2001の旅 コッツウォルズ・湖水地方 その5

花花

第4日 6月24日(日)  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程   Broadway --- Stratford-upon-Avon ( Shakespeare's Birthplace, Hall's Croft, Anne Hathaway's Cottage,
Nash's House / New Place ) --- Tew --- Rousham Park --- Broughton Castle --- Broadway

Mill Hay Country


今朝も7時に起床。窓からバックヤードが見える。なかなか大きな庭だ。早速カメラを手に散策開始。
小さな子供の居る家庭らしく、バックヤードは子供が遊べるよう工夫してある。
東側にローズガーデンが広がっている。立派なものだ。
(右はローズガーデンからの眺め サイトから借用)
8時に朝食。ダイニングルームも今まで経験した B&B とは少し違う。
天井の高さや家具調度に重厚感がある。気後れしそうだ。
可愛い女の子を連れた家族と共にフルイングリッシュブレックファストをいただく。おいしい。満腹。


最初の訪問地は「 Shakespeare 」 の妻 Anne Hathaway の実家だ。
1999年のツアーの際は近くで昼食をしたのに入場できず外側からの見学だったのだ(写真下左)。
パーキング探しに戸惑ったが、懐かしい場所に戻ってきた。感激だ。
入場券売り場で「 Shakespeare Heritage Trail 」なるチケットを薦められる。
@ Shakespeare’s Birthplace 、A Nash’s House & New Place 、
B Hall’s Croft 、C Anne Hathaway’s Cottage 、D MaryArden’s House の
5ヶ所の共通入場券でお得だと言う。Dには行けないがそれでもお得なようだ。購入。
さて、 Anne Hathaway’s Cottage は thatched roof の立派な建物だ。
何より興味を引くのはガーデンだ。建物の前面を幾つかのブロックに分け植栽が施されている。
花が溢れそうに咲いている。特別な仕掛けも無く、真似できそうな安心感のある庭だ。
屋内は10人ほどのグループ毎にガイドが説明しながら巡回するシステムだ。
正直に言って余り興味は無い。それにつけてもこちらの人は長い説明を熱心に聞いている。歴史あるものが好きなのだ。

Anne Hathaway’s House Shakespeare’s Birthplace

「 Stratford−Upon−Avon 」に移動。観光客が溢れている街だ。
しかし、懐かしい思いが強い。前回のツアーで最初に訪れた観光地で印象が強く残っている。
先ずは Shakespeare's Birthplace から見学だ(写真上右 1999年)。
ここは自由に見学できる。屋内は意外に狭く天井の低い部屋で床は磨り減り傾斜している。
木造の家をこれだけ多くの人が土足で動き回るのだから傷んでくるわけだ。その内に規制されるかもしれない。
ここのバックヤードは広くは無いが花が一杯だ。我々の目的はこちら、時間をかけて写真撮影。(下は1999年訪問時の写真)

Shakespeare’s Birthplace Shakespeare’s Birthplace Shakespeare’s Birthplace

Stratford−Upon−Avon の街は至るところ花で飾られている。
特にハンギングバスケットが素晴らしい。街灯に、店の軒先に下げられている。
植え込まれた花の数に驚き、手入れの良さに感服する。花に見蕩れ、ウィンドーショッピングをしつつ巡る。
Nash’s House & New Place にも素敵なガーデンがあった。
Hall’s Croft で素敵なカフスボタンを見つけた。オペラ座の怪人をモチーフにした仮面のカフスだ。お気に入りだ。
パンフレットの示す道路の裏通りを歩き住民の生活を垣間見るのも楽しい。子供の姿も可愛い。
日曜日の礼拝に向かうらしき人々も見られる。

Stratford−Upon−Avon Stratford−Upon−Avon Stratford−Upon−Avon

Stratford−Upon−Avon を後にして向かうのは Tew と言う小さな村だ。
Little Tew 、 Great Tew と隣り合って並んでいる。コッツウォルズの中心から外れている所為か
日本のガイドブックには載っていないが、結構観光客で賑わっている。
茅葺屋根の民家はフロントヤードには花が咲き乱れ、壁にはバラがクライミングしている。

Great Tew Great Tew

「 Rousham Park House 」は探すのに苦労した割に記憶がうすい。何もお伝えできない。
続いて「 Broughton Castle 」にやってきた。
美しい水をたたえた堀と数々の花のミックスボーダーを従えた塀に囲まれた立派なお館だ。
Tew 村の2枚と共に3枚の写真が昨日のレンズ付きカメラに残っていた。
左が塀の外側に続くミックスボーダーだ。後に堀の水も見える。2枚目も同様だ。このボーダーは180メートルも続くのだ。
ボーダーの高さ・厚みが凄い。植物の種類も数も多いのだが、それらが色・形など計算され尽くされている。
右はマイ・レディス・ガーデンだ。柘植でヘッジされた中に淡い色彩のバラやラヴェンダーなどが植栽されている。見事だ。
お館には入らなかったのだが、屋上からは右から2枚目のような眺めらしい(ウェブサイトより拝借)。
クリムティーを楽しだ後ブロードウェイに向かう。

Broughton Castle Broughton Castle Broughton Castle Broughton Castle

ブロードウェイの街は名前の通り広い通りを挟んでいろんなお店が並んでいる。ウインドーショッピングを楽しみながら一巡り。
キッチン・ウェアー店のウインドーにアイビーの絵柄の食器を発見。イギリスでは極ポピュラーなデザインだ。何点か購入。
「イギリスで買ったお気に入り= Kitchenware 」をご覧下さい。
B&B の住所は Snowshill Road だ。正に Snowshill Manor の直ぐ近くなのだ。
しかし訪れることが出来なかった。オープンが11時から17時。出発時には開いていないし、帰った時には閉館なのだ。
行きたいところが多すぎて贅沢なストレスだ。と言うことで、夕食までに少し時間がある。
思い出の場所 Cleeve Hill まで足を伸ばすことにした。往復40 km だ。
1999年のツアーで地元の歩こう会の皆さんとパブリック・フットパスを歩いた終点の丘だ。
頂上からの眺め、最後に麓のホテルのパブで飲んだ1パイントのビールの旨さ。昨日のことのように蘇ってきた。

今宵の夕食に B&B で教えてくれたパブ The Snowshill Arms は Snowshill Manor の隣にあった。
ところがパーキングも周辺道路も車が溢れている。パブは広いバックヤードにも客が一杯で大繁盛だ。
周りをいったり来たり空きを待つが、空くどころか駐車違反になると思って停めなかった場所も埋まっていく始末だ。
私たちは旅行者だ。駐車違反などで余分な時間も金も神経も使いたくない。ここは諦めよう。
昨夜どちらにするか迷ったもう1軒のパブ Crown & Trumpet に向かう。
英語のメニューは分かりにくい。隣の席の客が食べていた料理がおいしそうだったので指差してオーダーする。
向かいの席で高校生と思われる若者二人が食事をしている。当然と言えば当然だが、ナイフ・フォークの使い方が上手い。
感心して見蕩れる。一方の若者が盛んに自分の料理を相手に勧めているのが面白い。人の良い奴はどこにも居るものだ。
今日はワインで食事の後、妻はデザート、私はスコッチを楽しんだ。


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