2001の旅 コッツウォルズ・湖水地方 その2

花花

第1日 6月21日(木)
今日の行程   TOKYO ----- LONDON Heathrow --- Newbury

さあ、いよいよ始めての個人旅行のスタートだ。全てを自分で手配した。
何度もシミュレーションと確認を繰り返し、準備万端整えたつもりだが、いささかの不安を胸に自宅を出る。
成田エクスプレスで成田空港着。ツアー旅行ならここからは添乗員の旗の後ろに付いて行けば OK なのだが、
個人旅行となるとチェックインカウンター探しから始まる。
JAL のカウンターを探して、大きなスーツケースを転がしつつ人込みの中動き回った。
改めて成田空港の広さを実感する。探し当てたカウンターには長い行列。
どうしてこんなに能率が悪いのだろうか?疑問だ。
いろんな人が並んでいる。人間ウォッチングをしつつ待つ。
ご同類の観光客、ビジネスマン、海外駐在か大きな段ボール箱を幾つも持った家族連れ、
旅慣れた様子の外人さんなどなど様々だ。ようやく順番が来てチェックイン完了。

JAL離陸

次は両替だ。
調査ではイギリスのカントリーサイドではカードやトラベラーズチェックを受け付けないことが多いとのこと、
今回はカードとキャッシュのみで賄うつもりで少し多めに両替する。
お土産屋などをひやかして廻る。私たちが今回用意したお土産は、手作りの「照る照る坊主」だ。
大きさも顔の表情も色々変えて作ってみた。話題作りにはなるだろうが、喜んでもらえるだろうか?少し不安。
無事出国、機上の人となる。いつもの通り、用意の機内グッズで快適なフライトを楽しみ、
2年ぶりにヒースロー空港に戻ってきた。期待と不安で少々胸が痛い。
長い通路を経て、大行列の入国手続きもスムーズに行った。

Hertz

ハーツの案内所は無人だった。事務所へ電話すると、巡回バスに乗って事務所まで来いとのこと。
バスは直ぐ捉まった。事務所での手続きはのんびりしたものだ。
国内でよく利用するニッポンレンタカーの3倍の時間は優に掛かった。
ようやくフォードを手に入れウェブサイトの情報通り、入念な始業点検とウインカー・ワイパーの確認をする。
にもかかわらず、ハーツのゲートを出て最初のランドアバウトで、お天気も良いのにワイパー作動! あわわ!
  慌ててウインドー・ウォシャー液まで出してしまう始末だ。
めげずに高速道路 M 4に何とか合流。後はジャンクション13まで快適な高速運転だ。
イギリス人はかなりのスピード運転だ。負けじと飛ばしてあっと言う間にジャンクション13に到着。
A 34から B 4000に入り間もなく Rookwood Farm House を発見。

Rookwood Farm

初めての B&B だ。大きな木戸を開けて声を掛けるとホステスが現れ、
納屋の2階の屋根裏部屋と言った雰囲気の部屋に通される。こんな部屋も面白いが、掃除が行き届いていない。
備え付けのポットで湯を沸かし、紅茶で一息入れる。夕食には少し早い。運転の慣らしにドライブに出る。
近くに良く整備された公園があった。緑が豊かだ。
2ヶ所のラウンドアバウトを行ったり来たり、良く出来たシステムだ。これから先のドライブが楽しみだ。
B&B に戻り、夕食にしよう。部屋は母屋とは離れているので、自ら鍵を掛け出かける。
教えられたパブでは「今日は食事は提供できない。この先にもう1軒あるよ。」とのこと。
先のパブ Rising Sun でローストビーフとチップスを注文。
ビールを2パイント楽しんだ後スコッチにした。もちろんストレートで出てくる。
氷を頼むと小さなアイスペールからキューブを2つだけ入れてくれた。2杯目は別のスコッチを楽しむ。
暮れなずむ中、家々のフロント・ヤードの花々を愛でつつ戻る。
イギリスのカントリーサイドに居る自分を見つけて感動。


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