2008の旅 ブルーベルを訪ねて 〜サウスイースト・イーストアングリア〜

花花

第3日 4月22日(火) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程       Birchley House --- Moat Wood --- Sheffield Park Garden --- Lindfield --- Borde Hill Garden ---
                    Wakehurst Place Garden --- Bodiam Castle --- Birchley House
今日の走行距離     230km
今日の万歩計      18,900歩

Birchley House
今朝も6時30分に目が覚める。曇り空だが雨の心配はなさそうだ。
今日のルートをシミュレーションしてから屋敷内を散歩する。玄関から右奥にアーチが見える。かなり立派なバラ園だ。 何百本ものバラが赤い芽を付けている。中央のアーチのつるバラは既に葉が青々としている。 アーチの足元のプレートを見て驚いた。つい数年前にお嬢さん(と思われる)を未成年でなくした追悼のアーチのようだ。
バラ園の隣が機関車などの車庫のようだが、中は見えない。車庫の前にターンテーブルがある。本格的だ。
ここから時計回りに線路を辿って散歩する。周回するのではなく、屋敷のゲート付近にもターンテーブルがあり、 ここでUターンするのだ。林の中の線路脇には何とブルーベルが見られるではないか。
引き返すと線路が二股に分かれる。来た時と反対の方へ行くと、トンネルに出くわす。トンネルの中は真っ暗で先が見えない。 トンネルの高さは1メートル位だ。ここで元の位置に戻り、反時計回りに散策を開始する。
直ぐに鉄橋になり、その先はトンネルだ。トンネルの中には貨車があり、その先は真っ暗だ。 どうやら、ここはもう使われていないのだろうと予測する。写真右は鉄橋の上から望んだバーチレイ・ハウスだ。
勝手口の外で暖炉用の薪を準備しているDrummondに、線路を1周した旨伝えると「それは良かった。」と、はにかんだ笑顔を見せる。

Birchley House Birchley House Birchley House Birchley House

すっかりお腹を空かせダイニングに入る。オレンジジュース、フレッシュフルーツ、ヨーグルト、クロワッサン。 これにフル・イングリッシュとカリカリトーストだ。お腹も心も満たされる。部屋には今朝も暖炉が焚かれている。
壁面も暖炉の上も陶磁器人形が並べられている。私は趣味でないが、こちらの家庭では時々見かける。 代々受け継がれたアンティークのものも含まれているのかもしれない。 Drummondの好みの鉄道関係のフィギュアーも数々並んでいる。

Birchley House Birchley House Birchley House Birchley House

食事を済ませ、ご馳走様の挨拶を送ると、Drummondが出てきて「ミニ鉄道に乗らないか?」と言う。「本当に? ヤッター!」 大喜びでお願いする。いつの間にか玄関前にミニ列車が停車している。乗客はシートを跨いで腰掛けるものらしい。 蒸気機関車は仲間がいないと動かせないということで、今日は電車のようだ。
反時計回りに動き出す。心ワクワク・ウキウキだ。林間を過ぎるとローズガーデン前に出る。 待避車線には先程トンネル内にあった貨物車が置かれている。愉快な光景だ。
鉄橋を渡りトンネルに入る。天井の低さに思わず身体を縮めてしまう。トンネルはカーブしており、かなり長い。 まるでジェットコースターに乗った気分だ。

Birchley House Birchley House Birchley House Birchley House

トンネルを抜けると、林間コースだ。遠くにスイセンを眺め、近くにブルーベルを見ながら進む。こんな汽車に乗るのが夢だったのだ。 冷涼な朝の空気を胸一杯に吸い、爽やかこの上ない。
ゲート付近のターンテーブルまでやってきて、Uターンの準備だ。機関車を切り離し、ターンテーブルでUターンし、 もう1本の線路で先に進み、ポイントを切り替えてバックで客車に連結するのだ。

Birchley House Birchley House Birchley House Birchley House

今まで何となくおっとりした高貴なジェントルマンに見えていたDrummondが、この作業をする時はきびきびと働く鉄道員に見え、 親近感が湧く。
線路脇のローンには、キジが飛び出したかと思えば、リスが現れ、列車の先を先をと先導するように走っていく。 何だか夢のような光景に、いささか興奮してしまう。
玄関前で降ろしてもらい、「これが本当のブルーベル鉄道だ。」と感謝の握手をする。本当に得がたい体験をさせていただいた。

Birchley House Birchley House Birchley House Birchley House

Drive

Sissinghurst Castle

天気も上々、心も軽く出発だ。一昨夜に食事したThe Three Chimneysの近くを通る。建物の写真を撮ってなかったので寄り道する。 外観からは600年も昔の建物には見えない。しっかりメンテナンスして使っているのだろう。今も職人らしき人が出入りしている。
屋根のChimneysが2本しか見えない。看板に偽りありか?と看板を見ると3方向を指す道標の絵だ。帰国後に調べると、 フランス語の"trois chemins"が転訛したもので、すなわち"three roads"という意味と分かった。元はといえば、 7年戦争の頃Sissinghurst Castleに監禁されていたフランス兵が通行を許された範囲を示す道標のことらしい。(深い・・・。)

シシングハースト村のタウンポストを見つけた。イギリスの村や街では土地の特徴を刻んだタウンポストを良く見かける。 見掛ける度に撮っていたら先に進まないが、観光したり泊まった街・村のタウンポストを撮ることもこの旅のテーマとしよう。 白い家並みの向こうの丘にシシングハースト・カースルのタワーとオースト・ハウス(ホップの乾燥サイロ)が描かれている。

Moat Wood
さて今日も一番はブルーベルの森だ。森には入場制限時間がないのがありがたい。ただ、花が咲いているかどうかが問題だ。
モート・ウッド(Moat Wood)もThe Wooland Trust 管理の森だ。2001年の旅で食事をした懐かしいパブとホテルのあるラウンドアバウトを左折するとA27沿いに森が伸びる。
森は分かったが駐車場がない。入り口のわずかなスペースに駐車し、散策開始。このブルーのフォード・フォーカスが今年の足だ。 まだ500マイルしか走っていない新車だ。昨年とは大違いだ。
森に入るとフットパスが緩く蛇行しながら続く。パスの脇のブルーベルは林の奥まで広がっている。 右へ左へと誘われるままに行きつ戻りつ歩き回る。ここでもコンパニオンプランツの二輪草との共生が素晴らしい。
ブルーベルにはイングリッシュとスパニッシュがあるという。イギリス原産がイングリッシュであるが、背丈も花も小さい。 園芸種であるスパニッシュがイギリスで繁殖し、その交雑種と共に原産のイングリッシュを絶滅の危機に追い込んでいる、 としてイングリッシュを保護する法律が出来たようだ。この可憐な花がいつまでもイギリスの森の春を彩るよう願う。

Moat Wood Moat Wood Moat Wood Moat Wood

Sheffield Park Garden
シェフィールド・パーク・ガーデン も2年連続3回目の訪問だ。
初代シェフィールド伯爵がHumphry ReptonとCapability Brownに造らせた120エーカーのランドスケープガーデンだ。 後の伯爵が針葉樹や石楠花を加え、今の姿となっている。最初に造られたであろう湖に映る背の高い針葉樹や色鮮やかな石楠花は 素晴らしい眺めだ。歴史を経て折々に変化してきたガーデンが良く理解できる。 シェフィールドには桜の木も幾つか見かけた。嬉しい気分になる。
目的のブルーベルはまだ咲き揃っていないが、ブルーベルにとまる珍しい蝶を撮影できたから良しとしよう。
今年もこの”蛸杉”は健在だった。これも3代目伯爵が植えさせたのであれば、まだ樹齢200年足らずということだ。 それにしても立派な樹だ。幹に"Sequoiadendron GIGANTEUM"と名札が付いている。帰国後調べるとジャイアント・セコイア といわれるヒノキ科の樹木だ。世界で一番背の高い木も体積の大きな木もこの仲間だそうだ。 推定樹齢2000年にもなり、高さ90メートル以上、体積は1480立方メートルのものが共にカリフォルニア州にあるそうだ。 (ネットって何でも検索出来ちゃうんですね。ジャイアント・セコイアについては このサイトをご参照ください)

Sheffield Sheffield Sheffield Sheffield

平日の午前でもあり来場者は少なく静かだ。音が樹や水や芝に吸い込まれてしまうのかもしれない。 適度な風も吹き、湖のさざ波と相俟って清々しさを感じる。やっぱりガーデンに水は良いとつくづく感じる。
シェフィールドの春の売り物はスイセンと石楠花だという。通常ならスイセンが終ってから石楠花なのだろうが、 ラッキーにも両方とも咲いている。

Sheffield Sheffield Sheffield Sheffield

Lindfield
シェフィールド・パーク・ガーデンの近くにリンドフィールドという美しい街があるとの情報を昨年得た。 昨年はスケジュールの都合で訪ねられなかったが、今年こそとやってきた。
1時間以内ならOKを確認してHigh Streetの路上に駐車する。美しい街並みを探してHigh Streetを下ると池が見える。 小さな池だが、周囲は美しい住宅で囲まれている。こんな美しい村に住んでみたいものだ。傍らに"Best kept village" のサインポストがあった。なるほど納得。
ハイストリートをウインドウショッピングする。古い建物やユニークなウインドウのディスプレーを楽しみながら歩く。 写真のハーフティンバーハウスには"Est 1796"と記されているから300年前の家だ。
1軒のギャラリーのウインドウに興味を惹く風景画を見つける。店に入り幾つか見せてもらう。 興味を惹かれた理由は”どこかで見た風景?!”だからだ。
それもそのはず、このサセックス地方を題材にした画が沢山置いてあるのだ。さっき見てきたばかりのシェフィールドパークの 湖を描いた小品は即決したが、"Sussex Bluebells"と題したアクリル画だ。50cm×40cmと大きく油絵風のタッチで、 木々の緑とブルーベルの青が鮮やかで、これまで見てきたブルーベルウッドを髣髴させる。値段が少々張るが、 この旅のテーマにピッタリの画だ。思い切って求める。他に孫達の次の誕生日のためにバースデーカードを3枚。良い買い物が出来た。

Lindfield Lindfield Lindfield Lindfield

Borde Hill Garden
リンドフィールドからボード・ヒル・ガーデンまでは僅か5km足らずだ。 ただし、Unclassifiedの道を乗り継いでいかねばならない。案の定、道に迷う。自分が今どこにいるのかさえ分からなくなる。 地図を見ても分からないのだ。こんな迷い方は久方ぶりだ。ピクシーにからかわれているのかも知れない。 やけくそで走り回る内に、とんでもないA道路に出た。大変な遠回りをして35分後到着。
ボード・ヒル・ガーデン(Borde Hill Garden)は昨年に続いて 2度目の訪問だ。受付でブルーベルはどの辺りに咲いているか尋ねると、肩をすくめて「この2週間寒い日が続いたので、 まだ咲いていないかもしれない。」と言いながら場所を教えてくれた。受付とは対角の最も遠いところの"Woodland Walks"だ。 確かにブルーベルは開花直後で期待を裏切られた。
ブルーベルが遅れている分だけ、スイセンが残っていてくれるという訳だ。石楠花も美しい。紫の石楠花は珍しい。
この非公開のお館はいつも静かだ。本当に人が生活しているのだろうかと思ってしまう。ここでも日時計を見つけた。 見学し終わって、このガーデンの入場料は割高に感じる。14時30分になる。アイスクリームとショートブレッドで昼食とする。

Borde Hill Garden Borde Hill Garden Borde Hill Garden Borde Hill Garden

Wakehurst Place Garden
ボード・ヒルからウェイクハーストへもUnclassifiedの道を通る。今度はスタート前にしっかりシミュレーションしたため、 7kmを8分で迷わずに到着した。
ウェイクハースト・プレイス(Wakehurst Place Garden)もすっかりお馴染みとなった。ここは ナショナルトラスト(The National Trust) の所有で王立植物園(Royal Botanic Gardens) の管理だ。否が応でも期待は高まるというものだ。 昨年は6月の末で花盛りだったが、4月下旬ではそうはいかないが、良く手入れされている。
昨年はマーガレットやゼラニウムが植栽されていたWalled Gardenの中心のコンテナは、 この季節はチューリップを真ん中にパンジーとピンクの勿忘草が植栽されている。
ボーダーの天然素材のオベリスクがこの季節はフォーカルポイントとなる。昨年このボーダーで魅了されたペンステモンは、 イギリスでは宿根すると聞いていたが、ここでは新たに苗を植え込んである。そのほうが綺麗に咲き揃うのだろうと予想する。
もう一つのWalled Gardenの中心のラッパから水が噴出す噴水は休止中だ。

Wakehurst Place Wakehurst Place Wakehurst Place Wakehurst Place

庭内のフットパスを歩いていると、ブルーベルの林に出合う。広い範囲ではないが、なだらかな斜面にブルーベルのカーペットが広がる。 ウッドランドのブルーベルと比べて管理された広場のブルーベルはより爽やかだ。ここのコンパニオンはプリムラだ。

Wakehurst Place Wakehurst Place Wakehurst Place Wakehurst Place

お館前の湖の脇にまたもや桜を見つける。今年は日本での花見をゆっくり楽しめなかったが、代わりにイギリスで楽しむ。
水面に映る空の色にはうっとりと魅入るばかりだ。ローンガーデンの先の雄大な樹木、林の中のスイセン、美しい石楠花。 このガーデンはいつでも最高の景観を見せてくれる。 このサイトのGalleryで素晴らしい写真が見られます。

Wakehurst Place Wakehurst Place Wakehurst Place Wakehurst Place

Southeastern Railway

Drive
次なる訪問地エメッツ・ガーデンに向かって走りながら時計を見ると15時50分だ。エメッツまでの所要時間50分として、 到着は16時40分だ。"Last admission 45mins before closing"の16時15分にはとても間に合わない。断念して、 昨日Jenniferが紹介してくれたブルーベルの森も検討したが、これも少し遠すぎる。夕食予定のThe Curlewまでの途中で ガーデンセンターかスーパーマーケットでも見つけてショッピングをしようと決め、Uターンする。
昨年5泊したEtchinghamの村の踏み切りが閉まっていた。この辺りのローカル線では1時間に2本程度の運行だから、 踏切が閉まっていることは珍しい。(警報機がなっていなければ、車は踏み切りで一旦停車の必要なしだ。)
Southeastern RailwayのLondon Charling Cross発 16時15分でEtchingham17時30分の電車だ。先頭車両は"First Class"のようだ。

Bluebell

イギリスの鉄道も1999年にBritish Railwaysから民営化され、この路線を経営していた会社は運営に失敗し、 2006年からサウスイースタン社が運営しているらしい。
線路を越した直ぐ先の道路脇の斜面にもブルーベルが咲き乱れている。予想外に身近にあることを再確認する。 日本人にとっての染井吉野のような存在なのだと感じる。本格的な春を告げる花なのだろう。

ガーデンセンターもスーパーマーケットも見つからず仕舞いで17時40分にThe Curlewに着いてしまった。 パーキングには今日は1台も車がない。「えー、今日もお休み? それとも潰れちゃったの?」と疑いたくなる。 それでも、店内には灯が点っているようだ。時間を潰してもう一度来てみよう。ということで昨年訪れたBodiam Castle を訪ねる。

Bodiam Castle
Bodiam Castle もナショナルトラストだ。今日3つ目のプロパティーになる。本当にありがたい素晴らしい組織だ。
最後のお客さんが城からの長い木製橋を渡ってくるところだ。中には入らなくともこの完全な姿で残っている14世紀の城は 十分な感慨を与えてくれる。堀の外の土手をゆっくりと1周する。遠くイーストサセックスの丘陵が雄大に広がる。 菜の花畑の黄色い斜面に白壁の家が点在し、教会の尖塔がそびえる。城が出来た中世から変わらぬ姿なのだろう。
濠に珍しい水鳥が泳いでいる。羽色は写真よりずっと緑色だ。近くにいた高校生風のグループに「あの鳥の名前は?」と訊くと 「知らない。あれはDuckだよ。」の返事。あれならおじさんも知ってるんだけれど・・・。

Bodiam Castle Bodiam Castle Bodiam Castle Bodiam Castle

The Curlew
18時10分にThe Curlewに戻る。店は開いていたが、客は誰もいない。Drinkは18時から、Foodは19時からだという。 1パイントとハーフパイントのエールビールをいただきメニューの検討に入る。時間はたっぷりある。じっくり選んだメニューは、 スリー・コース・ディナーだ。内容は、妻が
・ Ham Hock and Apricot terrine with Home Made Chutney
・ Fillets of Salmon with Colcannon Mash Green Beans and Hollandaise Sauce
・ Vaniilla Rice Pudding with Dark Chocolate Ice Cream     そして私が
・ Locally Smoked Salmon and Prawn Salad with Dressed Leaves
・ Breast of Chiken with Crashef New Potatoes Spinach and Grain Mustard
・ Creme Brulee of the day   だ。

The Curlew The Curlew The Curlew The Curlew

ウェイトレスがメニューをメモする我々を盛んに気にしている。オーダーを取りにやってきて「あなた方はジャーナリストか?」 と訊く。「去年も来て、あちらの席で写真を撮っていたわね。」と言う。昨年のことを覚えているのだ。 ホームページの旅行記に写真とメニューを載せる旨説明すると納得したようなしないような・・・。
マスターご夫婦はいないのか訊くと、今は別の店の経営に専念していると言う。どこかと訊いたら、何と驚いたことに、 昨年2回も通ったWhite Horseだという。ここへ来る途中店の前を通ったばかりだ。
席に案内され「去年はこの席だったけれど、今日もここで良い?」と言う。隣の広い席を指定しディナーの開始だ。 料理は昨年までよりボリュームはアップしたが、味のほうは少し落ちたように感じる。とは言っても上場の味だ。 デザートのブリュレは四分の一もあれば十分というほどのボリュームだ。。
1品ずつ届く都度写真を撮っていると「店で撮った写真があるのよ。」と持ってきた。何かのイベントでの料理だろうが、 なかなか洒落た盛り付けの料理が並ぶ。ウェイトレスのサービスに対してキーホルダーのお土産を渡し別れる。「また、いつか・・・」

The Curlew The Curlew The Curlew The Curlew

B&B着は21時。この素晴らしいB&Bも最後の晩になった。パッキングの準備をし快適な眠りに就く。


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