2007の旅 サウス・サウスイースト

花花

第1日 6月21日(木) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程      TOKYO 12:00 ----- LONDON 16:35 (JAL 401) Heathrow --- Norton Sub Hamdon
今日の走行距離   195km

今年も出発の日を迎えられた喜びで早い目覚めだ。
マイガーデンの水遣りは今年もお隣の奥さんのご好意に甘えるが、水遣りの頻度別にコンテナを置き換えたり、 花柄で傷まないよう摘蕾したり、花期の終わったコンテナをかたずけたり、昨夕まで忙しく動いた。 夜は遅くまでゴルフ場への予約やホースライディングへの問い合わせなど準備に追われた。
今年も全ての手配を個人で済ませた。何の不安も無く出発できるのも7年目の経験だろう。継続は力なり。

昨年の反省から早めに家を出る。東小金井駅まで10分余り、スーツケースを押して歩く。 この駅も帰国の際には下りホームは高架になっているのだ。どんな風になるのか期待感で一杯だ。わが町とも暫しのお別れだ。
新宿駅で成田エクスプレス7号に乗り換える。隣の席の若い女性二人組みのお喋りに辟易して席を変えたが、 東京駅で満席となり指定の席に戻ると、二人組みが四人組になって姦しいを通り越してしまった。ヌッ!
成田空港第2ビル駅に到着。リニューアルされて自動チェックイン機の場所が変わっていたので通り過ぎてしまう。 JALのカウンターに並ぶが大変な混雑だ。この円安のご時勢だが海外旅行客は増えているのだろう。
チェックインの次は携帯電話のレンタルだ。使う頻度はそんなに高くは無いが、あると便利なグッズだ。
今年もポンドの両替の必要が無い。一昨年の残り(昨年はほとんどカードで済ませた)で何とか賄おうというわけだ。 両替所で為替レートを見ると1ポンド256円だ。一昨年は200円前後だったと思う。何という円安だ。 B&Bへのおみやげにお煎餅を求め、早々に出国手続きに移る。

ナリタ5番街

出国審査を終えてロビーへ出てビックリ、雰囲気が一新されている。ナリタ5番街 はニュースで耳にしたが、こんなものが出来ていようとは。高級ブランドの店が緩やかな曲線の通路を挟み立ち並んでいる。 贅沢な空間だ。しかし、私には用無しだ。
スコッチウイスキーのバレンタイン21年の試飲があったので試してみるが、17年で十分だ。旅の寝酒として1本購入。 妻はいつものように口紅を1本購入し、お買い物タイムは終了だ。
ナリタ5番街の”CAFE & BAR AVION”は滑走路に向かう飛行機や着陸した飛行機を眺めながら飲食できる素敵なコーナーだ。


Lord Nelson

生ハムチコリとチーズクラッカーでビールを楽しみながら人間観察が愉快だ。
最も驚いたのは外人男性の一人客。この店は入り口のレジで注文をし、ナンバーカードを貰ってカウンターで待つと 料理を運んで来てくれるのだが、この外人さんにはビール大ジョッキと生ハムチコリ・ピリ辛チキンとナンが運ばれてきた。 さすがによく食べると思いきや、続いてうどんと照り焼きチキン丼が運ばれてきた。妻と目を丸くしてみていると、 外人曰く「ミステリアスかい?」と。なんだかこちらもお腹が空いてきて、カツカレーを注文してしまった。

安定したフライトでエピソードも無くヒースロー上空に到着する。ところが、滑走路の混雑で待機を命じられたとのアナウンスで、 ランディングが遅れる。ちょっと嫌な気分がするが、アナウンス通り10分の待機で着陸できホッ。
ヒースロー空港の第3ターミナルはここ数年ずっと工事中で乱雑な雰囲気であったが、工事も終了して明るくスッキリとした。 長い通路には動く歩道も設置され、長旅で疲れたツーリストにはありがたいことだ。
入国審査はうんざりするほど時間が掛かった。午後5時が係官の交代時間なのだろうか、次々閉鎖をして係官が去ってしまい、 次の係官がやってこないから、列は遅々として進まないのだ。その分荷物の受け取りは直ぐにできたのだからトントンなのだ。


Lord Nelson

例年通りレンタカーはHertzだ。珍しくカウンターに行列が無い。スムーズに手続きが済み、指定された車へ来てみると、 擦り傷が2ヶ所ある。書類を点検すると1ヵ所は記録されているが、もう1箇所の記載が無い。係員を呼んでチェックさせると、 書類に書き込みサインをして寄こす。別の車に変えさせるのも面倒でそのまま出発したが、 旅行中は傷を見るたび余り良い気はしなかった。

2年ぶりにA303からStonehengeを眺めながらひたすら西進する。Stonehengeは今年も私の心をざわつかせてくれる。 Stonehenge通過時点で既に19時だ。携帯でB&Bに「ただいまStonehenge通過中」と連絡を入れる。 お天気は時折激しく降ったり、陽が射したりとはっきりしない。どうやら今年のお天気は期待通りに行かない予感だ。

Lord Nelson

今日から4日間の宿"Carpenters"に到着。庭も広く部屋も清潔で広い。ホストのMikeもホステスのChrisもとても良い印象だ。 近くのパブを予約をしてくれてあった。歩いて5分の距離だ。道すがらの民家のお庭も良く手入れされてあり静かな村だ。

パブ"Lord Nelson"は大混雑だ。先程道を間違えて、このパブの駐車場でUターンしようとして、後から入ってくる車に 道をふさがれて苦労したところだ。
オーダーはメニューには無かったがフィッシュアンドチップスを頼むとやってくれた。 もう1品は"Tiger prawns with sweet chill・・・"なるものを頼んだ。フィッシュアンドチップスは英国食文化に敬意を表し、 毎年第1夜にいただくことにしているが、少しべたついていて残念だ。Tiger prawnsは海老を春巻きの皮で包んだものを フライにし、チリソースでいただくもので大当たりだ。
この辺鄙な小さな村に東洋人が現れることは少ないのだろう。周りの好奇の目が気になる。しかし、そんなことも2日もすれば 慣れてくることだろう。

22時、既に今朝自宅で目覚めてから25時間が経過している。疲れてはいるが、自分がここにいることに違和感が無い。 まだ明るい村を散策しながらB&Bにもどり、シャワーを浴びて爆酔。


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