1. 英国ガーデンにたどりつくまで 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
筆者が英国ガーデンにたどりつくまでには、紆余曲折があった。
写真は 自作の菊の大輪 三本仕立て |
時は廻り子供も成長し単身赴任となる。炊事・洗濯・掃除は平日からマメにやった。休日が暇になる。
写真は 奈良 長谷寺のボタン |
高じて海外へとエスカレート。ライン下り・ロマンティック街道・スイス・パリ周遊、イタリア縦断10都市などという
殺人的スケジュールのツアーに参加した。
そして妻が見つけてきたのが、コッツウォルズ・ホームステイ&ヴィレッジ・ホッピングなるツアーである。
コッツウォルズの民家にホームステイしガーデン巡り、ヴィレッジ・ホッピング(可愛い絵のような美しい村々を巡るツアー)、
パブリックフットパス・ウォークを楽しむツアーだ。
ガーデン巡りの中で普段はなかなか見られない、ナショナル・ガーデン・スキム登録の個人のお庭のバック・ヤードを見学する機会を得た。
また、ステイ先のホストはリタイア後、コッツウォルズにコテージを求めて移住し、間もない方であった
(これがイギリス人のリタイア後の憧れの姿らしい)。そのガーデン造りのプロセスを垣間見ることもできた。
パブリック・フットパスで出合った民家のバックヤード エバーグリーンの芝 パステルカラーの草花 葉色の多様さ 目を奪われ立ち尽くすのみ 花への思いが変わった |
ロンドンで訪れたプライベートガーデン ナショナル・ガーデン・スキム登録のガーデン 年数日、最も美しい時期にチャリティーで公開される |
ここで目からうろこが落ちた。プライベート・ガーデンの美しさとガーデニングへの思い入れに打たれた。
「花は育てるものだ」・・・と原点に戻った。
それ以来、英国のガーデニングに接し、癒され、学ぶために個人ドライブ旅行を始めて6年。延べ70日におよぶ。
訪ねるたびに新しい発見があり、飽きることを知らない。ますますその深みにはまりそうだ。
次回からは英国ガーデンの楽しさ・素晴らしさをお伝えしたい。
テーマ 一 覧 |
第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回 | 第6回 | 第7回 | 第8回 | 第9回 | 第10回 |