第19日 7月6日(月) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程 Burnbank B & B --- Malleny Garden --- Inveresk Lodge Garden --- Dirleton Castle & Gardens ---
Tantallon Castle ---Preston Mill (Walking) --- Thistle Edinburgh
今日の走行距離 156 km
今日の万歩計 13,300 歩
今日の出発時気温 14 ℃
バーンバンクB&B Burnbank Bed & Breakfast
今日もよく晴れ上がって爽やかな朝だ。荷造りもすっかり手馴れたもので早々に出来上がる。
ブレック・ファストは昨日と同じフレッシュフルーツとヨーグルト、オレンジュジュース、ホットミールは好物4点セットとする。
相も変わらぬメニューだが、これが不思議に飽きない。それどころか待ちわびて出るなり飛びついて食べてしまい写真を撮り忘れたのだ。
昨日同席の親子はオークニー諸島からオートバイでツーリング中だという。今朝は男の子も沢山お喋りしてくれた。
お互いの旅の安全を祈り合いさよならする。
食後、B&Bのガーデンを散策する。散策というほど広くはないが、生垣を背に宿根草が羨ましいほどに生育したボーダー(写真下左・右)や
カラースキムのしっかりした樹木のコーナー(写真下中)などがある。
チェックアウトをするとラウンドリー代が入っていない。尋ねるとサービスだとのこと。チップを多めに渡し、礼を言う。
B&Bにとって初めての日本人ゲストだったと喜んでくれた。
マレニー・ガーデン Malleny Garden
今日の最初の訪問地はマレニー・ガーデンだ。
2005年、10年に次いで3回目の訪問だ。お馴染みの、四使徒(Four Apostles)が迎えてくれる(写真下左)。樹齢400年という巨大なイチイの木だ。
元々は12本あって十二使徒(Twelve Apostles)と呼ばれていたものが、現在は4本だけが残っているのだ。
しかし、刈り込みを怠っているのだろう、4本が一体化してしまっている(写真下左)。ヘッドガーデナーが変わったりするとこんな現象が起きる。
ナショナル・トラストらしからぬ醜態だ。ガーデニングにおいてメンテナンスを継続することの厳しさを思う。
本来の姿は05年訪問時の写真をご覧いただこう。
現在のハウス(写真下中)は1637年にジェームス・マレー 卿(Sir James Murray)によって建てられたものだ。
その後、幾多の持ち主を経て、1968年にナショナル・トラストに寄贈された。ハウスは一般公開されていない。
四使徒の北側に2つのビクトリアン・グラスハウス(Victorian Glasshouses)がある。白色のフレームが瀟洒な雰囲気だ(写真下右)。
四使徒のイチイの木を回り込んで西に進むと右側(北側)にフォーマル・ガーデンがある(写真下左・中)。 銅葉の潅木でヘッジされた5つのボックスから成っている。中央のボックスのアルケミラモリスの中に陽だまりのメインコンテナ“ローマの皇帝”と 同じコンテナが置かれている。植え込みは鮮やかなオレンジのバラだ。これは参考にしたい点だ。
フォーマル・ガーデンの西側にイチイの生垣で囲われたウォールド・ガーデン(Walled Garden)がある(写真上右、下左・中)。
全体の3分の2は芝生を敷き詰めてあり周りをボーダーが囲む。バラなど部分的に美しく咲いてはいるが、ここも手入れが行き届いていないと感じる。
残りの3分の1がベジタブル&ハーブ・ガーデン(Vegetable and Herb Garden)だ。
オーガニックで栽培されているというが、荒れていて写真も撮る気がしなかった。
ハウス周りを散策する。19世紀初頭に増築されたジョージ王朝風の建物はつる性植物に覆われている(写真上右)。
木立に囲まれて噴水があった(写真下左)。その隣の寂れた建物は鳩小屋(Dovecote)だ(写真下中)。珍しい形だ。
中には915の巣箱があるという。お決まりのサンダイアルも歴史を語る(写真下右)。
インバレスク・ロッジ・ガーデン Inveresk Lodge Garden
次はインバレスク・ロッジ・ガーデンだ。
ここも2005年、10年に次いで3回目の訪問となる。ナショナル・トラストのプロパティーでハウスは1683年に建てられたものだ。
受付はなく、オネスト・ボックスに料金を入れるシステムだ。会員の我々はフリーで入場できる。
ハウスは白い壁に黒い屋根、そして白い煙突が印象的だ(写真下中)。テラスにはラベンダー、ポピー、マーガレットなどが咲き乱れている(写真下左)。
テラスからガーデンへの階段脇のコンテナの植栽もよくコントロールされている(写真下左)。
テラスの一角がエドワード朝の温室(Edwardian Conservatory)に繋がっている。温室の中ではゼラニウムやフクシアが鮮やかな色彩を見せている(写真上右)。
そして、その一部は鳥小屋になっていて丸々太ったカナリアが歌を聴かせてくれる(写真下中)。
ここのガーデンは20世紀の初めに時の住人ご夫妻と4人のガーデナーが造り上げたものだが、第2次大戦中は菜園として使われるなどして、
ガーデンは廃頽してしまったのだ。1959年にナショナル・トラストに寄贈され、一人のガーデナーで管理できるよう再設計されたのが現在のガーデンだ。
緩やかな芝生の斜面を幾つかのエリアに区分けしてある。A6124沿いの壁際にシュラブ・ローズ・ボーダー(Shrub Rose Border)が走る(写真下左)。
ここは過去最高の仕上がりだ。ここもヘッドガーデナーが変わったのかもしれない。
上述のテラスの階段を下りたガーデンの芝生で幼児を連れたママが二人でピクニックをしていた(写真下中)。今11時、これからランチを楽しむのだろう。
こうして1つのガーデンで日がな一日楽しむのがイギリス流だ。私達のように1日に5ヶ所も回るのは「クレージー !」と笑われてしまうのだ。
ピクニックしている場所の手前に17世紀の重厚なサンダイアルが立っている(写真下右)。歴史を偲ばせる。
緑溢れるガーデンだ。樹齢何百年だろう巨大な樹木がたくさんある。ハウス前のクロッケー・ローンの南のブルー・ボーダーに巨大な柳がある(写真上右)。
その下に石製のコンテナがある。2頭の一角獣が鳥の描かれた盾を支えている図が刻まれている。貴族の紋章かもしれない。
2005年に初めて訪れた時、大きな木製でユニークなデザインのベンチが幾つもあって驚かされたものだ。
10年の歳月でそのベンチも朽ちてしまったのだろう。辛うじて1つだけ残っていたが、座るのは憚られるほどの傷み様だ(写真下左)。
一角にサマー・ハウスが建っている(写真下中)。サマー・ハウスの左手の壁の向こう側には未開な森(Wilder Woodland)が広がり、
野生の動植物が見られるという。
サンダイアルから始まるボーダーはホワイト・ボーダーだ(写真下右)。花色だけでなく、シルバー・リーフなど葉色も考慮している。
芝生に散っているのはシャクヤクの花びらだ。ローン・デイジーも可愛らしい。
ディレントン城 Dirleton Castle & Gardens
ディレントン城は2回目の訪問だ。
“世界で一番長いボーダー・ガーデン(World's Longest Herbaceous Border)”としてギネスブックに登録されているのだが、その印象が残っていない。
ディレントン城はゴルフの全英オープン(The Open)の開催コースの一つミュアフィールド(Muirfield)の東2km程の場所にある。
この辺りは30kmばかりの海岸線に10ものゴルフコースが犇めいている。いずれもスコットランド独特のリンクスコースだ。
メイン・ロードを進むと城の手前にフリーのパーキングを見つけ駐車する。小さな村なのに城の向かいにはホテルとインがある。
観光客やゴルフの客が多いのだろう。城、ホテル、インに囲まれたビレッジ・スクエアーは青々とした芝で覆われ幾つものベンチが取り囲んでいる。
素晴らしい環境の村だ。
城壁のタワーの隣のゲートを潜り、ヒストリック・スコットランドのメンバーズ・カードを提示して入場する。 目の前に“世界で一番長いボーダー”が広がっているが、お楽しみは後に残して、ビクトリア・ガーデン(Victorian Garden)に入る(写真上3枚)。 ここは1993年に18世紀の終わりから19世紀初頭のガーデンを忠実に再現して造ったものだという。 このグーグルの航空写真の左下に展開する 20m×60m程の細長い芝生の中に整形式に花床を切り、色取り取りの花壇を配したガーデンだ。その合間にトピアリーしたコニファーや モンキーパズルなどの樹木も植栽している。とてもシンプルで爽やかな印象を受ける。
待望のボーダー・ガーデンに入る。こちらは上述の航空写真の左上に見られるように長さは100mあるが、幅は広いところで50m、
狭いところは15m程で、“世界で一番長いボーダー・ガーデン”という割には小さなガーデンだ。
しかし、ダブルボーダーで挟まれた通路をぐるりと1周するだけで215mもある。これがギネスに記録されている距離だ。
その上、真ん中の芝生側からボーダーを楽しめば合計370mもの長さになるのだ。これが私が歩いた“世界で一番長いボーダー・ガーデン”だ。
素晴らしさは長さだけではない。その植栽がまた素晴らしい。高さと厚さがあり、それがうねるように伸びている。植物の海のようだ。 その波に乗せられるように先へ先へと導かれる。まるでサーフィンのようだ。歓声を何度上げたことだろう。
森の中を少し登ったところに城がある。城の起源は1240年にジョン・デ・ボー(John De Vaux)によって最初に城が築かれたことに始まる。
14世紀にはハリバートン家(Haliburton family)に渡り、16世紀の初めにはリヴェン家(Ruthvens family)の所有となり、
1650年ののクロムウェルの攻撃により大きな損傷を受ける。
1663年にニスベット家(Nisbet family)は城を買い取り、近くに邸宅を建てると共に、城の周りを公園にし、ガーデンやローンボウリング場を整備したのだ。
ゲートハウス(Gatehouse)へは橋を渡らなければならない(写真上左)。外観の保存状態は極めて良い。しかし、中に入るとかなり破壊されている(写真上中、下中)。
13世紀のデ・ボー家の居室が下左の写真だ。タワーのファースト・フロアーにある円形の部屋だ。この図のように
真ん中で生活し、周囲の小さな部屋をカーテンで仕切り寝室やクロゼットに使っていたという。
ハリバートン家が建てたグレート・ホールは屋根も落ち、すっかり廃墟だが、壁に刻んだ食器棚(Stone Buffet)はよく保存されている(写真上右)。
デ・ボー家の居室の屋根に上る。とても良い見晴らし(写真上右、下左・中)だ。下左の円錐形の山は"North Berwick Law"と呼ばれる丘だ。
氷河期にできたものだという。
上述の航空写真の右上に見えるのが16世紀の鳩小屋(dovecot)でスコットランドで最も保存の良いものだという(写真下右)。
その巣箱(Nesting Boxes)は1000以上あるそうだ。内部の写真は拡大写真からどうぞ。
帰り際にもう一度ロング・ボーダーを楽しむ(写真下3枚)。バラも満開だし、ラッキーにも最盛期に行き当ったようだ。
洗車 Car Wash
この旅の愛車は“レオン”、スペインの“SEAT”というメーカーの車だ。走行距離は19日目にして4000kmを超えている。よく動いてくれる。 まだ一度も洗車をしていない。ボディーカラーが黒だから汚れも目立ってきた。今日の日程には幾らか余裕もある。 ペトロールを入れた序でに洗車をする。ペトロールは1リットル=1.159ポンド=225円となる。円安が恨めしい。 洗車料は2.99ポンド=580円程で納得というところだ。綺麗になったレオンでスタート。
タンタロン城 Tantallon Castle
A198を東進すると左手にタンタロン城が
見えてくる。A198から取り付道路に入ると直ぐにパーキングがある。まだ城は大分先に見える。。ナショナル・トラストはプロパティーの保護のためだろう、
パーキングがプロパティーから離れているのが常だ。立派な道路が伸びているので先にもパーキングがあると踏んで進む。期待通りパーキングがあった。
タンタロン城は14世紀中頃にウィリアム・ダグラス(William Douglas)によって造られ300年に亘りダグラス家の居城となったのだ。
その間、1491年の ジェームズ4世、1528年のジェームズ5世、1651年のオリバー・クロムウェルの侵略を受け廃墟と化したのだ。
城はフォース湾と北海でほぼ三方を囲まれた断崖の上に立っている。残る一面も濠で守られていたようだ。その濠に架かる橋を渡ると唯一の入口である
"Outer Gate"がある(写真上左)。嘗ては立派なアーチ門であったらしいが、今は崩れ落ちている。
ゲートを潜ると芝を敷き詰められた城外の広場(Outer Ward)を経て壮大な城が見える(写真上中)。赤色の砂岩で造られた外壁(Curtain Wall)は厚さ4mもの強固なものだという。
緑の広場には聖書台(Lectern)スタイルの鳩小屋(Doocot)がある(写真右)。今日訪れたマレニー・ガーデンとディレントン城にも鳩小屋があった。
中世には鳩の卵と肉が貴重な食料だったことがわかる。
海から立ち上がる断崖は今日は穏やかな引き潮だが、自然の要塞であることが理解できる(写真下左)。陸側はより幅の広い濠で防御されていたのだ。
その濠に架かる橋を渡りゲート・ハウス(Gate House)に向かう(写真下左から2枚目)。続いてタワーのゲートがある(写真下右から2枚目)。
タワーは13m四方の正方形で高さ24m(4階建て)だったという(写真下右)。ゲートが狭いのは1528年のジェームズ5世の侵略の後、攻撃に備え狭くしたのだという。
1878年にはヴィクトリア女王が訪れたとゲートの上のプレートに刻まれている。
タワーを抜けると中庭(Inner Court)に出る(写真上右)。海側のカーテン・ウォールはほぼ落ちてしまっている。
中庭の広さは60m×40m程か、かなり広い(写真上中)。一角に井戸(Well)がある(写真上左)。深さは32m以上あり、城に水を供給していたのだ。
タワーに上る。素晴らしい眺めだ。南の海を見るとオックスロード湾(Oxroad Bay)の断崖が折り重なるように見える(写真下左)。
南に目をやれば、ダグラス・タワー(Douglas Tower 写真上右)、そして、その先にフォース湾に浮かぶ小さな岩島が見える。
バス ・ロック(Bass Rock)だ(写真下左から2枚目)。“世界の12野生生物の不思議(The 12 wildlife wonders of the world)”に数えられる島だという。
繁殖期のピークには15万羽のカツオドリの群れに覆われるという。拡大写真で見ると
Scottish Seabird Centreの白い建物が見られる。
タワー頂上から床の抜け落ちた地上を見下ろす(写真下右から2枚目)。思ったより高く感じられる。廃墟だけに胸がざわざわする。
中庭の片隅にあざみを見つけた(写真下右)。スコットランドの国花だが、何故かもの悲しさを感じるのは強者どもが夢の跡の廃城ゆえだろう。
プレストン・ミル(散策) Preston Mill (Walking)
タンタロン城から南に15分でプレストン・ミルに到着する。
ここもナショナル・トラストのプロパティーだ。メンバーは入場無料は助かる。
16世紀から始まる粉挽き用の水車(Water Flour Mill)だ。現在の建物は18世紀のものでスコットランドで最も古いものだという。
とりわけ目を惹く赤いとんがり屋根の建物(写真上3枚)は乾燥窯(Kiln)だ。肝心の水車は隣にある(写真下左)。1959年まで使われていたという。
ここは“アウトランダー”というテレビドラマの舞台となったことで有名になったらしい。内部は10名以上の予約によるガイドツアーのみだが私達の目的は別にある。
この周辺のタイン川(River Tyne)沿いの散策が面白いとの情報があったのだ。この辺りは"The John Muir Way"
という215kmに及ぶ散策コースの一部となっているらしい。直前に訪れたタンタロン城を始めこの旅で訪れた場所を幾つも通っているようだ。
タイン川は子供の頃遊んだ小川を思い出させる護岸工事がなされていない手つかずの流れだ(写真上中)。
ここではカワセミ やアオサギからカワウソまでも見つけることができるとの情報だが、残念ながら今日はお目にかかれなかった。
その代わりに、道端の名も知らぬ草花が美しい。様々な色や形が楽しめる。しばしば足を止めて見入る。
途中でまたしても鳩小屋に出合う。"Phantassie Doocot"だ(写真下右)。16世紀のもので蜂の巣形(Beehive shaped)だ。544匹分の巣箱があるという。
普通の蜂の巣形とは少し違う。屋根が馬蹄形(Horseshoe shaped)になっているのだ。裏から見た写真は拡大写真からご覧あれ。
シスル・エジンバラ ザ・キング・ジェームス Thistle Edinburgh The King James
実は今日は私達の46回目の結婚記念日なのだ。そこで記念にスコティッシュ・ショー・"Jamie's Scottish Show"を楽しもうということで
ホテル・シスル・エジンバラ(Thistle Edinburgh The King James)を選び予約したのだ。(この日にエジンバラ滞在となるよう全体の日程を調整した)
ショーは18時45分からなので17時にチェックインした。諸々の手続きを終え「ショーの会場はどこか?」と尋ねると「今日のショーは中止です」との返事だ。
おいおいそれはないだろう。「今日のショーを予約してある」とネット予約の写しを見せる。もちろん料金もカードで支払い済みだ。
返事は「ノープロブレム これは明日のショーに変更できます」だ。予約表のどこかに“通知なく中止することがある”と書かれているのだろうが、
ビジネスライクにお詫び一つなく「ノープロブレム」と言われると釈然としない。明日も宿泊するからノープロブレムだが、
今日だけ1泊だったらどうしてくれるのよ?
部屋に入って荷解きをして、さて、今夜のディナーは? そこはぬかりなし、エジンバラのグルメ情報もしっかり用意してある。
結婚記念日だけに、中でも最も高級なバルモラル・ホテルのハドリアンズ・ブラッスリーに予約電話を入れる。
バルモラル・ホテル(ハドリアンズ・ブラッスリー) Balmoral Hotel(Hadrian's Brasserie)
バルモラル・ホテルへはホテル・シスルから歩いて5分足らずだ。しかし、予約の19時前になって突然の大雨に見舞われる。
せっかくお洒落した足元が台無しだ。
バルモラル・ホテルはエジンバラでも高級ホテルの一つだが、
ハドリアンズ・ブラッスリーは“ブラッスリー”だから比較的カジュアルな雰囲気だ。お値段も“3コース £18.5”とリーズナブルだ。
(もちろんもっとお高いコースもあります) それでも流石にシェアーは遠慮することとし、別々に選んだメニューは
スターターに妻が ・ Pea & Mint Soup, Smoked Bacon Foam 私が ・ Smoked Mackerel Pate, Picked Cucumber, Sour Dough Toast
メインは二人共 ・ Pan-Seared Sole Fillet, Heritage Potatoes, Spinach, Wikd Mushroom になった。
46年、お互いの忍耐と寛容に乾杯する。こうして祝える幸せに感謝だ。金婚式まで後4年、何とか持ちそうだ。
程良い緊張感の中、美味しくいただく。デザートも共に ・ Rum Baba, Summer Berries, Creme Fraiche, Vanilla Sorbet を選ぶ。
窓から見える通りは嵐のような雨が吹き付けている。ホテルの庇の下で雨宿りする人々が大勢見える。ゆったりと2時間のディナーを楽しんで外に出ると
その雨も上がっていた。長続きしないのがイギリスの雨だ。明日もきっと晴れるだろう。そして、一時曇り、所により雨だろう。
F.U写真集 F.U Photo Album
今年も妻が撮影した写真を掲載させていただく。異なった視点からの写真も面白いかも知れない。
写真下左から
マレニー・ガーデン 樹高・樹形・葉形・葉色・花色のバランスが絶妙
インバレスク・ロッジ・ガーデン スコットランドの地形は高低差があるのでガーデンに厚みを与える
ディレントン城 フォーマルな中にもトピアリーの愉快な形が温かみを感じさせる
ディレントン城 ススキの茎と葉の縦のラインがボーダーのアクセントになっている
ディレントン城 手前から奥へそして左右隣り合う草花の背丈の違いが計算しつくされている
タンタロン城 廃城から眺める孤島 ペーソスを誘う
写真満載の旅行記をご覧ください
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