小の貯水池(Reservoir)も幾つも見られる。写真上右には3つの貯水池が見える。水色と空色の違いに気付く。白く点々と見えるのは羊だ。
林の中に円形の物が見える(写真下左)。Peteが「あそこにミステリーサークルが見える」と冗談を言う。"Northshield Ring"という古代の砦(Fort)の塁壁(ramparts)と
堀(ditches)の跡らしい。この辺りには他にも同じような砦があるらしい。
写真下中2枚に飛び立ったサイトが見える。かなりの時間飛んでいるのだが、まだそんなに離れていないのだ。見送ってくれた人たちの姿はもう見えない。
奥さんと父親、一人女性の家族はバルーンを追跡していることだろう。
サーキット場が見えてきた(写真下右)。これも地図では確認できるが、名前などの情報は一切見つからない。大きな採石場も見えたが、緑の中に無残な掻き痕が寂しい。
スピード感は全くない。空中散歩という言葉があるが、当てはまらない感じがする。空中に浮かんでいる、あるいは、漂っているという感じだ。
他の乗客も静かな興奮を味わっているのか無口だ。高度計は”110”を指している。メートルかヤードかだろう。
Peteが「記念写真を撮ろう」と言う。ホームページで"In Flight Photo Gallery"を見て、どうして撮影したのか疑問に思っていたが、解明した。
バルーンに取り付けたロープににPete考案の器具を取り付け(写真上左)、それを吊り上げて遠隔操作でシャッターを切るのだ。
その写真は旅から戻ったら既にEメールで送られていた(写真上左から2枚目)。価値ある1枚だ。10ポンド也。
羊や牛が放牧されている。上空を音もなく通って行くのだが、羊は気配を感じるのか群れをなし逃げて行き、立ち止まっては上空を見上げる。
建物は時折大規模なファームらしきものが現れる。農場主のお屋敷らしき建物は立派なものだ。写真下右から2枚目は"Whim Hall Care Home"という介護施設らしい。
その経営者のマナーハウスが写真下右というわけだ。階級社会が空から見えた。
時刻はもう21時に近い。西の空はうっすらと赤く染まってきた。雲間からゴッドフィンガーが射し込んできて幻想的だ。映画”ノンちゃん雲に乗る”を思い出す。
(”クマのプーさん”を翻訳したことで知られる石井桃子の作品で、昭和30年の鰐淵晴子主演の映画だ。 さらに古!)
そろそろ着陸地点の検討に入ったらしい。Peteと地上で追跡している奥さんとの無線交信が頻繁になってくる。MidlothianのHawgateの東辺りに降りるようだが、
ムーアのような湿地帯の上を低空で進んでいく。低空になるとかなりのスピードで進んでいることが分かる。交信内容は良く分からないが、
着陸地点の地主の許可を得てから降りるらしい。バーナーを小刻みに噴かして高度を調整している。Peteの顔が真剣になってきた。着陸体勢の準備の指示が出る。
ずいぶん長い時間が経過したように感じた後、"Down! Hold!"の掛け声が飛ぶ。いきなり”ガツン、ゴン、ゴン、ゴン”と来てバスケットが倒れ、
外に放り出されそうな衝撃を受ける。フライト前の"Gon, Gon, Gon!"の意味が良く分かった。頭を打って少し痛い。
停止したら、素早く外に出ろの指示だが、ここは記念の写真をすかさず1枚(写真下左)。空はまだ明るい。
降りたら皆で協力してバルーンを畳む作業だ。先ずは空気を抜き、細く畳む。ロープ類も手繰りまとめる。
これを丸めて元のケースに押し込む。空気が完全に抜けていないから、皆で上に乗り空気を押しだす。連帯感が生まれ、楽しい作業だが猛烈に寒い。
バルーンに乗っているときは何んともなかったが、地上に降りてから急に寒さを感じる。
乗客に対するPeteの作業の指示は当然ながら若い人に集中する。私は最年長のようだし、言葉が分からないからほとんどフリーだ。だから写真も多い。
バルーンの経験があるのかと紛うほど良く働く青年がいた。妻が「アルバ・バルーンの社員になれるわね」と労をねぎらうと盛んに照れている。
バスケットとバルーンの入った袋をトレーラーに積み込み作業終了。奥さんからシャンパンが振る舞われ、Peteから記念の証明証が配られ、談笑の時間だ。
シャンパンのお代わりを進められるが、寒くてとてもその気にはなれない。
記念写真の申し込みをし、狭い車内に押し込められながらも和気藹々と集合場所に戻る。 静かな感動はとても貴重な経験だった。
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