第21日 7月8日(水) 水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。
今日の行程 Thistle Edinburgh --- St Abb's Head National Nature Reserve (Walking) --- Lindisfarne Castle ---
Lindisfarne Priory --- Howick Hall Garden --- Bellevue House
今日の走行距離 156 km
今日の万歩計 31,200 歩
今日の出発時気温 13℃
シスル・エジンバラ ザ・キング・ジェームス Thistle Edinburgh The King James
今年の旅もいよいよ終盤に入った。今日はボーダー地方に向かう。ボーダーには何故か心を震わせ、胸をざわつかせるものを感じる。楽しみだ。
7時40分ダイニングに向かう。窓際の角の席を取る。外は冷たい雨の中、朝の混雑が始まり、バス、乗用車、歩行者が行き交う(写真右)。
雨に濡れた古都エジンバラはよりしっとりと落ち着いた雰囲気を感じる。
そんな様子を眺めながら温かいミルクティーをたっぷり頂きながらのフルスコティッシュ・ブレックファストは至福の時間だ。
今日は沢山歩く予定だ。いつもにも増してしっかり腹ごしらえをする。
支払いの段になって、朝食代40ポンドが請求されている。予約時は朝食代込みと思っていたのだが、さにあらずだ。しっくりしないが、致し方ない。
セント・アブス岬・国立自然保護区(散策) St Abb's Head National Nature Reserve (Walking)
今年の旅ではスコットランドの自然を求めてのウォーキングも一つのテーマだ。
セント・アブス岬・国立自然保護区の
ウォーキングの情報を得て、
グーグルのストリート・ビューで下見をしたところ“ここは行くべし”と即決した。
エジンバラから1時間余りのドライブで上述のウォーキングの情報の地図のネイチャー・センターのパーキングに到着する。
まだネイチャー・センターはオープンしていない。早速に"Discovery Trail"を歩き出す。セント・アブスの村では人っ子一人出会わなかった。
村を外れ牧草地の中を行く。早速出合ったのは羊さん。なだらかな牧草地で草を喰んでいる(写真上左)。いささか急な坂もある。
登っていくと道端でスコットランドらしい黒顔羊が「我領分に見慣れない顔の人間が闖入してきたな」という顔で眺める(写真上中)。
「ちょいと通してくだしゃんせ」とご挨拶して脇をすり抜ける。
その先ではうさぎも姿を見せた(写真上右)。車や人が通る道のすぐ脇だ。ここにはマグレガーさんはいないのだろう。
途中の小高い丘に寄り道をする。アブス村の方向を見遣ると"St Abbs Parish Church"が見える。その向こうの岬はアイマス(Eyemouth)の街だろう(写真上左)。 セント・アブス岬の方向には少し急峻な牧草地帯が見える(写真上中)。稜線に牛が1頭草を食む姿がある(写真上右)。
途中から"Lighthouse Loop"を北に進む。なだらかにアップダウンする遊歩道(ナショナル・トラストや灯台関係の車も時折通る)の先に海が見えてくる(写真上左)。
グーグルのストリート・ビューで見たブロードヘヴン湾(Broadhaven Bay)に違いない。美しいコバルトブルーに真っ白な波頭が美しい。期待に足が早まる。
ブロードヘヴン湾に最も近い崖上に到着した。ここはセント・アブス岬の西側、ブロードヘヴン湾からウェスト・イン・スライル湾(West in Thrile Bay)へと連なる
美しい海岸線だ(写真上中・右)。海水の色が美しい。透明感のあるコバルトブルーだが、単一ではない。
そのグラデーションをカメラに収めようと何度もシャッターを押すが、思うように再現できていない。もどかしい。
ここから岬までは急峻な道になる。先ほど車で追い抜いていったナショナル・トラストの女性スタッフが2人側溝に貯まった砂利を取り除いている。
小さな落石が貯まるのだろう。女性にはきつい仕事だろうが、にこやかに挨拶を送ってくれる。
岬の上に到着した。高いところでは90mという断崖だ(写真上左)。高所恐怖症の身では突端まで行って写真を撮ることができない。
断崖の岩場に沢山の海鳥が見える(写真上中)。この辺り一帯には3万羽のウミガラス(Guillemots)、3600羽のミツユビカモメ(Kittiwakes)、
1800羽のオオハシウミガラス(Razorbills)を始めヨーロッパヒメウ(Shags)、フルマカモメ(Fulmars)、セグロカモメ(Herring gulls)など
合わせて6万羽の海鳥のコロニーとなっているという。
また海にはアザラシ(Seal)や鯨(Whale)やイルカ(Dolphin)の姿も見られるというが、今はそれらしき姿は見当たらない。
灯台(Lighthouse)と霧笛(Foghorn)も見られる(写真上右)。灯台は1862年に建てられたもので現在も使われている。
霧笛は1876年に造られたものだ。スコットランドでは初めての霧笛だったが、1987年まででお役御免になっている。
瓦礫の中に美しい小さな黄色の花が咲いている(写真上左)。岬の上は風が強く手袋をして、フードを被りたくなる寒さだ。
"Lighthouse Loop"の灯台の先のルートは狭くて厳しそうだ。ウォーカーもあまり多くない。君子危うきに近寄らずだ。元来た道を引き返すことにする。
遠くの稜線に牛の群れが見える(写真上中)。見渡す限り手つかずの自然のように見える。長閑だ。しかし、眼下に見えるマイア湖(Mire Loch)は実は人工のものだ(写真上右)。
1900年頃にレクリエーション ・エリアとして開発され、釣り人のためのボートハウスを備え、9ホールのゴルフコースも造られたのだという。
しかし、ナショナル・トラストの管理下で現在はゴルフ場は元に戻され、湖は水鳥や渡り鳥の休息池となっているのだ。ナショナル・トラストの活動に敬意。
2時間の散策を終え元に戻る。ネイチャー・センターの周りはピクニック・エリアになっていていつの間にか家族連れで賑わっている。
ホリー・アイランド Holy Island
ホリー・アイランドは名前の通り島であるが、干潮時には道路を渡ることができるのだ。
干潮時間は島のホームページにも載っているし、島への出入り口にも表示されている(写真右)。
干潮時だけ道が現れるといえばフランスのモン・サン・ミシェル(Mont Saint-Michel)が有名だが橋が架けられて久しい。イギリス・コンウォール地方のセント・マイケル・マウント
(St Michael's Mount)も干潮時だけ道が現れるが、一般車は島に渡れない(徒歩のみ)。だから、海から現れた道を車で渡れるのは嬉しい。
この3つの島に共通しているのが修道院だ。修道士は人里離れた不便な場所で修業に励んだのだ。
A1からローカル・ロードに入り踏切を越え、暫く走ると"Lindisfarne Causeway"に入る。道路脇にはまだ海水が被っている(写真下左)。
今日の干潮時間は11時30分から18時41分と出ていたが、12時30分でも、所によってはまだ全面に水を被っている(写真下中)。
サイクリストに水を跳ねないように注意して追い抜く。
島には修道院の他に城がある。丘の上に建つ城がコーズウェイから見えてくる(写真下右)。ワクワクする。
リンデスファーン城 Lindisfarne Castle
パーキングに車を停め、リンデスファーン城を目指す。
ナショナル・トラストのプロパティーだ。城の起源は16世紀半ばに造られた砦だ。以来450年間、バイキングの襲撃、ジャコバイトの反乱、
イングランドとスコットランドの争いなどに晒されてきたのだ。19世紀の末には沿岸警備隊の見張り台として使われたりもしたという。
ロマンチックでありペーソスを誘う古城だ(写真下左)。
その後荒廃していたが、20世紀の初めにカントリー・ライフ誌(Country Life magazine)のオーナーのエドワード・ハドソン(Edward Hudson)が買い取り、
別荘(Holiday Home)として改装したものだ。改装には建築家のエドウィン・ラチェンス卿(Sir Edwin Lutyens)が携わっている。
城への登り道の脇や壁の脇に濃いピンクの野生花が咲き乱れている。どうやらナデシコの仲間のシレネ・アルメリアと思われる(写真下中・右)。
城内に入場する。室内の展示にはあまり興味がない。最上階まで登る。西の方向に小さなリンデスファーン港を隔てて小修道院が見える(写真上左)。
小修道院の廃墟の向こうに現役の教会"The Parish Church of Saint Mary the Virgin"の時計塔も見える(写真上中)。
南西の方向にオベリスクが2本立っている(写真上右)。1826年に建てられたものでリンデスファーン港へ出入りする船の道しるべだ。
そして、南の方向遥か遠くに大きな城の姿が見える(写真下左)。バンバラ城(Bamburgh Castle)だ。6世紀から始まるノーザンバーランド領主の城だ。
(詳しくは2010年の旅日記 5月25日を参照)
リンデスファーン城は1944年にナショナルトラストに寄付され、1960年代の後半から一般公開されてきたが、50年が経過し、
修理が必要となり今年の秋からしばらく入場できなくなるようだ。
ウォールド・ガーデン Walled Garden
エドワード・ハドソンが城を改装したのが20世紀はじめで建築家がエドウィン・ラチェンスとくれば、忘れられてならないのがガートルード・ジキル(Gertrude Jekyll)だ。
城の北側の牧草地の中に25m四方ほどの小さなウォールド・ガーデンがある。これがガートルード・ジキルがデザインしたガーデンだ。
壁に掛けられたプレートに"Gertrude Jekyll 1843 - 1932"、"designed this garden 1911"の文字が見られる(写真上中)。ジキルのデザイン画も展示してある(写真上右)。
ガーデンの中央にシルバーリーフ(ラムズイヤー)を多用したホワイト・ガーデンが配置され(写真下左)、周囲を比較的背丈のある宿根草で囲んでいる(写真下中)。
北面のベンチに座ると正面に城を仰ぐことができる(写真下右)。
それにつけても、地味なガーデンだ。これもジキルのガーデンとして理解できるが、壁にあるデザイン画の色合いはもっと華やかに見える。 草花の種類にしても"Gladiolus"、" SedumSweet Pea"、"Lavatera"、"Hollyhock"、"Delphinium"、"Phlox"、"Japanease Anemone"、"Heliantjhus"、 "Fucsia"、"Monaruda"、"Chrysanthemus"、"Stachys"、"Scabiosa"、"Poppy"、"Radbeckia"、"Godetia"、"Calendula"、"Crrysanthemum"、 "Clematis"、"Helianthus"などなどワクワクする花の名が見受けられる。壁際は"Vegetables"や"Rose"のコーナーになっている。 ナショナル・トラストのことだからいつかデザイン画に忠実に復元してくれることだろう。
フィッシュ・アンド・チップス Fish & Chips
城と修道院の間にフィッシュ・アンド・チップスの移動販売車が出ている。時刻は14時。小腹も空いたしいただくとしよう。
折悪しく行列ができている。オーダーの方法を観察しているとイギリス人の個人主義が垣間見える。前に並んでいたのは中学生と思われる女の子5人だ。
日本人なら待ってる間に相談して代表が「チップス3つとフィッシュ・アンド・チップス2つ」とオーダーするのだろうが、
こちらでは自分のことは自分でするのだ。1人ずつ順番にオーダーするのだ。一人分が出来上がって会計を済ませると次の子がオーダーをする。
だから、時間がかかる。こちらでは行列は当たり前。イライラしてはいけないのだ。
チップスを受け取るとそれぞれ銘々にお好みの調味料をたっぷり振りかけるのだ。調味料の種類は20種類くらい並んでいる(写真下中)。
右端にある赤い大きなポンプが誰もがかけるケチャップだ。
ようやく我々の順番が来る。フィッシュは注文があってから揚げるからさらに時間がかかるのだ。
熱っつ熱つの所にケチャップ、ワインビネガー、塩を振りかけいただく。大きい、美味い、完食。これが4.5ポンドだからリーズナブルだ。
リンデスファーン小修道院 Lindisfarne Priory
リンデスファーン小修道院に遣ってきた。
こちらはイングリッシュ・ヘリテージのプロパティーだ。
この小修道院は西暦635年にアイルランドからの修道士によって始まったという。しかし、793年のバイキングの襲撃を受け島を離れてしまったのだ。
12世紀に再び島に遣ってきて小修道院を建てたものが現在に残っているのだという。
廃墟の中で最も目を引くのがレインボー・アーチ(Rainbow Arch)だ(写真上の右部分、下中)。これは12世紀に建てられた修道院の身廊と翼廊が
交差する部分の塔(Crossing Tower)が18世紀に崩れ落ちた時に残った天井部分のアーチの残骸なのだ。
窓から城を望むことができる(写真下左)。城から見る沿岸の姿は12世紀の修道士が見たものと変わらないのだろう。
修道院の隣の広場に1つの像がある(写真下左から2枚目)。リンデスファーン小修道院の創始者の聖エイダン(St. Aidan)の像だ。司教を務め651年になくなっている。
聖エイダンの後の司教の聖カスバート(St. Cuthbert)の像は修道院の中庭にある(写真下左)。聖カスバートはノーザンバードの守護神と言われている。
小修道院の近くの住宅の壁がバラで覆われている(写真上右2枚、下3枚)。株元から見事に花がついている。こんな風に育てたいものだ。 目標がまた一つ増えた。
ホウィック・ホール・ガーデンズ Howick Hall Gardens
今日の日程表にはホウィック・ホール・ガーデンズとアニック・ガーデン(Alnwick Garden)nの
2つが残っている。時間的に1つしか回れない。アニック・ガーデンは05年と10年に訪れているが、ホウィック・ホールは05年以来になる。ホウィック・ホールを選択。
グレイ家(Grey Family)は1319年から当地を拠点にしている。中でも有名なのが1830年から1834年の間イギリスの首相を務めた第2代グレー伯爵(2nd Earl Grey)だ。
第2代グレー伯爵・チャールズは紅茶の“アール・グレイ”の創出者なのだ。チャールズが石灰分の多いホウィックの井戸水に合うよう中国茶にベルガモットという柑橘類の果実の
香りを加えた紅茶を考案させたものだ。それを伯爵夫人がロンドンの社交界に紹介し、それが人気を呼び広がったとのことだ。
メイン・ホールは1782年に建築家・ウィリアム・ニュートン(William Newton)の設計により建てられたものだ。
そして、第2代伯爵が家族の増加に伴い(伯爵夫妻は15人の子宝に恵まれたのだ)両翼にホールを増築し、メイン・ホールと四分円の建物でつなげたのが現在の姿だという。
この時、入口を北側に移し、南面にテラスを設けたのが現在のガーデンの原型となったのだ。
パーキング(北側)からホールに近づく。メイン・ホールと東翼ホールが見える(写真下左)。樹木に隠れているが右側に西翼ホールがあるのだ。
端整で大きなホールだ。エントランスの前には直径20m程の飾り気のない池がある(写真下中央)。
ホールの東西に"East Arboretum"と"West Arboretum"が広がっている。広さは65エーカー、東京ドーム6個分の広さに12500本の樹木が植えられているという。
余りに広くてチャレンジの意欲も湧かずパスとする。この植物園に面白いエピソードがある。第2代伯爵には15人の子供がいたことは述べたが、
伯爵はそれぞれの子供が10歳になった7月の最初の満月の夜、肝試しとして"East Arboretum"の散策路"Long Walk"を2.4km進んだ北海の海岸に咲く
ウメバチソウ(Grass of Parnassus)の花を採りに行かせたのだという。
ホールの周辺のテラスやボーダーガーデンとボグガーデンは第5代伯爵チャールズとマーブル夫人、そしてその娘のマリーによって
1920年から2001年にかけて大幅に改装されたものだという。
ボグガーデン(Bog Garden)はホールの北西に位置する。1991年に35m×15m程の小さな池を掘ることから始められ、世界中の水生植物を集めたという。 とても色鮮やかな植物が多い(写真上下)。目が覚めるようだ。
森の中を通ってホールの南側に回り込む。西翼ホールが見えてくる(写真下中)。ここには現在もホウィック卿ご家族がお住まいなのだ。
ホールの壁の西面は見事にコントロールされたバラや藤がクライミングしている(写真下右)。テラスにはたくさんの自然石のコンテナにアルパイン植物が咲き乱れている。
これも何時かは真似したい技法のひとつだが、浜松の気候では難しいかも知れない。
西翼ホールの南面、メイン・ホールの西面のスクエアーがホウィック夫人のプライベートガーデン(Lady Howick's Private Garden)だ。
ラッキーなことに今日は“オープンデー”となっていた。後で訪れる教会への寄付として1ポンドを料金箱に投入して入場する。
これが何とも衝撃的な美しさだ。ホールの壁にはこちらもクライマーの見事なコントロールが見られる。
そして、その前方には高くて厚いボーダーが巡らされている(写真上左・中)。ホールを繋ぐ四分円の建物の曲線が良い雰囲気をもたらす(写真上中)。
建物がない2つの面は生垣で囲われている。その脇もボーダーが走る(写真下3枚)。そのカラースキムに目を奪われる。
ガーデン・ファーニチャーも程よく配置されている(写真上左、下左・中)。
プライベートガーデンの中央は芝が敷かれた中にL字型に花床を切りボーダー・ガーデンが配されている(写真下中)。 両側から見られるように中央を高く、手前を低い植栽としてある。10年前に来た時にはこのガーデンはオープンしていなかった。 今が盛りのプライベートガーデンに出合えて幸いだ。
続いてテラス・ガーデンが現れる。1段目のテラスはメイン・ホールの前の美しい欄干に囲まれたテラスだが、“プライベート”で入れない。
2段目のテラスから撮影する。1段目と2段目のテラスの段差に沿ってボーダーが走る。美しい欄干が隠れないよう草丈の低い草木で使われている(写真下左)。
3段目のテラスは階段でメインホールと繋がっていて、中心に池がある。池の周りの植栽も見事だ(写真下中)。
4段目のテラスは芝生が敷かれている。同じく段差をボーダーが走っている(写真下右)。パンフレットには全てを総称して
テラス・ボーダー(Terrace Borders)と記されている。
息を呑むテラス・ボーダーの美しさ。
東翼ホール前(プライベート・ガーデンと対称の位置)のボーダーも素晴らしい(写真下3枚)。四分円の建物の曲線や窓の庇の曲線が効果的だ。
ホールの南東の森の中に教会がひっそりと建っている(写真下右)。"St Michael and all Angels Church"だ。1849年に建てられたものだ。
コンテンティッド・バイン Contented Vine
今宵から3泊のB&Bに到着したのは19時前だ。事前に到着予定時刻はケイタイで知らせてある。荷物を運び込みお勧めのレストランを尋ねると
「イチオシ」と教えてくれたのがコンテンティッド・バインだ。すぐに予約電話を入れてもらう。
「徒歩でも何分もかからない」と聞いてきたが、なかなか見つからず遠く感じる。ホースマーケット(Horsemarket)通りの奥まったところに店を発見。
大きなレストランだ。その店内がほぼ満席の賑わいだ。 オーダーはスターターに
・ Tempura Battered King Prawns with a lemon wedge and 'chefs secret' Chilli sauce を1品。 メインは
・ Markets Duo Fresh fish - Please ask staff for details と ・ Creamy Smoked Salmon, Greenland Prawn and Garden Pea Linguini の2品とする。
"Tenpura"の文字に惹かれてオーダーした天ぷらは絶品と言って良い。"lemon wedge"というだけあってお洒落な細工だ。
ウエーターに「美味しい」と褒めると「ここには日本で修行した料理人がいる」との返事だ。甘辛のチリソースがよく合う。
シェフのおすすめ魚料理は2種類の魚が皮はパリパリ、身はふっくらで美味い。付け合せも適量で嬉しい。リングイネ(写真がピンボケだが)は
サーモンとエビがゴロゴロ入っていて、クリーミーソースにパルミジャーノがマッチし美味だ。全て完食
味だけでなくなかなかモダンな雰囲気も気に入った。あさって金曜日は週末で混み合いそうなので19時で予約を入れる。
ケルソ Kelso
2時間のディナーが終わってもまだ明るい。ホースマーケットをウインドーショッピングしながらゆっくり歩く。
コーヒーショップの看板の下のハンギング・バスケット(写真下左)とウインドー・ボックス(写真下左から2枚目)の植栽はお揃いだ。
次のお店のハンギング・バスケットは異なる植栽だが色合いは似ている(写真下中)。どちらも伸びやかに生育している。
ホースマーケットとロックスボロー・ストリート(Roxburgh St)が交わるあたりがタウン・スクエアーだ。パーキングの仕切りの役割のコンクリートコンテナの
植栽も何種類かあって楽しい。いずれもビビッド・カラーだ(写真下右2枚)。メンテナンスの良さが分かる。
界隈のパブが賑わっている。明日はこの辺りのパブを紹介してもらおう。往きよりも帰りは早く感じるものだ。あっという間にB&Bに到着。
F.U写真集 F.U Photo Album
今年も妻が撮影した写真を掲載させていただく。異なった視点からの写真も面白いかも知れない。
写真下左から
セント・アブス岬・国立自然保護区 黒顔羊 人の数より羊の方が多いと言われるスコットランド それでも羊口密度 ? はゆったりしている
セント・アブス岬・国立自然保護区 緑の岬 コバルトブルーの海 白い波頭 吸い込まれそうな美しさだ
ホリー・アイランド ペーソス漂うリンデスファーン城
写真下左から
ホリー・アイランド リンデスファーン小修道院 赤い砂岩も歴史を重ね気品を感じさせる
ホリー・アイランド 民家の壁をクライミングするバラ 石壁ならではの雰囲気だ
ホリー・アイランド ウインドー・ボックスも石の壁と一体になっている
写真上下はホウィック・ホール・ガーデンズ じっくりご覧あれ
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