2014年の旅 イーストアングリア

花花

第10日 6月29日(日) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

今日の行程        Homefield Guest House --- Norwich(Cathedral, Tombland, Elm Hill, Market, City Hall, Royal Arcade, The Forum) ---
                St Andrew and St Peter Church(Open Gargen) --- Homefield Guest House
今日の走行距離     135 km
今日の万歩計       15,200 歩
今日の出発時気温    12.5 ℃

ホームフィールド・ゲスト・ハウス  Homefield Guest House

天気は上々だが、気温が低いようだ。窓を開けると冷たい海風が入ってくる。テレビの天気予報では今日は晴れと言っている。
今朝も変わらずフルイングリッシュ・ブレックファストだ。渡英以来毎朝で9日目、組み合わせは多少違ってもこのスタイルに飽きることはない。 素晴らしい文化だと常々、つくづく感心する。卵料理は私はフライドエッグ2個、妻はスクランブルだ。

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部屋は"Superior rooms"だが、シンプルな装飾が良い。壁飾りはクッションの共布を使っているから統一感がある。 シャンデリア、ベッドのヘッドボード、鏡の枠も黒で統一されている。落ち着ける部屋だ。
今日のスケジュールはノーフォークの首都ノリッジ(Norwich)の街歩きとノリッジ近郊の街の教会のチャリティー・オープン・ガーデン巡りだ。 その合間に幾つかのビレッジ・サイン・ホッピングも楽しむ寸法だ。

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ビレッジ・サイン NO.115・116  ヘルズドン(Hellesdon)

Village Signs

A140を南下、ノリッジの少し手前でミドルトン・レーンに入り1km余りでリーバム・ロードとのラウンド・アバウトに差し掛かる。 ラウンド・アバウトの中心にビレッジ・サインがあった(写真右)。
このサインは行灯の形をしており、4面が違ったデザインのシルエットになっている。
1つ目の面は“橋の下を流れる川”と“樹木”が描かれている(写真下左)。地図を見ると街の西側を大きなウェンサム川 (River Wensam)が流れてるからその恵みを表しているのだろう。
2つ目の面は“ゴルファー”が描かれている(写真下左から2枚目)。街の住宅密集地の中に18ホールの立派な“ロイヤル・ノリッジ・ゴルフ”があるのだ。 クラブのエンブレムにはヨーク公の白薔薇が刻まれている名門コース。
3つ目は“水車”が描かれている(写真下右から2枚目)。1920年までウェンサム川にあったというヘルズドン水車(Hellesdon Mill)だろう。 現在は住宅になってるらしい。
4つ目は“教会”が描かれている(写真下右)。"St mary's church"に違いない。
ここに向かう途中から予報に反して雨が降り出した。かなり強い雨で雨足が写真に映っている。 そんな雨中でもカッパを着て親子4人連れのサイクリストを見かける。イギリスらしい風景だ。

Village Signs Village Signs Village Signs Village Signs

ヘルズドンのもうひとつのサインはミドルトン・レーンを更に西に進みロー・ロードに突き当り南下、上記の4つ目の聖メアリー教会の手前の "Parish Hall"の前のグリーンにあった(写真下3枚)。
一面のデザインは“教会”の前に“飛行機”があり、その前を“川”が流れ、手前のグリーンには“ゴルフに興ずる男性”と“犬とボールで遊ぶ親子”が描かれている(写真下中)。 教会は聖メアリー教会だろう(写真下右の後方に尖塔が写っている)。
飛行機はこの街の東にある“ノリッジ国際空港”を示しているのだろう。住宅密集地の直ぐ脇に国際空港があるとは驚きだ。
川は既述ウェンサム川を表しているのだろう。サインの200m西を絵の通り蛇行しており、ヘルズドン水車があったのだ。
ゴルフはロイヤル・ノリッジ・ゴルフ・クラブを示しているのだろう。住宅密集とはいえ、グーグルの航空写真で見ると“レクレーション・センター”を初め公共のグリーンは豊富なことが分かる。 犬と遊ぶ親子はそんな豊かな緑を表しているのだろう。“1985”はサインが立てられた年だろう。
他の一面には同じく“教会”を背景に“川”が流れ、“冠を頂いた男性”が横たわり、足元に“狼”がいる。周辺には“矢”が散乱している(写真下右)。
教会は同じく聖メアリー教会だ。冠を頂いた男性はイーストアングリアの“エドモンド王”を示している。 9世紀の出来事でエドモンド王はバイキングの侵略に会い、この地で弓矢に倒れたのだという。しかし、その遺体は狼によって守られ、 駆けつけた家臣の手で聖メアリー教会に葬られたのだという。
街の名前の上の“HAILESDUNA”はドゥームズデーブックに記載されている“Hellesdon”の旧名だという。(街の歴史は4000年前に遡るという)

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ビレッジ・サイン NO.117  オールド・キャットン(Old Catton)

ヘルズドンとはA140とノリッジ国際空港を挟んで東の教区がオールド・キャットンだ。そのチャーチ・ストリートとパークウェイ・ドライブの角にサインはあった(写真下3枚)。 聖マーガレット教会の真ん前だ。ここで雨足は更に強くなり、レンズが濡れて写真が歪んでいる。
デザインは“教区の名”が記された太い支柱の上に“大樽”があり、その上に“猫”が乗っているという変わったものだ。
サインは1936年のジョージ6世王の即位式を祝って1937年に教区議会が立てたものだ。オリジナルは 現在のものと支柱が違っていたようだ。現在のものがいつ立てられたのかの情報は見つからない。
大樽と猫に関する情報は数少ないが、400年以上前の修道院の印として野性の猫が記録されているという。 また、大樽と猫のアイテムが聖マーガレット教会? のステンドグラスと チャーチ・ストリートのマナーハウスのドアーのレリーフに見ることができる。
教区の名前が猫(Cat)と大樽(Tun)の組み合わせであることは容易に想像できるが、それが正解だという保証はどこにもない。

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ノリッジ  Norwich

メインのスケジュールのノリッジ街歩きだが、雨はますます激しくなってきた。03年の旅では街の中心部のパーキングを探して迷いに迷った記憶があり、 今回は少し外れた"St. Andrews Carpark"に止めることにした。ナビ子ちゃんのお蔭で難無く付いたが、入口を通り過ぎてしまった。 一方通行の道を車が途切れるのを待って、バックで戻る。雨で視界が悪く、標識のポールに接触した。音が大きかった割に傷もなく胸を撫で下ろす。
セント・アンドリュース・ストリートに出て東に進むと左手に"St Andrews & Blackfriars Halls"がある(写真下左)。前の広場は水浸しだ。
プリンシズ・ストリートを経てお目当てのエルム・ヒルに出る(写真下中・右)。日曜日だからお店は閉まっているし、この雨で人通りはゼロだ。 玉石の坂道は雨水が流れ落ちている。玉石の頭をつま先立ちで踏んで上る。

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エルム・ヒルを上りきりウェンサム・ストリートからトンブランド・レーンに出ると"Norwich Cathedral"のゲートが見える。 ゲートの下で雨宿りをしながら撮影する(写真下左)。03年の旅で中は見学しているので今日はパスする。
大聖堂の向かい側に懐かしい傾いた家が健在だ(写真下中)。400年の歴史を誇るという。 しかし、2003年と壁の色が入れ替わっている。
トンブランド・レーンを南下し、マーケット・アベニューの入口に戦争記念碑が立っている。 コラムの上の天使が美しい。
この頃ようやく雨が上がった。ノリッジ城を時計回りに回り込む。城の近くの"Castle Mall Carpark"は長い行列ができている。 中心部を外して正解だ。丘の上の城は見え隠れしていたが、城は西側からが一番よく見える(写真下右)。

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"Royal Arcade"の入口を探して歩き回る。探しながらも美しい景色はカメラに。手前に"Castle Mall"のエントランスの時計塔と 奥に"City Hall"の"時計塔のコラボが撮れた(写真下左)。"Orford Hill"通りのビルの屋上のニッチに鹿のオーナメントを発見(写真下左から2枚目)。
ロイヤル・アーケードの入口に辿り着く(写真下右から2枚目)。美しいアーケードだ。お店はほとんど閉まっているから人通りもまばらだ。 アーケードの真ん中付近のマスタード屋さんは7、8月の日曜日ならオープンしているのだが、今日はお休みだ。残念。

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ロイヤル・アーケードを西に抜けたところが"Market Place"だが、こちらも今日はお休みだ(月〜土がオープン)。 この場所で900年前からマーケットが開かれているのだ。現在、カラフルな屋根の小さな常設のお店が200以上あるという(写真下左)。
マーケットの北側が"Guildhall"だ(写真下中)。15世紀初めの建築だ。外壁はこの地で採れるフリント(火打石)を用いている。
マーケットの南側に進むと"St. Peter Mancroft Church"が威風堂々と立っている(写真上右)。15世紀半ばの建築だ。
その向かい側の現代建築時は"Forum"だ(写真下右)。公共施設で展示・イベント会場、図書館、レストランなどが入っている。
さて、ショッピング・タイムにしよう。上述の時計塔のエントランスからカッスル・モールに入る。
お土産としてピアス3点、Tシャツ・パンツ2セット、スカーフ4点、ハンドバッグ2点と大量購入だ。駐車場までが遠く感じる。

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ブロフィールド・オープン・ガーデンズ 2014  Blofield Open Gardens 2014

今日のもう一つのメイン・スケジュールは“オープン・ガーデン巡り”だ。“オープン・ガーデン”とは“個人の庭を一般公開すること”だ。 個人の庭は庭の広さ、形状、オーナーの趣味などにより千差万別、個性に富んだ庭が見られガーデニングの参考となることが多い。 また、庭のオーナーや他のビジターとの交流も楽しみの一つだ。(オーナーにとって公開する大きな目的の一つはビジターとの交流なのだ。 オープン・ガーデンを訪ねたら、是非オーナーとの交流を楽しんで欲しい)
イギリスのオープンガーデンといえば ナショナル・ガーデン・スキム(The National Gardens Scheme NGS)に代表される。
NGSには普段は有料のガーデンも登録していて、年に何回かを“NGSオープン”としてその入場料をチャリティーしているが、 大半は個人のガーデンだ。NGSに登録されるには厳密な審査があり、登録されることはガーデナーにとって名誉なことなのだ。
NGSのガーデンの多くは年に1日か2日、最も美しい時期に公開される。ビジターからの入場料やお茶とケーキなどのサービスによる収益は チャリティーとして寄付されるのだ。パーキングの誘導整理から受付、お茶のサービスなどはオーナーの隣人・友人のボランティアで賄われ、 オーナーはビジターの案内に専念するケースが多い。ただ、オープン・デーは日曜日に集中しているので、旅行者にとっては訪問地と日程の調整が難しいのだ。 アポイントメントを取れば公開日でなくても見せてくれるガーデンもあるが、言葉の壁など勇気の要る行動なのだ。 私たちは2010年の旅でアポイントメントを取って数軒を訪ねたが、日本人のゲストは初めてだと言って歓待いただいた。 その内3軒とはその後も交流させていただいている。
NGSは日本にも支部があるが、 その活動については余り活発とは言えないのではないか? と感じる。
NGSのホームページで“6月29日”と“ノーフォーク”のキーワードで検索するとヒットした数は意外と少ない。ノリッジ周辺に4軒と B&Bから30kmも西のウェルス・ネクスト・ザ・シー(Wells-next-the-Sea)の5軒だけなのだ。両方を回るには方角が反対で能率が悪い。
そんな中に見つけたのがブロフィールド・オープン・ガーデンズだ。 NGSのオープン・ガーデンではなく、ノリッジから東に10km程先のブロフィールド村の教会(St Andrew & St Peter Church)のチャリティーのために 村のガーデナーやボランティアが協力して運営しているものだ。

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教会周辺の道路は車で溢れている。教会入口のぬかるむ狭いスペースに苦労して車を収める。教会内は大勢のボランティアで活気に満ちている。 1人6ポンドのアドミッションフィーを支払うとマップとティー・チケットが渡される。 「13時から教会でお茶のサービスがあるから帰りに必ず寄ってね」とのことだ。裏には住所とガーデンの簡単な説明文がある。 地図を頼りに10軒のガーデンを訪ね、沢山の写真を撮った。一人ひとりのガーデナーの顔が思い浮かび、そのどれをもカットするに忍びない。その説明文と共に掲載しよう。
1軒目はマップのナンバーC(M−C)だ。"Roses, an ornamental pond & colourful hanging baskets."と説明している。
フロントガーデンは変哲もない芝と樹木の庭だが、バックヤードに工夫を凝らしたガーデンがあった。老紳士が気さくに迎えてくれる(写真上左)。
テラスと芝生の境に"Ornamental Pond"がある。「排水はどうなっている」と訊ねると「循環式だ」とのことだ。レンガを積んだ部分にポンプが仕込んであるらしい。 テラスを這うタイムの姿が面白い(写真上中)。
"Colourful Hanging Baskets"は枯れ木に吊るしている(写真上右、下右も)。バードフィーバーも幾つも吊るしてある。
一角のパーゴラとベンチの組み合わせはもちろん手作りだろう(写真下左)。ラティスにはハニーサックルがクライミングしている。
別の一角にキッチン・ガーデンもある(写真下中)。旺盛な生育で美味しい野菜ができそうだ。小さなスペースを上手に使ったガーデンだ。

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2軒目は斜向かいのM−Bガーデンだ。"A garden with a rural view"と短い説明だ。フロントガーデンは何の仕切りもなく道路から丸見えだ。 芝生を切ったベッドにスタンダードのバラや草花が植えられ、オーナメントやコンテナも有効に使われている(写真上左)。
ふくよかな女性が笑顔で迎えてくれる。バックヤードへはガレージを通って入るが、天井も壁もハンギング・バスケットだらけだ(写真上中)。
バックヤードで目に付いたのは小さな池だ(写真上右)。水のある光景は良い。ラティスや板塀に這うつるバラが美しく咲いている。
背の高い木に白花のつるバラとハニーサックルが競うようにランブラーしている(写真下左)。バックヤードだから芝や石板を敷いたスペースを 広く取っているので、植栽部分が少なくなる。その分をコンテナやハンギング、ポール仕立て、オベリスクなどで上手に補っている(写真下中2枚)。
パウンド・レーンを戻ると樹木の向こうに聖アンドリュース教会のタワーが見える(写真下右)。この眺めがM−Bの説明文の"Rural View"なのかも・・・。

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デーンズボワー・レーンとの角がM−@ガーデンだ。門柱に住所"1, Pound Lane"を示す“1”が分かりやすい(写真下左)。
説明文は"Untended for a year now making come back."となっている。1年間怠った手入れを今回復中ということか?
狭いスペースだが植栽豊かだ。コンテナを多用している。小さなスペースに循環式噴水を上手に取り入れている(写真下中の右下四角い部分)。
立派なサンダイアルも結構年季が入っている。門扉やレンガ塀のアイアンワークも品格がある。

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4軒目はデーンズボワー・レーンからデーンズボワー・クローズに入ったM−Eガーデンだ。"Wildlife friendly with a pond"と説明している。
仲良くテラスのデッキチェアーに寝そべって陽に当たっているカップルが迎えてくれる。「挨拶をするとどうぞご自由に」と構ってくれる様子がない。
コーナーに椅子があり、その肘掛けを利用してお茶を置く台が手作りしてある(写真上左)。「ナイスアイディアですね、真似させてもらいます」と伝えると 「どうぞどうぞ。午前中はあそこが日当たりが良いんだ。午後はここさ。雨が降る日はあそこさ」と指をさしたのはサマーハウスだ(写真上中)。 「いつもガーデンですか?」と訊ねると「休日は一日中ガーデンで過ごすよ」とのことだ。蚊がいないイギリスならではのことだが、 そのライフスタイルが好きだ。サマーハウスには湯沸かし器やラジオ、本も置いてあった。
"Wildlife Friendly"と謳うようにバードフィーダー(写真上右)があったり、大きな樹木があり、ガーデン全体がナチュラルな雰囲気だ(写真下左)。
池は周囲も水面も植物が豊富だ。野生の鳥や虫が集まってくることだろう。かといって、手入れがされていないという訳ではない。 あくまでも、自然に見せているということだ。ナチュラル・ガーデンの真髄だ。

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出入り口で先程から幾つかのガーデンで顔を合わせているカップルと擦れ違う。「日本からですか?」と声をかけられる。「私達は先週日本から戻ったところです」と言う。 驚いて事情を聞くとお嬢さんが日本人の歯科医師と結婚して北海道に住んでいるという。今回は3度目の訪日で北海道を拠点に金沢など45日の旅だったという。
記念に写真を撮らせていただく(写真右)。私のカメラを見て「同じソニーだ」と自分のカメラを見せ「ヨドバシカメラで買った」と言う。 「ミートゥー」と変なところで話が弾む。
そこで思いがけない発言がある。「私達も毎年このオープン・ガーデンに参加しているのだが、今年は旅から帰ったばかりで準備ができなかった。 けれども、良かったら私達のガーデンもご覧ください」と言ってマップに印をつけてくれた。(上掲マップのグリーンのマーク)
「ご親切ありがとう。時間があったら寄らせてもらいます」とその場は別れる。

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次はM−Fガーデンだ。"A small family garden with some interesting planting."と説明している。ここでも女性の出迎えだ(写真上右から2枚目)。
ハウスの壁をアブチロンとジャスミンが行儀良くクライムしている(写真上右)。アブチロンの色がなかなかシックだ。
バックヤードに導かれる。表通りからは想像もつかない植栽の厚さだ(写真下左)。女性は熱心に植物のレクチャーをしてくれる。それは妻に任せて私は撮影あるのみ。
パーゴラにはピンクと白のつるバラが重たげに茂っている(写真下中)。左からフクシア、ムスクマロー、ガクアジサイのコラボも爽やかだ(写真下右)。

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上ジャスミン、左セージ、右アブチロン(写真下左)。ガクアジサイ(写真下左から2枚目)。鮮やかに咲いている。

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6軒目はM−Dガーデンだ。"A Tranquil garden around a pond with varied plants and vegetables. Advice from a Master Gardener."とある。
多くの人で賑わっている。ここは"Potter Cottage"というB&Bなのだ。オープン・ガーデンのゲストにトイレとピクニックの提供もしてくれるようだ。 (このサービスは他にも2軒あるとマップに載っている。オープン・ガーデンとしての質の高さが窺える)
B&Bだから大きなガーデンだ。大きく2つに分かれており、そこここにオーナメントが立っている(写真上右2枚)。 その2つをパーゴラが繋ぐ(写真下右)。"Master Gardener"がついているだけにしっかりした設計だ。

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テラスはガーデンより一段高くなっており、食事やお茶をしながらガーデンが見下ろせる。素晴らしい眺望だ(写真下左)。 その階段もコンテナやレリーフで飾られている(写真上左、中)。
ガーデン奥には池がある。素晴らしいカラースキムだ。左から右へと植物の高さが低くなっていくデザインだ(写真下中)。 左に背丈のあるグラスを配し、その足元のホスタの白い花とヒューケラの赤い葉が印象的だ。真ん中辺りは花菖蒲など針形の葉の植物が集まっている。 水面には赤い睡蓮が咲いている。右の方にはタイムかセダムか匍匐性の植物が植えられている。
池の端にガラス製のトンボのオーナメントがある(写真下右)。B&Bのオーナーはノーフォーク・ブローズでのカヌーのインストラクターもしている。 ブローズには保護されているトンボがいるのだそうだ。それを示しているのだろう。

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一角にはキッチン・ガーデンもある。入口のウイローのゲートが面白い(写真下左)。花は日本でも見かけるが名前がわからない花があったので、 ホステスに尋ねたところ、「どこかにラベルがあったわね」と探してくれたが見つからない。「分からなければ結構です」と言ったが、 「待ってね。図鑑で調べるわ」と家に入っていった。暫くして「分かったわ」と図鑑を持ってくる。メモを出すとご丁寧に自ら記してくれた。 「ありがとう。今度この村に来る時はお宅に泊まります」と約束して辞去する。

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ヤーマス・ロードのM−Iを訪ねる。これまでの中で最も大きなお館だ。"Don't miss this delightful garden in a dell with many contrasting areas."とある。
車寄せサークルのヘッジの緑が美しい。バラも見事な株で大きな花をつけている。玄関ポーチや壁を伝う藤などのクライマーも緑鮮やかだ(写真上右)。
お館の東側が谷になっていてエバーグリーンの芝の広場が緩やかなうねりを打って広がっている。その芝が切られて趣の異なる植栽が施されたベッドが点在する(写真下)。 このガーデンもパーキングとピクニックエリアを提供している。芝にシートを広げ飲食する人の姿も見られる。ここはプロの手が入ったガーデンだ。

ここで再びヨドバシのカップルから声が掛かる。「家による時間はありますか?」と。先程から“もう一度お誘いがあったら、 後の予定はキャンセルして遠慮なくお邪魔しよう”と相談していたので「喜んで」と応じる。「じゃあ、これから家に帰って準備するから、 あなた達は11番、12番のガーデンを見てから家に来なさい」と地図で再確認して去った。

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8軒目のM−Jの説明文は"Natural woodland planting with pond"だ。小さなガーデンだが濃密にナチュラルを意識した植栽がなされている。
しかし、オーナメントを多用したデザインで、厚く手が入っていることは一目瞭然だ。オーナーの姿は見えないが、 ガーデニングを楽しんでいる様子が手に取るようだ(写真下4枚)。

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M−Kは"Sunken garden, kitchen garden, flowers, shrubs and large lawn."と説明している。
入口でオーナーらしき男性がゲストに紙を配っている。受け取ってみると“クイズ”のようだ。ガーデンの各所に 番号札が付けられ、その植物の名前や特性をクイズにしているのだ。クイズは30項目もあり、 知識だけでは答えられないオーナーにしか正解が分からないようなプライベートな問題もあったりして、ゲスト同士で話し合ったりして皆楽しんでいる。 私たちは訪れることができなかったが、M−1Aガーデンでは聖歌隊(Choir)の合唱も催されているようだ。ゲストを楽しませ自らも愉しむスタイルが見える。
"Large Lawn"は大きな樹木に囲まれ広々として気持ちが良い(写真下左)。周囲の植え込みのシュラブにも見事なカラースキムが見られる(写真下中、右)。 全てが伸びやかだ。

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一方、テラスやサンクン・ガーデンなどハウス周りは石板を敷き詰めコンテナやオーナメントで飾ったり(写真上左)石板を切った花床に植栽を凝らしている。 写真上中のもみじをモチーフとしたガーデンは日本庭園を思わせる。コンパクトに良くまとめたものだ。
サンクン・ガーデンの壁周りの植栽もシュラブ、グラス、フラワーを取り混ぜた厚いが重くないすっきりした仕上がりだ(写真上右)。 サンクンガーデンの4隅に彫像が置いてある(写真下4枚)。少女と少年各2体ずつだ。左から2枚目の“花篭の養女”はマイガーデンの“フローラ”と 同じデザインだが、フローラの方が美人だ。クイズはギブアップを宣言してホストにお礼を言ってさよならする。

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出口でヨドバシのご主人が待っていてくれた。改めて自己紹介をしあい、ご主人のお名前は"Beris"、奥様は"Jan"と判明する。
自宅に着くとジャンも出てきて二人でガーデンを案内してくれる。入口のプレートは“サンザシ(hawthorns)の花と実”だ(写真下左)。 この土地を購入した時から生えていたサンザシをシンボルツリーとし、家号にしたという。 こちらでは家を生活に応じて買い替えることが多いので家号があれば郵便物などは姓名よりも家号の方が間違いないのだという。
敷地はA47(ヤーマス・ロード)のバイパスと旧道(こちらもヤーマス・ロード)の分岐の三角地帯だ。 周囲には大きな木を植えてあるが、車の騒音は激しいと嘆く。一時期の暴走族には悩まされたという。
樹木も樹高、樹形、樹皮色、葉色、葉形、葉質感などバラエティーに富んだ植栽だ(写真下中)。コニファーを保護する金網はうさぎの食害のためだという。 草花もうさぎに喰われて困るのだそうだ。旅行者の私達には可愛く見えるうさぎも立場変われば嫌われ者だ。
ガーデンのほとんどは芝生の広場だ。周囲にシュラブを主体とした植栽がなされている(写真下右)。赤い花はシモツケソウか?

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このガーデンにも池があった(写真下左)。お馴染みの睡蓮と花菖蒲が沢山植えられている(花菖蒲は日本通故かも知れない)。 ブロフィールドで10軒のガーデンを巡ったが、その内8軒に例え小さくとも池または噴水があった。 やはりガーデンに水のある光景は欲しいものだ。陽だまりでも何らかの形で何れはと模索し続けているところだ。
素晴らしいコニファーの植栽がある。手前に匍匐性のものを置き、徐々に背の高いコニファーを重ねてある。色合いも美しく考慮されている(写真下中)。

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サンルーム周りはテラスになっている。テラスへの階段下も草花で飾られている(写真上右、下右)。ホスタ、アジサイ、フクシアなどだ。 テラスにはコンテナに植えられたブッシュや草花、バードバスなどのオーナメントが見られる。
さて、一巡りしたのでお暇をと思ったら、お茶の準備をしてあるという。せっかくのご好意なので甘えることにする。 家に入る時は靴を脱いでスリッパに替える。日本流を取り入れているのだという。例により(こちら流)部屋を全部案内してくれた。
サンルームに落ち着いて日本の話に花が咲く。今年の金沢旅行を1冊の写真集にまとめてあった。帰国して1週間も経っていないのにいつ編集したのか、 ガーデンの手入れもそうだが、アグレッシブな方だ。今回が3回目の訪日で過去の京都、神戸、名古屋観光の写真集も作ってあった。
ここに移ってきたのもリタイアしてからで、まだ数年と言っていたから同世代だろうと思われる。現役時代はエンジニアだったようだ。 他にも日本のものをあれこれ出してきて思い出話をしてくれる。親日ぶりが見えて嬉しい。
クリムティーがサービスされた。「教会のクリムティーはまだでしょう? だからスコーンは1つにしたの」と言う(写真下中)。 「教会へは車で送るし、電話をしておくからゆっくりしてくれ」と言って教会に電話を入れてくれた。「日本からのお客さんを17時までにお連れするから、 ケーキを2人分キープして置いてください」と。恐縮です。
ジャンにお別れを言ってベリスに車で教会まで送っていただく。ベリスは教会のボランティアの皆さんに私達を紹介してくれた。 ボランティアから「紅茶のおかわりは? ケーキをもう一ついかが?」と歓待される。恐縮です。 この村にはオープン・ガーデンの日に再び戻ってくることだろう。きっと。

ノリッジのNGS登録のオープン・ガーデンも幾つか予定していたが、既に間に合わない。しかし、それに増して余りある体験ができた。 すっかり満足してビレッジ・サイン・ホッピングをしながら宿に向かうとしよう。

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ビレッジ・サイン NO.118  ブロフィールド(Blofield)

Village Signs Village Signs

先ずはブロフィールドのサインを探そう。ヤーマス・ロードとストックス・レーンの交差点に見つかった(写真下左2枚)。
デザインは極めてシンプルだ。黒いロートアイアンの枠の
トップに“ロゴのようなもの”、次に“村名”、“緑の葉1枚と赤い花2つ”、
その下に“1918−1968”以上だ。
"The Women's Institute (WI)"という組織がある。女性協会あるいは女性学会、砕けて言えば婦人会とでも言うのだろうか、 1897年にカナダで始まり英国では1915年に設立された。ブロフィールドでは1918年に始まり、ノーフォークでは最も古いのだ。 現在では英国で最も盛んで7000の支部に20万人の会員がいて英国で最も大きな女性ボランティア組織だ。
“1918−1968”はブロフィールドのWIの創立50周年を祝って村がサインを立てたことを表している。
緑の葉はカナダの象徴“メイプルリーフ”を表し赤い花は英国を表す“バラ”だ。
トップの“ロゴのようなもの”はWIを組み合わせたように見えるが、公式のものではない。あくまで私の勝手な思いつきだ。

ビレッジ・サイン 番外  ブランデール(Brundall)

ブロフィールドから南へ僅か1kmのブランデールのサインを求めて走る。ナビ子ちゃんが“目的地周辺”と言う前に ザ・ストリートとザ・デイルズのT字路にサインを見つけた(写真下3枚)。
ビレッジ・サインではないようだ。調べるとブランデールとフランスのモールクール(Maurecourt)の姉妹都市記念サイン(Twinning Sign)だった。
モールクールはパリの北西25kmに位置し、セーヌ川の支流の流れる街だ。写真下中の縦型紋章は正に モールクールの紋章だったのだ。青い斜めのラインは“川”を示しており、 特産の“ブドウ”や“麦”を“帆船”で運んでいたことを示しているのだろう。"Jumelee avec Brundall"はフランス語で“ブランデールと姉妹都市を締結”という意味だ。
写真下右は裏面でモールクールの紋章をモチーフにブランデール村を表しているようだ。(何処にもそういった情報はない。あくまでも推測だ) 青と黄色の縦縞を横にすると川(青)と陸(黄色)が“ブローズ”を表しているように見える。青い斜めのラインが”蛇行している”のも“ブローズ”らしく見える。 そのブローズを“ヨット”や“クルーズザー”が行き交う様子を描いている。(素晴らしい推測だ)
ブランデールとモールクールの姉妹都市は1980年に結ばれ、記念サインは1983年に立てられたものだ。

Village Signs Village Signs Village Signs

ビレッジ・サイン NO.119  ブランデール(Brundall)   NO.120  ブロフィールド・ヒース(Blofield Heath)

本来のブランデールのビレッジ・サインはザ・ストリートを400mほど西に進んだフィンチ・ウェイのラウンドアバウトにあった(写真下左2枚)。
図柄は背景に“ブローズ”に浮かぶ“ウェリー船(Wherry)”が2雙。岸辺には“建設中のガレー船(galley)”が見える。ブランデールに侵攻した古代ローマ人は ヤー川(River Yare)岸を造船のセンターとしたらしい。ブランデールではローマ人の邸宅の跡や陶器類の破片などが多く出土しているという。
Brundallという名前はイタリアの南東部にある港町"Brindisi"に由来しているという。そういった歴史を物語るサインなのだ。

ブロフィールド・ヒースはブランデールからブロフィールドを挟んで北に約3kmある。 ウッドバストウィック・ロードとカーダンス・クローズのT字路にサインを見つける(写真下右2枚)。
デザインはアイアンワークの枠の上下に“村名”がある。それに囲まれた黄土色の楕円の部分は牧草地でなく“畑”を示しているように思う。
畑の奥には小さな木4本で村の周りで見られる“森”を表しているのだろう。手前に特徴的な“大きな木が2本”ある。 そして畑では“トラクターが土地を耕している”。村の主産業が農業であること表しているのだろう。

Village Signs Village Signs Village Signs Village Signs

ビレッジ・サイン NO.121  リトル・プラムステッド(Little Plumstead)

この辺はブローズから少し離れ、農地が広がる中、小さな森もたくさん見られる。僅か1〜2km置きに小さな村が点在している。 ブロフィールド・ヒースから西へ1km余りでリトル・プラムステッドだ。村の中心部サルハウス・ロードの中央分離帯のグリーンにサインがあった(写真下左2枚)。
このサインについても情報は皆無だ。推理するところ、トップの“教会”は村の"St Gervase and St Protase"だろう。 3Dで表されている。そこからリボンが螺旋状に下がり、そこに“村名”が記されている。“2000”はミレニアムを祝して立てられたことを示しているのだろう。
サインの足元の植え込みが良く手入れされている。

Village Signs Village Signs Village Signs Village Signs

ビレッジ・サイン NO.122  ペダム・グリーン(Pedham Green)

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ランワース(Ranworth)に向けてペダム・ロードを走っているとヘンブリントン(Hemblington)のハムレットであるペダム(Pedham)のビレッジ・サインを見つける(写真下右)。
一般的なビレッジ・サインとは異なる。番外にするべきか悩ましいところだ。
このサインに関する情報は絶無だ。(皆無の上を行く 時間を失った)
デザインは深い森の中に落ちる滝の風景のようだ。森の木々の描き方が緻密だ。葉っぱを大きくアップで描いているがその意味は不明だ。
さて、滝であるが、手を尽くしても情報のかけらにも行き当たらない。サインのある森の北にブローズに繋がるそこそこの池がある。 その池に流れ込む川に滝があるのかもしれない。イギリスでは少しばかりの落差でも“滝”と呼んでしまうのだ。


ビレッジ・サイン NO.123  ランワース(Ranworth)

ペダム・グリーンからローカルロードを北へ3km余りでランワースの村に着く。村の入口に教会(Church of St Helen)があり、 その境内の外に小さな彫像が立っていた(写真下左)。教会はその歴史を1370年に遡り、"The Cathedral of the Broads"と謳われる堂々たるものだ。 彫像は1960年に亡くなった"Anne Cator"のメモリアルと彫られているが、詳しくは分からない。小さいながら存在感がある。
教会から400m西に進むとザ・ヒルとファーム・レーンの交差点にビレッジ・サインがあった(写真下中2枚)。
図柄は単純かつ大胆な構図で“船”、“教会”、“カモ”、“アオサギ”が並んでいる。両端にあるのは“茅”だろう。
船はブローズを通商のため行き交った“ウェリー船”であることは間違いない。教会は先ほどの“聖ヘレン教会”だ。 カモとサギ、茅はブローズの野生動植物を表現しているのだ。サインのすぐ脇はブローズの船着場でヨットやクルーザーが停泊している(写真下右)。

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ビレッジ・サイン NO.124  サウス・ウォルシャム(South Walsham)

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ランワースから南へ1km余り、ランワース・ロードとザ・ストリートのT字路にサウス・ウォルシャムのサインがあった(写真右)。
デザインは背景の緑の丘に“教会が2つ”と“風車が1つ”立っている。
手前の青いブローズに“帆船が1艘”と“戦士が1人”が描かれている。
2つの教会は同じ境内に建つ"Church of St. Mary""Church of St. Lawrence"を 表している。サインの左に描かれているのががSt. Maryで中央がSt. Lawrenceだ。St. Lawrenceは1827年の火災で焼け落ち、建て替えられたものだ。 サインに描かれているのは1971年まで残っていたというタワーの廃墟なのだろう。
水車は既に何度も登場しているブローズの“排水用水車”だろう。
船はバイキングの“ガレー船”を示しており。戦士はそれと勇敢に戦う“サクソン人”を表しているのだ。
このサインのオリジナルは1975年に立てられたが、腐食したため2012年に全く同じデザインで作り直されたものだ。

ホームフィールド・ゲスト・ハウス  Homefield Guest House

B&Bに帰り着いたのは19時だが、17時前にスコーンとケーキをいただいているのでお腹は空いていない。
この旅のお楽しみの一つであるシーフード料理はまだ満足したわけではないが、それを求めて出掛ける元気もない。旅の疲れが溜まっているようだ。
B&Bの並び4軒先にポスト・オフィス兼SPARがある。ここでワインとサンドウィッチ、生ハムを求めてB&Bのバルコニーで軽く済ませることにした。

Homefield Homefield Homefield

ケビンにただいまの挨拶をし、今夜は部屋で食事をする旨伝えると、ワイングラスやカテラリーの準備をしてくれた。 部屋に帰りしばらく休んだ後バルコニーに出たが気温が低い。風もあって寒くて室内に逃げ込む。室内から北海を眺めながらのんびり食事を楽しむ。
夏至直後の北海は暮れそうでなかなか暮れない。正に暮れ泥む空にパラグライダーが飛び始めた。もう21時というに、これからまだ遊ぼうというのだ。
こちらも飽くことなくパラグライダーの動きを眺め続ける。

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F.U写真集  F.U Photo Album

今年は妻のF.Uもデジカメを持参し、草花を中心に撮影した。花名を記したラベルなどの記録にも便利だったようだ。
自身が選んだ幾葉かの写真も毎日掲載させていただくことにした。どうぞご覧ください。

写真はすべてブロフィールド・オープン・ガーデンズ 左から順に
パーゴラ・ベンチ         手造りの味わいが嬉しい コンテナの見せ方も参考に
ハンギング・バスケット    屋根下で養生中 左はベゴニア・サザーランド 見事な花付き  右は赤葉のフクシア 珍しい
花の名は?           尋ねたら図鑑まで持ち出して調べてくれた Persicaria "Darjeeling Red"  薄いピンクのものが見つからない

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