2006の旅 アイルランド・ウェールズ

花花

第1日 6月22日(木) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程   TOKYO ----- LONDON Heathrow --- Stretton
今日の走行距離   220km   今日の万歩計   7,100歩

準備期間が短かったこととアイルランドの情報量が少なかったため万全の備えのないまま出発日を迎えた。
梅雨の最中だが幸いにうす曇だ。今年も晴れ男・女の神通力は通じたようだ。彼の地でもご同様に行きたいものだ。
ゴロゴロとスーツケースを押して駅まで歩く。中央線の高架工事に伴う”開かずの踏み切り”問題解消のため 昨年から東小金井駅にもエレベーターが設置され便利になった。
今年も例年通り新宿発7時7分の成田エキスプレス5号だが、例年より自宅を出るのが遅れ新宿駅で忙しい思いをする。 少し慣れが生じているようだ。先ずは自戒・自戒、初心に帰ろう。
NEX車内でおにぎり二つの朝食。空港第2ビル駅の自動チェックイン機でチェックイン。今年は”eチケット”にしたが、 無事航空券をゲット。これで”eチケットお客様控”は不要と思ったがゴミ箱が見当たらないのでバッグに戻した。 手荷物を預ける際に帰路のチェックイン時にも”eチケットお客様控”が必要と判明。危ないところだった。
さて次は両替だ。ポンドは昨年の残りで間に合うが、念のためレートを見ると1ポンド224円だ。 円高の昨年と較べると10%以上円が安くなっている。ユーロは150円だ。これにも驚きだが必要なものは必要。止むを得ない。
免税店で滞在中のナイトキャップ用のバレンタイン17年を仕込んで準備完了。いつものラウンジで旅の安全を祈念してカンパイ。 旅モードに突入。
搭乗口に着くと搭乗機はコンテナの積み込みも最終段階だ。ところが操縦席の窓で整備員がなにやら作業中だ。どうやら ワイパーの整備らしい。機内の操縦士に合図をして何度も動かし調整している。バケツの水を手で掛けて点検している。 ハイテクの塊のような飛行機にウインドウウォッシャーが付いていないなんて・・・。愉快だ。

成田空港 成田空港 成田空港 成田空港

定刻にテイクオフ。12時間余りの長旅の始まりだ。間もなく機内食が出る。おしぼりがタオルからペーパーに変わった。 しかも小さなおしぼりだ。和食をオーダーして妻の冷たい視線を浴びる。帰路の機内食までお米よさようなら。 初めて気が付いたのだが食器のスプーンは金属だがナイフとフォークはプラスチックだ。凶器として使われないためだろう。
リフォームした居間にDVDを設置してから音楽づいている。オーディオのメニューに”モーツァルト生誕250年記念  モーツァルト名曲ベスト101”なるものがあった。ヒースローまでに2巡聴いた。妻は映画を3本見たという。 エクササイズ・給水などしてエコノミー症候群予防も怠りなし。しかし、機内の空気の冷たさに鼻炎になってしまう。 ティッシュペーパーが間に合わなくなり、フライトアテンダントから洗面所用のティッシュボックスをいただく。

定刻にヒースロー到着。いつものようにハーツでレンタカーを手配。いつものコンパクトカーを予約してあるはずだが、 「荷物はどれ? あれはブーツ(トランク)に入ったほうが良いか?」など頓珍漢なことを聴いてくる。「スーツケースが 2つ入るFordのコンパクトカーが希望だ。」と伝えたはずだが、配車されたFordはスーツケースが1つしか入らない。 サービスの不均一はこの国では不思議なことではない。英語力の不足を恥この車に甘んずる。しかし、まだ500kmしか 走っていない新車だ。結果的にアイルランドのカントリーサイドの狭い道にはこの小さな車が良かった。
例により始業点検を充分に行いスタートする。M4→M25→M40→M42→M6→A5とナビゲーターも既に勝手知ったる モーターウェイを飛ばして2時間余り、途中のサービスエリアで小休止したらテレビではニッポン VS ブラジル戦が放映されていた。 後ろ髪を引かれつつ旅を続ける。
今夜の宿はStafford近郊のCottage Garden Roseだ。明日のフェリー乗り場Holyhead との中間点としてB&B情報の少ない地域で止むを得ず選んだThe AAのスリーダイアモンドの宿だが、その後の情報で バラのナーサリーや香料も扱うB&Bと判明し期待しての到着だ。期待通りのバラ園が色彩と芳香で迎えてくれた。

Cottage Garden Rose Cottage Garden Rose

荷物は高校生くらいの息子さんが運んでくれた。長身で格好良くシャイな男の子だ。
既に9時少し前だ。紹介のパブThe Bell Innは満席の盛況だ。カウンターで懐かしいエールビールを飲りながら暫しウエイト。 マスターは日本人的な顔をした陽気な男だ。地元のお客さんの好奇の目にさらされながら、この間にメニュー選びだ。 先ず1品は英国食文化に敬意を表しFish & Chipsで決まり。もう1つはCrab & Shrimp Cakeをオーダーした。
席に通され左右のお客さんに挨拶し更に暫しウエイトだ。右隣はアメリカ人カップルだ。1ポンド(450g)はあろうかという ステーキをそれぞれ見事に完食だ。その隣のカップルにはFish & Chipsの大小が出てきた。小で充分そうだが、 我々がオーダーしたのはどっちだろうか気になる。左隣のカップルは地元の人だ。どこから来たのか?どこに泊まっているのか? どこに行くのか?あれこれ聞いてくる。ガーデン巡りをしていると話すと地元のガーデンを紹介してくれた。
出てきたFish & Chipsは大の方だった。兎に角でかい。Crab & Shrimp Cakeも揚げ物でかぶってしまったが、 付け合わせがそれぞれ違って助かった。チップスもピーもおいしい。生野菜もうまい。キュウリが巨大だ。 飲み物を白ワインに替えトライするが完食できずギブアップ。ご馳走様。

The Bell Inn The Bell Inn The Bell Inn The Bell Inn

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